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ジョン・ジョン・モリナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・ジョン・モリナ
基本情報
本名 ファン・モリナ
通称 John John
階級 ライト級
身長 170cm
リーチ 170cm
国籍 プエルトリコの旗 プエルトリコ
誕生日 (1965-03-17) 1965年3月17日(59歳)
出身地 プエルトリコの旗 プエルトリコファハルド
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 59
勝ち 52
KO勝ち 33
敗け 7
引き分け 0
無効試合 0
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ジョン・ジョン・モリナ(John John Molina、1965年3月17日 - )は、プエルトリコ男性プロボクサーファハルド出身。元IBF世界スーパーフェザー級王者。初代WBO世界スーパーフェザー級王者。

来歴

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1984年モリーナはロサンゼルスオリンピックバンタム級で出場。初戦は5-0の完封勝ち。2回戦は2-3の僅差判定負けで敗退した。

1986年2月25日、モリーナはニュージャージー州アトランティックシティでプロデビューを果たし4回2-0の判定勝ちで白星デビューを飾った。

1987年5月24日、ルーペ・スアレスと対戦し自身初のKO負けとなる9回2分1秒TKO負けでキャリア初黒星。

1988年10月27日、カリフォルニア州サクラメントアルコ・アリーナIBF世界スーパーフェザー級王者トニー・ロペスと対戦し12回0-3の僅差判定負けで王座獲得に失敗した。

1989年4月29日、サンフアンWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦をファン・ラポータと行い、12回3-0の判定勝ちで初代王座になった。

その後WBO世界スーパーフェザー級王座を返上して1989年10月7日、アルコ・アリーナでIBF世界スーパーフェザー級王者トニー・ロペスと再戦を行い10回2分40秒TKO勝ちでWBOに続きIBFでの世界王座獲得に成功した。

1990年1月28日、アトランティックシティのトランプ・プラザ・ホテルで初黒星を付けられたルーペ・スアレスと対戦し6回2分43秒TKO勝ちで3年越しのリベンジと初防衛に成功した。

1990年5月20日、トニー・ロペスと3度目の対戦となるリマッチを行い、前回同様優位に試合を進めたに見えたが11回にダウンを奪われて形勢逆転を許し12回1-2の判定負けで、2度目の防衛に失敗し王座から陥落した。

1992年2月22日、南アフリカスーパーボールでブライアン・ミッチェルの返上で空位になったIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦をジャッキー・グングルザと対戦し4回2分56秒TKO勝ちで2年振りの王座返り咲きに成功した。

1992年8月22日、バヤモンのルーベン・ロドリゲス・コロシアムでフェルナンド・カイセロと対戦し4回38秒TKO勝ちで初防衛に成功した。

1993年2月13日、ルーベン・ロドリゲス・コロシアムでフランシスコ・セグラと対戦し8回2分24秒TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。

1993年6月26日、元IBF世界フェザー級王者マヌエル・メディナと対戦し12回3-0の判定勝ちでメディナの2階級制覇を阻止して3度目の防衛に成功した。

1993年10月9日、バーナード・ティラーと対戦し8回1分0秒TKO勝ちで4度目の防衛に成功した。

1994年1月22日、ウェールズカーディフのウェールズ・インスティット・オブ・スポートでフロイド・ハーバードと対戦し6回終了時棄権で5度目の防衛に成功した。

1994年4月22日、ネバダ州ラスベガスシーザーズ・パレスでグレゴリオ・バルガスと対戦し12回3-0の判定勝ちで6度目の防衛に成功した。

1994年11月26日、ルーベン・ロドリゲス・コロシアムでウィルソン・ロドリゲスと対戦し10回1分41秒KO勝ちで7度目の防衛に成功した。

1995年2月、モリーナはIBF世界スーパーフェザー級王座を返上。

1995年2月18日、MGMグランドでWBO世界ライト級王者オスカー・デ・ラ・ホーヤと対戦し判定まで粘るも12回0-3の判定負けで2階級制覇に失敗した。

1995年12月1日、インディオのファンタジー・スプリングスカジノでIBC世界ライト級王座決定戦をエドゥアルド・ペレスと行い6回TKO勝ちで王座獲得に成功した。

1998年5月9日、アトランティックシティのトランプ・タージ・マハールでIBF世界ライト級王者シェーン・モズリーと対戦し8回2分27秒TKO負けでまたしても主要4団体の2階級制覇に失敗した。

1999年1月16日、MGMグランドでIBF世界スーパーフェザー級王者ロベルト・ガルシアと対戦し12回0-3の判定負けで5年振りの王座返り咲きに失敗した。

1999年3月20日、ラスベガスのニューフロンティア・ホテルでWBCアメリカ大陸ライト級王者ルーベン・ナルバエスと対戦し7回1分6秒TKO勝ちで王座獲得に成功した。

2000年2月16日、FACARBOXスーパーフェザー級王者ファン・カルロス・スアレスと対戦し8回1分7秒TKO勝ちで王座獲得に成功した。

2001年5月5日、NABF北米・IBA世界ライト級王者ファン・ラズカーノと対戦し11回1分6秒TKO負けを最後に現役を引退した。

獲得タイトル

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  • WBO世界スーパーフェザー級王座(防衛0度=返上)
  • IBF世界スーパーフェザー級王座(防衛1度)
  • IBF世界スーパーフェザー級王座(防衛7度=返上)
  • IBC世界ライト級王座
  • WBCアメリカ大陸ライト級王座
  • FACARBOXスーパーフェザー級王座

関連項目

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外部リンク

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前王者
N/A
WBO世界スーパーフェザー級王者

1989年4月29日 - 1989年(返上)

空位
次タイトル獲得者
カメル・ブ・アリ
前王者
トニー・ロペス
IBF世界スーパーフェザー級王者

1989年10月7日 - 1990年5月20日

次王者
トニー・ロペス
空位
前タイトル保持者
ブライアン・ミッチェル
IBF世界スーパーフェザー級王者

1992年2月22日 - 1995年2月(返上)

空位
次タイトル獲得者
エディ・ホプソン