ジョン・レスリー (ポルノ男優)
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ジョン・レスリー John Leslie | |||||
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2007年AEEのジョン・レスリー | |||||
別名義 |
John Lestor、 Lenny Kent、 John Leslie Dupree、 John Leslie Dupré、 Louie T. Beagle、 Louis T. Beagle、 John Lesley、 John Lessly、 Frederick Watson | ||||
生年月日 | 1945年1月25日 | ||||
没年月日 | 2010年12月5日(65歳没) | ||||
出生地 | アメリカ合衆国・ピッツバーグ (ペンシルベニア州) | ||||
民族 | コーカソイド | ||||
職業 | ポルノ男優、プロデューサー、監督 | ||||
ジャンル | ハードコアポルノ | ||||
配偶者 | キャサリーン・ルーカス(1994年 - ) | ||||
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ジョン・レスリー(John Leslie、1945年1月25日 - 2010年12月5日)は、長年プロデューサー・監督としても活躍を続けたアメリカ合衆国のポルノ男優。ペンシルベニア州ピッツバーグ出身。Louis T. Beagle、John Leslie Dupre、Frederick Watsonなどともクレジットされた。
来歴
[編集]1973年に『Sensuous Delights』でデビュー以来、レスリーは約300本のポルノ映画に出演し、男優として多数の賞を獲得している。彼はセカ、ケイ・パーカー、アネット・ヘブン、クリスティ・キャニオンなど同時代の著名なトップポルノ女優たちと共演した。最も注目に値する出演作は『私に汚い言葉を云って (Talk Dirty To Me)』(1980年)、『先天性アクメニアン (Nothing To Hide)』(1981年)、『もっと汚い行為(こと)をして (Talk Dirty To Me, Part II)』(1982年)である。
彼は監督に転身したポルノ男優の草分けの1人であった。監督デビュー作は1987年の『ナイト・シフト・ナース/白衣の猥褻たち (Nightshift Nurses)』。以来レスリーは『トリー・ウェルズ/カメレオン・レディ (The Chameleon)』(1989年)、『媚獣伝説/キャット・ウーマン (Curse of the Catwoman)』(1992年)、『飼われた女 (Dog Walker)』(1994年)、『Drop Sex』(1997年)、更にシリーズものの『Voyeur』、『Fresh Meat』、『Crack Her Jack』など90本以上のポルノ映画を監督した。彼は監督としても数多くの賞を獲得している。最近の仕事の多くが、アダルトビデオにおける現在の流行に合わせた『Fresh Meat』や『Crack Her Jack』シリーズのような「ゴンゾ」ものではあるが、レスリーは長編映画、あるいは「セックスドラマ」も撮り続けている。ごく最近の2007年、彼はブリアナ・ラブ (Brianna Love) を全面に押し出した映画『Brianna Love: Her Fine Sexy Self』を監督した。
1970年代初め、彼はミシガン州南東に拠点を置くバンド、ブルックリン・ブルース・バスターズのヴォーカリスト兼ハーモニカ奏者だった。ブルックリン・ブルース・バスターズは直ぐに出世して、ジョン・リー・フッカーやヴィクトリア・スパイビー(彼らは「おねえ」と呼んでいた)の東海岸のショーでバックで演奏した。また1973年のアナーバー・ブルース&ジャズ・フェスティバルでスパイビーのバックバンドを務めた。同じ頃レスリーは、しばらくミシガン州アナーバー のバー「Mr. Flood's Party」でバーテンダーとしても働いていた。
レスリーはAVN殿堂[1]、 Legends of Erotica[2]、XRCO殿堂[3]のメンバーである。
受賞
[編集]男優として
[編集]- 1977年 AFAA 最優秀助演男優 『ネイクド・セックス (Coming of Angels)』[5]
- 1980年 AFAA 最優秀主演男優 『私に汚い言葉を云って (Talk Dirty To Me)』[5]
- 1980年 CAFA 最優秀主演男優 『私に汚い言葉を云って』[5]
- 1981年 AFAA 最優秀主演男優 『Wicked Sensations』[5]
- 1982年 AFAA 最優秀主演男優 『もっと汚い行為(こと)をして (Talk Dirty To Me, Part II)』[5]
- 1982年 CAFA 最優秀主演男優 『もっと汚い行為(こと)をして』[5]
- 1984年 AFAA 最優秀主演男優 『ハリウッド・スキャンダル/悦楽の昼と夜 (Dixie Ray Hollywood Star)』『ワイフ・スペシャル/堕ちる (Every Woman has a Fantasy)』(双方の映画で同時受賞)[5]
- 1985年 AFAA 最優秀助演男優 『タブー・セックス4/錯乱 (Taboo 4)』[5]
- 1985年 AVN 最優秀助演男優(映画) 『ファイヤーストーム/盲愛令嬢 (Firestorm)』[6]
- 1986年 XRCO 最優秀主演男優 『Every Woman has a Fantasy 2』[5]
- 1988年 AVN 最優秀主演男優 (映画) 『Firestorm 2』[6]
- 1988年 XRCO 最優秀主演男優 『タブー・クライマックス/獣芯 (Beauty and the Beast)』[5]
監督として
[編集]- 1987年 XRCO 最優秀監督(ビデオ) 『ナイト・シフト・ナース/白衣の猥褻たち (Nightshift Nurses)』[5]
- 1988年 XRCO 最優秀監督 『キャット・ウーマン/けもの技 (Catwoman)』[5]
- 1989年 AVN 最優秀監督(ビデオ) 『キャット・ウーマン/けもの技』[6]
- 1992年 XRCO 最優秀作品 『ワープ/背徳のメソッド (Chameleons: Not The Sequel)』[3]
- 1994年 XRCO 最優秀作品 『飼われた女 (Dog Walker)』[7]
- 1994年 XRCO 年間最優秀監督[7]
- 1995年 AVN 最優秀監督(映画) 『飼われた女』[6]
- 1995年 AVN 最優秀監督(ビデオ) 『Bad Habits』[6]
- 1997年 AVN Best All-Sex Release 『John Leslie's Fresh Meat 3』[6]
- 1997年 XRCO 年間最優秀監督[7]
- 1998年 AVN Best All-Sex Release 『John Leslie's Fresh Meat 4』[6]
- 1998年 XRCO 年間最優秀監督[7]
- 1999年 AVN Best All-Sex Release 『John Leslie's Fresh Meat 5』[6]
- 1999年 AVN 最優秀監督(ビデオ) 『The Lecher 2』[6]
- 2000年 AVN Best All-Sex Release 『The Voyeur 12』[6]
その他
[編集]文献
[編集]ニコラス・バルバーノ Nicolas Barbano 著『Verdens 25 hotteste pornostjerner(世界で最も人気の高い25人のポルノスター)』(デンマーク、ロシナンテ社 1999年 : ISBN 87-7357-961-0) 彼のために章が割かれている。
脚注
[編集]- ^ “AVN Hall of Fame” 2008年8月7日閲覧。
- ^ “Legends of Erotica” 2008年8月7日閲覧。
- ^ a b “XRCO Hall of Fame” 2008年8月7日閲覧。
- ^ Adult Legend John Leslie Remembered AVN News 2010-12-6
- ^ a b c d e f g h i j k l “Rame awards list” (英語) 2007年12月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “Past AVN Award Winners” 2007年12月31日閲覧。
- ^ a b c d “XRCO past winners” 2007年12月31日閲覧。