ジョー・イングレット
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州サクラメント |
生年月日 | 1978年6月29日(46歳) |
身長 体重 |
5' 10" =約177.8 cm 185 lb =約83.9 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 二塁手, 遊撃手, 三塁手, 左翼手, 右翼手 |
プロ入り | 2001年 ドラフト8巡目(全体246位)でクリーブランド・インディアンスから指名 |
初出場 | 2006年6月21日 |
最終出場 | 2011年5月11日 |
年俸 | $416,000(2010年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ジョゼフ・スティーブン・イングレット(Joseph Steven Inglett, 1978年6月29日[2]- )は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州サクラメント出身の元プロ野球選手(ユーティリティープレイヤー)。右投左打。愛称は"ブードゥー・ジョー(Voodoo Joe)"[3][4] 。
経歴
[編集]ネバダ大学リノ校ではライアン・チャーチ、ライル・オーバーベイ、チャド・クオルズとチームメイトだった[5]。2000年のドラフト8巡目(全体246位)でクリーブランド・インディアンスから指名され入団。
2006年6月21日に27歳でメジャーデビュー。この年は主に二塁手として64試合に出場して打率.284を記録。
2007年はマイナー暮らしが続き、インディアンスからウェーバー公示され、9月14日にトロント・ブルージェイズへ移籍した。結局この年はわずか2試合の出場に終わった。
2008年はアーロン・ヒル、スコット・ローレン、バーノン・ウェルズといった主力野手からユーティリティープレーヤーのジョン・マクドナルドに至るまで故障が相次いだため、イングレットの出場機会が増加した[3]。後半戦は主に「1番・二塁手」として活躍した。最終的に109試合(二塁で66試合、三塁で6試合、遊撃で2試合、外野で34試合)に出場して打率.297をマークした。
2009年はロースターに空きがなく、開幕をAAA級で迎えた。5月22日になってメジャーへ昇格したが、低打率に苦しみメジャーとマイナーを往復する日々が続いた。8月にアレックス・リオスが放出され、ライトのレギュラーをつかむチャンスだったが、ホセ・バティスタにその座を奪われた。
12月5日にウェーバーでテキサス・レンジャーズに移籍。しかしコルビー・ルイスの獲得に伴い2010年1月27日にミルウォーキー・ブルワーズへ再びウェーバー移籍。
2011年2月18日にタンパベイ・レイズとマイナー契約。3月27日にヒューストン・アストロズへトレード移籍するが、5月27日に解雇された。
選手としての特徴
[編集]内外野を問わず多くのポジションを守れる典型的なユーティリティープレイヤー。本職の二塁手以外に、遊撃手、三塁手、左翼手、中堅手、右翼手、指名打者での出場経験がある[6]。2008年までは二塁を守ることが多かったが、2009年は正二塁手アーロン・ヒルが打撃好調でポジションを不動のものとしたため、二塁での出場はなくなり、専ら外野手での起用となった。
長打力はないが、俊足巧打が持ち味で2008年は109試合の出場で打率.297をマークした。マイナーリーグでの通算で3割を超える打率を残している。盗塁成功率も高く、通算では8割を超える。
年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2006 | CLE | 64 | 222 | 201 | 26 | 57 | 8 | 3 | 2 | 77 | 21 | 5 | 1 | 5 | 1 | 14 | 0 | 1 | 39 | 1 | .284 | .332 | .383 | .715 |
2007 | TOR | 2 | 5 | 5 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .600 | .600 | 1.000 | 1.600 |
2008 | 109 | 385 | 344 | 45 | 102 | 15 | 7 | 3 | 140 | 39 | 9 | 2 | 8 | 1 | 28 | 0 | 4 | 43 | 5 | .297 | .355 | .407 | .762 | |
2009 | 36 | 99 | 89 | 11 | 25 | 4 | 1 | 0 | 31 | 6 | 3 | 1 | 1 | 0 | 8 | 0 | 1 | 21 | 0 | .281 | .347 | .348 | .695 | |
2010 | MIL | 102 | 160 | 142 | 15 | 36 | 8 | 5 | 1 | 57 | 8 | 1 | 0 | 0 | 1 | 15 | 0 | 2 | 34 | 1 | .254 | .331 | .401 | .733 |
2011 | HOU | 20 | 27 | 27 | 3 | 6 | 1 | 0 | 0 | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | .222 | .222 | .259 | .481 |
通算:6年 | 333 | 898 | 808 | 100 | 229 | 36 | 17 | 6 | 317 | 77 | 19 | 4 | 14 | 3 | 65 | 0 | 8 | 144 | 7 | .283 | .342 | .392 | .734 |
年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010 | MIL | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 3 | 1.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.00 |
通算:1年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 3 | 1.0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.00 |
脚注
[編集]- ^ “Milwaukee Brewers 2010 Player Salaries and Team Payroll” (英語). ESPN.com. 2010年10月16日閲覧。
- ^ https://www.mlb.com/player/joe-inglett-446928
- ^ a b Jordan Bastian/MLB.com,08/25/08,nglett thriving under pressure,bluejays.com(英語),2009年9月2日閲覧
- ^ Jordan Bastian/MLB.com,03/19/09,Inglett might miss out, barring injury,bluejays.com(英語),2009年9月2日閲覧
- ^ Joe Inglett: Biography and Career Highlights",MLB.com(英語),2009年9月2日閲覧
- ^ Joe Inglett Statistics and History,Baseball-Reference.com(英語),2009年9月2日閲覧