ジョー・ブラックをよろしく
ジョー・ブラックをよろしく | |
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Meet Joe Black | |
監督 |
マーティン・ブレスト (アラン・スミシー) |
脚本 |
ボー・ゴールドマン ケヴィン・ウェイド ロン・オズボーン ジェフ・レノ |
製作 | マーティン・ブレスト |
製作総指揮 | ロナルド・L・シュワリー |
出演者 |
ブラッド・ピット アンソニー・ホプキンス |
音楽 | トーマス・ニューマン |
撮影 | エマニュエル・ルベツキ |
編集 |
ジョー・ハッシング マイケル・トロニック |
製作会社 |
シティ・ライト・フィルムズ ユニバーサル・ピクチャーズ |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ UIP |
公開 |
1998年11月13日 1998年12月19日 |
上映時間 |
181分(オリジナル) 129分(アラン・スミシー版) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $90,000,000[1] |
興行収入 | $142,940,100[1] |
配給収入 | 14億円[2] |
『ジョー・ブラックをよろしく』(原題:Meet Joe Black)は、1998年のアメリカ映画。
1934年の映画『明日なき抱擁(en:Death Takes a Holiday)』を元にしている。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ジョー・ブラック/コーヒーショップにいた青年 - ブラッド・ピット(宮本充)
- ウィリアム(ビル)・パリッシュ - アンソニー・ホプキンス(山内雅人)
- スーザン・パリッシュ - クレア・フォーラニ(山崎美貴)
- ドリュー - ジェイク・ウェバー(松本保典)
- アリソン・パリッシュ - マーシャ・ゲイ・ハーデン(弘中くみ子)
- クインス - ジェフリー・タンバー(有本欽隆)
あらすじ
[編集]数日間の休暇と称してニューヨークに現れる死神。ある青年(ブラッド・ピット)を交通事故に合わせ、その身体を乗っ取った死神は、ガイド役の人間として、熟年のビル・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)を指名した。青年に会って驚くビルの娘スーザン(クレア・フォーラニ)。彼は、スーザンがその日の朝に出会い、名も知らぬまま一目惚れした相手だったのだ。
ビルは一代で大企業を築き上げた豪胆な人物だった。寿命が尽きたが、ガイドをすれば数日間は生きられると聞き、冷静に受け入れるビル。死神を咄嗟にジョー・ブラックと名付けたビルは、家族に「友人だ」と紹介し、会社の役員会議も見物させた。謎の青年を親しげに連れ歩くビルに戸惑う役員たち。青年の中身が死神だと知らないスーザンは、様子がおかしいと感じつつ、ジョーへの想いを募らせて行った。
ビルの会社の重役であるドリューは、ある企業との合併話を進めていた。合併先と密約を交わし、合併後にビルの会社を切り売りして、大金に変える思惑のドリュー。何も知らないビルだが、合併先の社風を嫌った彼は、社長の権限で合併話しを打ち切った。窮地に陥ったドリューは、ビルが謎の青年に支配されていると主張して、社長の解任を役員会に認めさせた。
スーザンとの仲が深まり、初めて愛を知るジョー。孤独な死神に戻りたくないジョーは、スーザンを連れて行くと言う。それは愛ではないとビルに諭され、スーザンを諦めるジョー。置き土産としてジョーはドリューの悪巧みを暴き、ビルの会社は救われた。盛大な誕生パーティーの夜、これ迄の人生に満足して、ジョーと共に会場を後にするビル。不安を覚えて二人を追うスーザン。そんな彼女の前に、人間に戻った"青年"が、生きた姿で現れた。
出典
[編集]- ^ a b “Meet Joe Black (1998)”. Box Office Mojo. 2010年8月29日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)586頁