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ジョー・ペリー (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ジョー・ペリー』
ジョー・ペリースタジオ・アルバム
リリース
録音 ボーンヤード・スタジオ
ジャンル ハードロックブルースロック
時間
レーベル ローマン・レコード/コロムビア・レコード
プロデュース ジョー・ペリー、ポール・カルーソ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 110位(アメリカ[2]
  • ジョー・ペリー アルバム 年表
    いつまでも熱く(ジョー・ペリー・プロジェクト名義)
    (1983年)
    ジョー・ペリー
    (2005年)
    ハヴ・ギター、ウィル・トラヴェル
    (2009年)
    テンプレートを表示

    ジョー・ペリー』(Joe Perry)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ジョー・ペリー2005年に発表したスタジオ・アルバム。ペリーのソロ・プロジェクトとしては通算4作目のアルバムに当たる。

    背景

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    ペリーはエアロスミスを一度脱退した後、1980年代に「ジョー・ペリー・プロジェクト」名義で3作のアルバムを発表してきたが、その後エアロスミスに復帰し、本作は22年ぶりのソロ・アルバムとして発表された[1]。共同プロデューサー兼ドラマーのポール・カルーソは、エアロスミスの『ジャスト・プッシュ・プレイ』(2001年)、『ホンキン・オン・ボーボゥ』 (2004年)でレコーディング・エンジニアを務めてきた[3]。収録曲のうち11曲はペリーのオリジナル曲で、「クリスタル・シップ」はドアーズのカヴァー、「ヴィジランティ・マン」はウディ・ガスリーのカヴァーである[4]

    当初はアメリカ盤が2005年3月29日、日本盤が4月6日に発売予定だったが、最終的には両国とも5月に延期された[1]

    反響・評価

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    アメリカでは2005年5月21日付のBillboard 200で110位を記録したが、翌週にはチャート圏外に落ちた[2]。収録曲「メルシー」は、第48回グラミー賞において最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[5]

    Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「ここ最近のエアロスミスのレコードよりもハードにロックしており、いかにもワン・マン・バンドのプロジェクトといった響きになることは滅多になく、まあまあ楽しめるレコードである」と評している[6]

    収録曲

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    特記なき楽曲はジョー・ペリー作。#9. #13.はインストゥルメンタル[7]

    1. シェイキン・マイ・ケイジ - "Shakin' My Cage" - 4:13
    2. ホールド・オン・ミー - "Hold on Me" - 4:41
    3. プレイ・フォー・ミー - "Pray for Me" - 4:07
    4. キャント・コンペア - "Can't Compare" - 3:52
    5. ロンリー - "Lonely" - 4:50
    6. クリスタル・シップ - "Crystal Ship" (Jim Morrison, Ray Manzarek, Robby Krieger, John Densmore) - 2:42
    7. トーク・トーキン - "Talk Talkin'" - 3:33
    8. プッシュ・カムズ・トゥ・ショーヴ - "Push Comes to Shove" - 3:39
    9. トワイライト - "Twilight" - 3:36
    10. テン・イヤーズ - "Ten Years" - 4:35
    11. ヴィジランティ・マン - "Vigilante Man" (Woody Guthrie) - 3:32
    12. ダイイング・トゥ・ビー・フリー - "Dying to Be Free" - 3:40
    13. メルシー - "Mercy" - 4:22

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    1. ^ a b c d エアロスミスのジョー・ペリー、22年振りのソロ作”. CDJournal. 音楽出版社. 2020年7月15日閲覧。
    2. ^ a b Joe Perry Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2020年7月15日閲覧。
    3. ^ Paul Caruso | Credits | AllMusic
    4. ^ Baltin, Steve (2005年2月4日). “Joe Perry Goes Solo”. Rolling Stone. 2020年7月15日閲覧。
    5. ^ Joe Perry - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2020年7月15日閲覧。
    6. ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Joe Perry - Joe Perry”. AllMusic. 2020年7月15日閲覧。
    7. ^ 日本盤CD (SICP-763)歌詞カード