スギタニルリシジミ
表示
スギタニルリシジミ | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
吸蜜中のスギタニルリシジミ
| ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Celastrina sugitanii Matsumura, 1919 | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
スギタニルリシジミ | ||||||||||||||||||||||||
亜種 | ||||||||||||||||||||||||
|
スギタニルリシジミ(学名:Celastrina sugitanii)は、チョウ目シジミチョウ科に分類されるチョウの1種。
概要
[編集]草地をちらちら飛んでいる灰色のチョウ、という印象が強いシジミチョウ科の“ブルー”であるが、本種だけはその中で目立たないながらもかなりの人気と魅力を持っている。春4、5月のみの発生。
食樹はトチノキ科のトチノキ(ただし、近縁種の多くと同じく、葉ではなく「花」を食べる)。近縁種ルリシジミより色が濃く、食樹の制約からやや山地性である。年1化のみで、蛹で越冬する。
成虫はオオイヌノフグリ、カタクリなどの花に訪れる。数匹が鳥糞に群がってミネラルを補給する姿もしばしば見られる。
種の保全状況評価
[編集]日本の以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けている[1][2]。
スギタニルリシジミ本州亜種
[編集]スギタニルリシジミ九州亜種
[編集]脚注
[編集]- ^ “日本のレッドデータ検索システム(スギタニルリシジミ本州亜種)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年4月25日閲覧。
- ^ “日本のレッドデータ検索システム(スギタニルリシジミ九州亜種)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年4月25日閲覧。
参考文献
[編集]- 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2。
- 猪又敏男(編・解説)、松本克臣(写真)『蝶』山と溪谷社〈新装版山溪フィールドブックス〉、2006年6月、52,170頁頁。ISBN 4-635-06062-4。