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スコッティ・ジェイムズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スコッティ・ジェイムズ
名前
愛称 SJ
ラテン文字 Scotty James
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
種目 スノーボードハーフパイプスロープスタイル
生年月日 (1994-07-06) 1994年7月6日(30歳)
生誕地 ヴィクトリア州ワランダイト英語版
身長 188cm[1]
体重 75kg
最高成績 1位
獲得メダル
男子 スノーボード
オリンピック
2018 平昌 ハーフパイプ
2022 北京 ハーフパイプ
世界選手権
2015 クライシュベルク ハーフパイプ
2017 シエラネバダ ハーフパイプ
2019 ユタ ハーフパイプ
2021 アスペン ハーフパイプ
Winter X GAMES
2016 アスペン スーパーパイプ
2017 アスペン スーパーパイプ
2017 アスペン デュアルスラローム
2018 アスペン スーパーパイプ
2019 アスペン スーパーパイプ
2020 アスペン スーパーパイプ
2021 アスペン スーパーパイプ
2022 アスペン スーパーパイプ
ワールドカップ
2013-2014 総合 ハーフパイプ
2013-2014 総合 フリースタイル・オーバーオール
2016-2017 総合 ハーフパイプ
2019-2020 総合 ハーフパイプ
2019-2020 総合 フリースタイル・オーバーオール
Laax Open
2017 ラークス ハーフパイプ
2019 ラークス ハーフパイプ
2020 ラークス ハーフパイプ
2021 ラークス ハーフパイプ
Burton USオープン
2018 ヴァイル ハーフパイプ
2019 ヴァイル ハーフパイプ
2020 ヴァイル ハーフパイプ
デュー・ツアー
2014 ブリッケンリッジ ハーフパイプ
2017 ブリッケンリッジ スーパーパイプ
2018 ブリッケンリッジ スーパーパイプ
2020 ブリッケンリッジ スーパーパイプ

スコッティ・ジェイムズ(Scotty James、1994年7月6日 - )は、オーストラリアスノーボード選手。ヴィクトリア州ワランダイト英語版出身。冬季オリンピックに4大会連続出場[2][3]2018年平昌オリンピックではオーストラリア選手団の旗手を務めた。熱心なゴルファーとしても知られる。

人物

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現在、シンガーソングライターのクロエ・ストロールと婚約している[4]。膝がたびたび脱臼する状態である[5]

来歴

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チームメイトのネイト・ジョンストンが足首の負傷で試合に出場できなくなり、ジェイムズはジョンストンの代役として出場できる19位以内という結果を残すため、カナダのストーンハムで開催されたワールドカップに出場。それまでの自己ベストである15位となり、バンクーバーオリンピックへの出場を決めた。当時15歳で、オーストラリアの男子オリンピック選手最年少記録を50年ぶりに更新、バンクーバー大会に出場した男子選手の中でも最年少であった[6]

ジェイムズが初めて使用したボードは、実は競技用のものではなく、バンクーバーのショップにあった展示用のものであった。ジェイムズと父親は、身体に合った小さなボードを見つけるのに苦労しており、展示用のボードを10ドルで購入したのである[7]

2018年、平昌オリンピックに出場し、ハーフパイプでアメリカショーン・ホワイト日本平野歩夢に次ぐ銅メダルを獲得。

2022年、北京オリンピックに出場し、ハーフパイプで銀メダルを獲得[8]。金メダルの平野を称えた[3]

受賞歴

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2018年、ジェイムズはスノーボード選手では初のVIS優秀賞を受賞した[9]。同賞は、その年の主要イベントで傑出した成績を収め、単に競技の成績にとどまらず、スポーツの振興と発展に大きく貢献したアスリートを称えるものである[9]。ジェイムズは、スノーボードにおいて勢いのあるロールモデルであり、冬季スポーツとスポーツ界の代表的存在であることが評価された[9]。2022年北京オリンピックでメダル獲得を狙える若いアスリートを対象とした、新たに構成されたプログラムにおいても、積極的にリーダーシップを発揮した[9]。ジェイムズは、ヴィクトリア州にある素晴らしいハーフパイプ用トレーニング施設を確保するため、オーストラリア冬季オリンピック研究所英語版およびマウント・ブラー英語版と綿密に協力し、多くの時間と労力を費やしてプロジェクトを支援した[9]

授賞機関 結果 参照
2015 年間最優秀選手賞 スノー・オーストラリア 受賞 [10]
2017 年間最優秀選手賞 スノー・オーストラリア 受賞 [10]
2018 優秀賞 ヴィクトリア州スポーツ研究所 受賞 [11]
2019 年間最優秀男子選手賞 オーストラリア国立スポーツ研究所 受賞 [12]
優秀賞 ヴィクトリア州スポーツ研究所 受賞 [11]
最優秀男子エクストリームスポーツ選手賞 ESPY賞 ノミネート [13]
2020 年間最優秀選手賞 スノー・オーストラリア 受賞 [10]

脚注

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  1. ^ Scotty James”. sochi2014.olympics.com.au. オーストラリアオリンピック委員会. 7 February 2014閲覧。
  2. ^ Scotty James”. Australian Olympic Team (2022年). February 9, 2022閲覧。
  3. ^ a b 平野歩夢、大逆転許した豪選手が称賛「彼の力は知ってる。ファンタスティックなラン」”. THE ANSWER (2022年2月11日). 2022年2月24日閲覧。
  4. ^ Patterson, Charmaine (December 1, 2021). “Pro Snowboarder Scotty James Is Engaged to F1 Heiress Chloe Stroll: 'Forever'”. People. 2022年2月24日閲覧。
  5. ^ Scotty James: Snowboarding”. Red Bull (2022年). February 9, 2022閲覧。
  6. ^ Britteny Cox and Scott James prove size is no barrier at Winter Olympics
  7. ^ Red Bull Media House Webhosting”. 2022年2月24日閲覧。
  8. ^ Matthey, James (2022年2月11日). “‘Should be arrested’: Olympic scandal erupts”. news.com.au — Australia’s leading news site. https://www.news.com.au/sport/winter-olympics/should-be-ashamed-aussie-caught-in-middle-of-shocking-olympic-robbery/news-story/b25e7add307b32b07f1ac3e6747038c3 2022年2月11日閲覧。 
  9. ^ a b c d e Scotty James Wins Highest VIS Honour”. Victorian Institute of Sport (2018年). February 9, 2022閲覧。
  10. ^ a b c Snow Australia Awards”. Snow Australia (2022年). February 9, 2022閲覧。
  11. ^ a b Scotty James”. Victorian Institute of Sport (2022年). February 9, 2022閲覧。
  12. ^ Barty Party continues at the AIS Awards”. Sport Australia (10 December 2019). 11 December 2019閲覧。
  13. ^ Vote in the ESPYS”. ESPN (June 20, 2019). February 9, 2022閲覧。

外部リンク

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