スコット3
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『スコット3』 | ||||
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スコット·ウォーカー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | バロック·ポップ、アート·ポップ | |||
時間 | ||||
レーベル | フィリップス·レコード/フォンタナ·レコード | |||
プロデュース | ジョン・フランツ | |||
スコット·ウォーカー アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
『スコット3』(Scott 3)は、アメリカ出身のミュージシャン、スコット・ウォーカーがイギリスで発売した3作目のソロ・アルバム。前2作に比べると売り上げは芳しく無かったが、スコットのより実験性の強まったアプローチが窺える。
前作までは外部のアレンジャーによる編曲がアルバムの楽曲に施されていたが、本作は大半の楽曲を彼自身が編曲している。また、楽曲の面でもスコットの書き下ろし曲の比重が増え、カバー曲は13曲中僅か3曲に留まっている。尚、その後半3曲は全てジャック・ブレルの楽曲となっている。
本作は、全英アルバム・チャートの3位まで登り詰めた。
曲目
[編集]特記無き楽曲は、ノエル・スコット・エンゲル(スコット・ウォーカーの本名)作
Side 1
- 雨の日 "It's Raining Today" 4:02
- コペンハーゲン "Copenhagen" 2:22
- ローズマリー "Rosemary" 3:22
- ビッグ・ルイーズ "Big Louise" 3:10
- ぼく等の勝利 "We Came Through" 1:59
- バタフライ "Butterfly" 1:42
- 二人の老兵 "Two Ragged Soldiers" 3:07
Side 2
- 三十世紀の男 "30 Century Man" 1:29
- 冬の夜 "Winter Night" 1:45
- 君が去って二週間 "Two Weeks Since You've Gone" 2:48
- 息子たち "Sons of" (Gérard Jouannest,Jacques Brel,Mort Shuman) 3:45
- 埋葬のタンゴ "Funeral Tango" (Jouannest,Brel,Shuman) 2:56
- 行かないで "If You Go Away" (Brel,Mckuen) 4:57
パーソネル
[編集]- スコット・ウォーカー:ヴォーカル;編曲
- ウォーリー・ストット:編曲;指揮("30 Century Man","Funeral Tango"を除く)
- ピーター・ナイト:編曲;指揮("Funeral Tango)
リリース履歴
[編集]領域 | 日付 | ラベル | フォーマット | カタログ |
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イギリス | 1969年3月[1] | フィリップス | LP | SBL 7882 |
アメリカ | 1969年6月 | スマッシュ | LP | SRS 67121 |
英国 | 1992年6月22日 | フォンタナ | CD | 510 881-2 |
英国 | 2000年6月5日 | フォンタナ | HDCD | 510 881-2 |
我ら | 2008年2月15日[2] | ひげを持つ4人の男性 | LP | 4M151 |
チャート
[編集]チャート | ポジション |
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UKアルバムチャート [3] | 3 |
参考文献
[編集]- ^ “Release: Scott 3 - MusicBrainz”. 2010年8月10日閲覧。
- ^ “VinylFanatics.com Vinyl Records, Vinyl Record Reviews, News, Forum Vinyl reviews Audiophile vinyl The best site for vinyl records - UPDATE : Vinyl Lovers - New record label?”. © 2010 VinylFanatics.com. October 13, 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月11日閲覧。
- ^ “The Official Charts Company - Scott Walker”. Official Charts Company. 2009年2月12日閲覧。