スコット4
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『スコット4』 | ||||
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スコット・エンゲル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1969年 オリンピック・スタジオ(ロンドン) | |||
ジャンル | バロック・ポップ、アヴァンギャルド | |||
時間 | ||||
レーベル | フィリップス・レコード | |||
プロデュース | ジョン・フランツ | |||
スコット・エンゲル アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
『スコット4』(Scott 4)は、アメリカ出身のミュージシャン、スコット・エンゲル(スコット・ウォーカーの本名名義)がイギリスで発売した4作目のソロ・アルバム。
本作のセールスは全く振るわず、ヒット・チャートにも入らなかったが、スコットの最高傑作の一つとして絶賛されている。
概観
[編集]本作は、10曲中全ての曲がスコットのペンによる作曲で、彼のキャリアの初期作品の中では唯一のものである。
オープニング・トラック、「最後の封印」は、スウェーデンの映画監督、イングマール・ベルイマンの1957年の作品、『第七の封印』に触発された楽曲。
「老人は再び」は、1968年に時のチェコスロバキアで起こった、"チェコ事件"(ソビエト連合軍主導のワルシャワ条約機構軍による軍事介入で、プラハの春による一連の動乱の一つ)に触発され、作られた楽曲。
曲目
[編集]作詞・作曲はノエル・スコット・エンゲルによる
Side 1
- 最後の封印 "The Seventh Seal" 4:58
- オン・ユア・オウン・アゲイン "On Your Own Again" 1:48
- 世界一強い男 "The World's Strongest Man" 2:21
- 灰の天使 "Angels of Ashes" 4:22
- ませた子供 "Boy Child" 3:38
Side 2
- 戦争の英雄 "Hero of the War" 2:29
- 老人は再び "The Old Man's Back Again(Dedicated to the Neo-Stalinist Regime)" 3:43
- ダッチェス "Dutches" 2:51
- ゲット・ビハインド・ミー "Get Behind Me" 3:14
- 惜別の詩 "Rhymes of Goodbye" 3:04
リリース履歴
[編集]領域 | 日付 | ラベル | フォーマット | カタログ |
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イギリス | 1969年11月[1] | フィリップス | LP(「スコットエンゲル」のクレジット) | SBL 7913 |
英国 | 1992年8月3日 | フォンタナ | CD | 510 882-2 |
英国 | 2000年6月5日 | フォンタナ | HDCD | 510 882-2 |
アメリカ | 2008年2月15日[2] | ひげを持つ4人の男性 | LP | 4M152 |
参考文献
[編集]- ^ “Release: Scott 4 - MusicBrainz”. 2010年8月10日閲覧。
- ^ “VinylFanatics.com Vinyl Records, Vinyl Record Reviews, News, Forum Vinyl reviews Audiophile vinyl The best site for vinyl records - UPDATE : Vinyl Lovers - New record label?”. © 2010 VinylFanatics.com. October 13, 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年8月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- Scott 4 at MusicBrainz