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スターバックス リザーブ ロースタリー 東京

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スターバックス リザーブ ロースタリー 東京
焙煎が終わったコーヒー豆

スターバックス リザーブ ロースタリー 東京(スターバックス リザーブ ロースタリー とうきょう)とは、東京都目黒区青葉台にあるスターバックスが運営するコーヒーショップ。ロースタリーとは焙煎の意味で、同店では自家焙煎をしており、店のシンボルとなっている巨大な焙煎貯蔵庫は1階から4階まで突き抜けている。世界で5店舗あるスターバックス リザーブ ロースタリーの中では東京の焙煎貯蔵庫が世界最大である。

施設

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2019年2月28日に開店した4階建ての「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」は建築家隈研吾がデザイン。店内はフロアにより提供する商品やコンセプトが異なる。また、3階と4階にはテラスが併設されている。同店は鉄筋コンクリートではあるが、内装、外観とも木材を多く使っていて、椅子、テーブル、カウンター、更にはトレーまでもが全て木製である。

また、毎朝9時に焙煎機械に着火させ、1時間程かけて余熱で装置全体を温め、焙煎工程が見られるのは10時過ぎから18時迄。持ち帰り用を焙煎する関係上、販売状況により焙煎過程を見られる回数は日々異なるが、1日約20回から30回。装置が巨大なため機械が故障し、稀に調整を要する時がある。来店客の約4割は訪日外国人観光客。

1階 (メインバー、リテール、プリンチ)

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スターバックス各店舗で提供される各種コーヒーのみならず、希少価値の高い豆を使ったコーヒーも提供している。サイズはショートとトールのみ。同フロアスクープバー&リテールという量り売りの持ち帰り用コーヒー豆やオリジナルグッズの小売り販売もしている。また同フロア奥にはイタリアンベーカリーのプリンチがパンを提供している。

ミラノ、ニューヨーク、シカゴ、シアトル、上海に店舗があるプリンチは、日本ではここ中目黒が初進出で、朝食は7時~11時、ランチセットは11時~14時迄提供する。

コーヒーの抽出方法は以下の通り

ケメックス
バリスタが一杯ずつハンドドリップで抽出する。
モットバープアオーバー
スターバックスリザーブロースタリーが初登場の全自動型抽出器具。
  • ショートサイズ
  • トールサイズ
の2種類があり、他のリザーブストアにも導入されている。
クローバー
ペーパーフィルターではなく、シルバーで抽出されたコーヒーを楽しむことができる。
油分をそのまま通すので、味わい深い、スターバックスならではの深煎りなコーヒーをそのまま楽しめる。
サイフォン
沸騰したてのお湯にコーヒー豆を入れ、香り高く、熱々のコーヒーを楽しむことができる。

2階(ティバーナ)

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カモミールアールグレイなどの紅茶抹茶ほうじ茶、さらにチャイなどのバラエティーに富んだお茶を提供するフロア。ティーに関する小物も販売。またティーと合うスイーツも提供している。同フロアにあるティバーナはスターバックスが買収したお茶専門店である。

3階(アリビアーモ バー)

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ビールカクテルワインなどのアルコールをサービスするフロア。日本酒も取り扱っている。また、メインバー同様エスプレッソ系、ラテ類などのコーヒーはアリビアーモでも注文することができる。 リクエストすれば、チェイサーとしてスパークリングウォーターを無料で提供する。アルコールの充てとして、各種チーズやシャルキュトリー、オリーブの実などがある。

4階(AMU インスピレーション ラウンジ)

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同フロアはコーヒーに関するイベントやトレーニング、またコミュニティ活動のための多目的スペースとして提供されている。

アクセス

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関連項目

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  • 目黒川 - 同店は目黒川沿いにあり、春にはテラスから満開の桜を見ることができる。
  • 隈研吾 - 同店は隈研吾がデザイン

外部リンク

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