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ストゥージソート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ストゥージソート
ストゥージソートのアニメーション
クラス ソート
データ構造 配列
最悪計算時間 O(nlog 3 /log 1.5)
最悪空間計算量 O(n)

ストゥージソート: Stooge sort)は、再帰を用いたソートアルゴリズムのひとつである。

計算時間はO(nlog 3 / log 1.5 ) = O(n2.7095...)であり、これはマージソートなどの効率的なアルゴリズムよりも、それどころか非常に効率の悪い単純なソートの例としてよく挙げられるバブルソートよりも遅い。

アルゴリズムは以下の通りである。

  • もし末尾の値が先頭の値より小さければ、それらを入れ替える。
  • 現在処理している部分列の要素数が3以上であれば、
    • リストの先頭2/3[1]に対してストゥージソートを行う。
    • リストの末尾2/3[1]に対してストゥージソートを行う。
    • リストの先頭2/3[1]に対して再びストゥージソートを行う。
  • そうでなければ終了。

実装

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 algorithm stoogesort(array L, i = 0, j = length(L)-1)
     if L[j] < L[i] then
         L[i]  L[j]
     if (j - i + 1) >= 3 then
         t = (j - i + 1) / 3
         stoogesort(L, i  , j-t)
         stoogesort(L, i+t, j  )
         stoogesort(L, i  , j-t)
     return L

脚注

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  1. ^ a b c この2/3の操作は切り上げで行う。切り捨てにより行うと特定のデータで失敗する。例えば、数列{3,4,5,1,2}を切り捨てにより昇順にストゥージソートすると数列{1,2,4,3,5}が返され不正となる。

参考文献

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外部リンク

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