ストーンフィールド (バンド)
Stonefield | |
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基本情報 | |
別名 | Iotah |
出身地 | オーストラリア ビクトリア州 |
ジャンル | ロック、グラムロック |
活動期間 | 2006年 - 現在 |
レーベル |
llusive Sounds Universal Music Australasia |
メンバー |
Amy Findlay Hannah Findlay Sarah Findlay Holly Findlay Andrew Braidner |
旧メンバー | Emily Shaw |
ストーンフィールド (Stonefield) は、ビクトリア州の農村部の田舎町ダラウェイト・ギム出身の、エイミー (Amy)、ハナ (Hannah)、サラ (Sarah)、ホリー (Holly) のフィンドレー (Findlay) 姉妹から成るオーストラリアのロック・バンド[1]。最年長のエイミーは、ドラマー兼リード・ボーカリストであり、ハナはギター、サラはキーボードを演奏し、最年少のホリーはベースを演奏する。
経歴
[編集]元々はイオタ (Iotah) という名義で活動していたが、2010年にトリプルJの新人発掘番組『Unearthed』の決勝コンテストで、彼女たちの曲「Foreign Lover」が優勝した[2][3]。この優勝の後、このバンドの曲はしばしば放送で流れるようになり、オーストラリアレコード産業協会 (ARIA) の賞をとっている音楽プロデューサー、グレッグ・ウェールズ (Greg Wales) の下で「Through the Clover」を吹き込んだ[4]。2010年には、トリプルJのJアワードの「アンアースト・Jアワード」に、ノミネートされた[5]。
2010年にパースで「One Movement Festival」に出演した後、バンドはグラストンベリー・フェスティバルのブッキング担当者から連絡を受け、翌年のフェスティバルへの出演を打診された[6]。この出演は実現し、6月26日金曜日の 12:00–12:40 の時間帯に、彼女たちはジョン・ピール・ステージ (the John Peel Stage) の2番目の出演者として登場した[7]。
2011年6月、彼女たちは、オーストラリアン・フットボール・リーグ (AFL) の「Womens Round」の行事の一環で、メルボルン・クリケット・グラウンドで行われたジーロング・フットボール・クラブ対ホーソン・フットボール・クラブの公式戦前のエンターテイメントとして演奏を行った[8]
エイミー・フィンドレーは、2010年に、北メルボルンTAFE(Northern Melbourne Institute of TAFE:メルボルン・ポリテクニックの前身)において学士(オーストラリア・ポピュラー音楽)(Bachelor of Australian Popular Music) を取得した[9]。
エイミーは、2011年にテレビ番組『RocKwiz』に出演し、「Through the Clover」を番組のバンドである the RocKwiz OrKestra と演奏し、ニック・バーカーとのデュエットで「Itchycoo Park」を歌った[10]。
バンドのセルフタイトル・アルバム『Stonefield』は、2013年10月19日付のARIAアルバム・チャートにおいて、21位のデビューを果たした[11]。
ストーンフィールドは、2015年APRA音楽賞において、「Love You Deserve」によりロック・ワーク・オブ・ザ・イヤー (Rock Work of the Year) を受賞した[12]。
ストーンフィールドは、ほとんどが自作曲を演奏しているが、ときおりカバー・バージョンにも取り組んでいる。これまでに取り上げた中には、「胸いっぱいの愛を (Whole Lotta Love)[13]や「マジック・ カーペット・ライド (Magic Carpet Ride)」[14]がある。
2015年にはフリートウッド・マックの「ザ・チェイン (The Chain)」を、ケイティ・ヌーナンのアルバム『Songs That Made Me』に収録した。2016年には、フリートウッド・マックのオーストラリア・ツアーで、3回の公演に参加した。
メンバー
[編集]- 現在のメンバー
- エイミー・フィンドレー (Amy Findlay) - ボーカル、ドラムス(2006年 - )
- ハナ・フィンドレー (Hannah Findlay) - ギター(2006年 - )
- ホリー・フィンドレー (Holly Findlay) - ベース(2006年 - )
- サラ・フィンドレー (Sarah Findlay) - キーボード、ボーカル(2006年 - )
- アンドリュー・ブレイドナー (Andrew Braidner) - ドラムス(ライブのみ)
- 過去のメンバー
- エミリー・ショー (Emily Shaw) - ドラムス(ライブのみ)
ディスコグラフィ
[編集]- スタジオ・アルバム
年 | タイトル | 最高位 | レーベル |
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AUS [15] | |||
2013 | Stonefield | 21 | Illusive, Wunderkind |
2016 | As Above, So Below | 19 |
- EPs
年 | タイトル | レーベル |
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2010 | Through the Clover | Shock |
2012 | Bad Reality | Wunderkind |
- Singles
年 | タイトル | アルバム |
---|---|---|
2011 | "Black Water Rising" | Bad Reality |
2012 | "Bad Reality" | |
2013 | "Put Your Curse on Me" | Stonefield |
"Love You Deserve" | ||
2015 | "Golden Dream" | — |
2016 | "Stranger" | As Above, So Below |
脚注
[編集]- ^ Topsfield, Jewel (30 October 2010), “Hannah and her sisters rock their field of dreams”, The Age
- ^ “Real Readers”, Dolly, (8 September 2010)
- ^ NMIT Media Release, Triple J unearths NMIT talent, NMIT website, 10 June 2010. Accessed September 15, 2011
- ^ “It's a sound win”, Sunbury/Macedon Ranges Leader, (29 June 2010)
- ^ “Stonefield. Unearthed nomination”. ABC (2010年). 2010年12月1日閲覧。
- ^ “Stonefield invited to Glastonbury 2011” (2010年11月11日). 2011年6月30日閲覧。
- ^ Glastonbury Festivals: 2011 Lineup. Accessed 4 August 2011.
- ^ “Stonefield to perform live at the 'G” (2011年6月6日). 2011年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月15日閲覧。
- ^ NMIT Success stories, Amy Findlay, NMIT, accessed 16 September 2011.
- ^ RocKwiz Episode 125,"[1], SBS ondemand, accessed 19 August 2012.
- ^ ARIA Album Chart 19 October 2013 - page 3, [2], ARIA, accessed 3 October 2015.,
- ^ 2015 APRA Award Winners", [3], APRAAMCOS, accessed 5 August 2015.
- ^ Ministry of Sound Uncovered Volume 4, "[4]", Ministry of Sound Australia, accessed 10 July 2015.
- ^ Like A Version Volume 7, "[5]", Australian Broadcasting Corporation, accessed 10 July 2015.
- ^ “australian-charts.com - Discography Stonefield”. Hung Medien. 23 July 2016閲覧。
- As Above, So Below: “ARIA Australian Top 50 Albums”. en:Australian Recording Industry Association (25 July 2016). 23 July 2016閲覧。