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スプリングフィールドゴルフクラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スプリングフィールドゴルフクラブ
Spring Field Golf Club
スプリングフィールドゴルフクラブ
スプリングフィールドゴルフクラブの空中写真。
1987年9月20日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成 地図
所在地 日本の旗 日本
岐阜県多治見市小名田町1番地
座標: 北緯35度22分27秒 東経137度8分2秒 / 北緯35.37417度 東経137.13389度 / 35.37417; 137.13389
概要
開業 1987年昭和62年)5月1日
運営 メンバーシップコース
設計 ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア(Robert Trent Jones Junior)
所有者 多治見クラシック 株式会社
運営者 リゾートトラストゴルフ事業 株式会社
コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 402 1 4 415
2 4 436 2 3 156
3 3 184 3 4 360
4 4 412 4 4 369
5 5 551 5 5 539
6 4 378 6 4 358
7 3 199 7 3 223
8 4 376 8 5 540
9 5 552 9 4 440
36 3490 36 3400

その他
公式サイト スプリングフィールドゴルフクラブ
テンプレートを表示

スプリングフィールドゴルフクラブ(Spring Field Golf Club)は、岐阜県多治見市にあるゴルフ場である。

概要

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「スプリングフィールドゴルフクラブ」は、愛知県名古屋市に本社を置く総合リゾート企業「リゾートトラスト株式会社」の関係会社である「多治見クラシック株式会社」が、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「リゾートトラストゴルフ事業株式会社」を設立したことに始まる[1]

ゴルフ場の建設地は、岐阜県多治見市小名田町地区のなだらかな丘陵地に決定された[1]。コース設計は、ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア(Robert Trent Jones Junior)が行い、1987年昭和62年)5月1日、18ホールのメンバーシップゴルフ場として開場された[1]

コースは丘陵コースで、全体的にフェアウェイはほとんどフラットで、大小の池やクリークが8カ所レイアウトされている[1]。フェアウェイは、微妙なアンジュレーションをもち難易度が高く、グリーンはうねっていて3パットが出やすい[1]。コースの状況に応じたショットが求められ、そうでないとスコアはまとまらない[1]

ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアは、1939年昭和14年)、アメリカニュージャージー州生、エール大学卒業後、スタンフォード・ロースクール進学。その後、父のもとで設計を学び独立[2]。父のロバート・トレント・ジョーンズ・シニア(Robert Trent Jones Senior)とともに世界的なゴルフ場設計家で、設計したゴルフ場は世界で250以上の実績がある[1]。コース設計の哲学は「リスク&リワード」で、ハザードを克服すれば報酬が得られ、リスクの高いルートと安全なルートが設定され、プレーヤーの考えに委ねられる[1]

ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアの日本での設計コースは19コースを数え、「パインレークゴルフクラブ」(兵庫県、1984年(昭和59年)開場)、「ゴールデンバレーゴルフ倶楽部」(兵庫県、1987年(昭和62年)開場)、「チェリーヒルズゴルフクラブ」(兵庫県、1989年平成元年)開場)、「鬼ノ城ゴルフ倶楽部」(岡山県、1992年(平成4年)開場)、「桂ゴルフ倶楽部」(北海道、1993年(平成5年)開場)、「美浦ゴルフ倶楽部」(茨城県、1993年平成5年)開場)、「ザ・カントリークラブ」(滋賀県、1995年(平成7年)開場)などのゴルフ場がある[1]

所在地

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〒507-0002 岐阜県多治見市小名田町1番地

コース情報

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  • 開場日 - 1987年5月1日
  • 設計者 - ロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア
  • 面積 - 990,000m2(約29.9万坪)
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 18ホールズ、パー72、6,890ヤード、コースレート74.2
  • フェアウェー - コウライ
  • ラフ - ノシバ
  • グリーン - グリーン、ベント(ペンクロス)
  • ハザード - バンカー62、池が絡むホール9
  • ラウンドスタイル - キャディ・セルフ選択可、キャディ付、セルフの選択、全組カート付、乗用カート(5人乗り)
  • 練習場 - 15打席230ヤード
  • 休場日 - 毎週月曜日、12月31日、1月1日[3][4]

クラブ情報

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ギャラリー

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  • コース - [5]
  • ハウス - [6]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i スプリングフィールドゴルフクラブ”. Golf Course Ranking Club. 2021年8月30日閲覧。
  2. ^ 日本で最も有名な外国人設計家 「ロバート.トレント.ジョーンズ.Jr」編”. GI golf school. 2021年8月30日閲覧。
  3. ^ a b スプリングフィールドゴルフクラブ”. ゴルフダイジェスト. 2021年8月30日閲覧。
  4. ^ a b スプリングフィールドゴルフクラブ”. ゴルフホットライン. 2021年8月30日閲覧。
  5. ^ コース紹介”. スプリングフィールドゴルフクラブ. 2021年8月30日閲覧。
  6. ^ 施設案内”. スプリングフィールドゴルフクラブ. 2021年8月30日閲覧。
  7. ^ a b アクセス”. スプリングフィールドゴルフクラブ. 2021年8月30日閲覧。

関連文献

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  • 『中部財界』、「5月1日"待望"のオープン! スプリングフィールドゴルフクラブ」、名古屋 中部財界社、1987年6月
  • 『週刊ダイヤモンド Diamond weekly』、「Good Shot! 週刊ダイヤモンドが選んだ日本のベスト・コース150(10)第42位 スプリングフィールドゴルフクラブ」、西澤忠著、東京 ダイヤモンド社、2002年7月13日
  • 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「スプリングフィールドゴルフクラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月

関連項目

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外部リンク

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