スローター2/哀しみの銃弾
スローター2/哀しみの銃弾 | |
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Slaughter's Big Rip-Off | |
監督 | ゴードン・ダグラス |
脚本 | チャールズ・エリック・ジョンソン |
製作 | モンロー・サクソン |
出演者 |
ジム・ブラウン エド・マクマホン ドン・ストラウド グロリア・ヘンドリー ディック・アンソニー・ウィリアムズ ブロック・ピーターズ |
音楽 |
ジェームス・ブラウン フレッド・ウェズリー |
撮影 | チャールズ・F・ホイーラー |
編集 |
ケネス・G・クレーン クリストファー・ホルムズ |
製作会社 | アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ |
配給 | アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ |
公開 | 1973年8月31日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $1 million (US/ Canada rentals)[1] |
前作 | スローター/怒りの銃弾 |
『スローター2/哀しみの銃弾』(スローターツー/かなしみのじゅうだん、原題:Slaughter's Big Rip-Off)は、ゴードン・ダグラス監督、チャールズ・エリック・ジョンソン脚本による1973年のアメリカのブラックスプロイテーション映画。出演はジム・ブラウン、エド・マクマホン、ドン・ストラウド、グロリア・ヘンドリー、ディック・アンソニー・ウィリアムズ、ブロック・ピーターズなど。
この映画は『スローター/怒りの銃弾』の続編となる作品で、1973年8月31日にアメリカン・インターナショナル・ピクチャーズから公開された[2][3]。日本では劇場未公開でテレビ放送された。その時の別題として『マシンガン用心棒』『スローターⅡ』がある[4]。
あらすじ
[編集]ベトナム帰還兵で元グリーンベレーのスローターは、メキシコで両親の死の原因となったギャングを殺害し、復讐を果たしていた。彼は今、カリフォルニア州ロサンゼルスに転居している。そこは、スローターが過去の出来事から逃れ、穏やかな生活を手に入れるための挑戦が始まった場所だった。
スローターは友人の家に行き、豪華な野外ピクニックと祝賀会を開く。一方、元マフィアのボス、ドミニク・ホッフォを殺したスローターを、新たな犯罪組織のボス、ダンカンが追ってきた。第一次世界大戦時の古い複葉機がピクニックの会場に飛来し、客に発砲する。スローターの友人は死亡し、スローターの怒りの火種が再び燃え上がる。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
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テレビ版 | テレビ東京版 | ||
スローター | ジム・ブラウン | 石田太郎 | 大塚明夫 |
ダンカン | エド・マクマホン | 藤本譲 | |
カーク | ドン・ストラウド | 水内清光 | |
レイノルズ | ブロック・ピーターズ | 田中正彦 | |
マルシア | グロリア・ヘンドリー | 深見梨加 | |
ジョー | ディック・アンソニー・ウィリアムズ | 中尾隆聖 | |
マリオ | アート・メトラーノ | ||
ノーリア | ジュディス・ブラウン | ||
ミセス・ダンカン | ジャクリーン・ジルー | ||
アーニー | エディ・ロ・ルッソ | ||
ハーヴェイ | ラス・マッギン | ||
ジミー | ホウク・ハウエル | ||
ライル | チャック・ヒックス | ||
クラウダー | ルース・マリン | ||
ゲインズ | ニック・ベネディクト | ||
その他 | — | 西村知道 峰恵研 広瀬正志 伊藤和晃 中博史 渡辺美佐 小野英昭 本田貴子 幸田夏穂 | |
日本語版スタッフ | |||
演出 | 中嶋裕 | ||
翻訳 | たかしまちせこ | ||
調整 | 兼子芳博 | ||
効果 | リレーション | ||
製作 | テレシス | ||
初回放送 | 1995年5月29日[5] 『木曜ナイトシアター』 25:55-27:45 |
サウンドトラック
[編集]『スローター』 | |
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ジェームス・ブラウン の サウンドトラック | |
リリース | |
ジャンル | サウンドトラック |
レーベル | ポリドール・レコード |
本作のアルバムとそれに関連する曲はジェームス・ブラウンが作曲した[6]。
このアルバムはオールミュージックで星2.5個[7]、ローリングストーン・レコードガイドにて星2個[8]の評価を得た。
日本では1973年に『スローター』題でレコードが発売。その後1989年に『スロウターズ・ビッグ・リップ-オフ』の題で再発売され、CD発売時にもこちらの邦題が使用された。
トラックリスト
[編集]- "Slaughter's Theme Song" (4:01)
- "Tryin' to Get Over" (2:28)
- "Transmorgrapfication" (2:00)
- "Happy for the Poor" (2:45)
- "Brother Rapp" (3:04)
- "Big Strong" (3:19)
- "Really, Really, Really" (1:51)
- "Sexy, Sexy, Sexy" (3:11)
- "To My Brother" (2:12)
- "How Long Can I Keep Up" (5:31)
- "People Get Up and Drive Your Funky Soul" (3:43)
- "King Slaughter" (2:46)
- "Straight Ahead" (2:45)
脚注
[編集]- ^ "Big Rental Films of 1973", Variety, 9 January 1974 p 60
- ^ “Slaughter's Big Rip-Off (1973) - Overview”. TCM.com. 2015年5月31日閲覧。
- ^ Van (1973年9月1日). “Movie Review - Slaughter s Big Rip Off - Another in the 'Slaughter' Series:The Cast”. NYTimes.com. 2015年5月31日閲覧。
- ^ allcinema『映画 マシンガン用心棒<未> (1973)について 映画データベース - allcinema』 。2023年4月27日閲覧。
- ^ “脚本「スローター2 哀しみの銃弾」詳細情報 | 脚本データベース”. db.nkac.or.jp. 2023年4月27日閲覧。
- ^ “James Brown, James Brown, Fred Wesley: Slaughter's Big Rip-Off: Original Soundtrack: Music”. 2015年5月31日閲覧。
- ^ Elias, Jason. “Slaughter's Big Rip-Off [Original Motion Picture Soundtrack- James Brown]”. AllMusic. July 15, 2022閲覧。
- ^ Cross, Charles R. (2004). “James Brown”. In Brackett, Nathan; Hoard, Christian. The New Rolling Stone Album Guide (4th ed.). Simon & Schuster. pp. 109. ISBN 0-7432-0169-8