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セゲド - ベーケーシュチャバ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハンガリー国鉄
セゲド - ベーケーシュチャバ線の路線図
セゲド - ベーケーシュチャバ線の路線図
路線番号135
路線総延長97 km
軌間1435 mm
最高速度80 km/h
停車場・施設・接続路線
STR
アラド - オラデア線(オラデア方面)
BHF
39 サロンタ
ABZgl
アラド - オラデア線(アラド方面)
eHST
47 旧モシア・バルモド
GRENZE
52.7 ルーマニア / ハンガリー
eABZg+l
Holod方面
BHF
53.2 コェテギュアーン
ABZgr
128号線(ヴェーステー方面)
eABZg+r
BHF
59.6 サルカド
HST
61.1 サルマンカード・ツコルギュアール
HST
66.0 ヨジェフ療養所駅
HST
67.3 ギュライ・ヴァーロシェルドェー
STR exSTR+l
デーネシュマヨル方面(狭軌)
BHF exKBHFe
73.2 ジュラ
BHF
80.5 ビクトリアツェレ
HST
81.5 フェニェス ~1997
exSTR+l eKRZ
Kaszaper方面
exSTR ABZg+l
ソルノク - アラド線
exBHF BHF
88.6 ベーケーシュチャバ
exSTRr STR
Vésztő方面
ABZgr+xr
ソルノク - アラド線
HST
94.0 フュリエシュ
BHF
98.9 テレクゲレンダース
HST
105.0 チョルヴァーシュ下駅
BHF
109.0 チョルヴァーシュ
HST
115.8 オロシュハージ・タニアーク
ABZg+r
125号線
BHF exKBHFa
123.9 オロシュハーザ
STR exSTRl
Kaszaper方面 (Alföldi Kisvasút)
ABZgl
125号線
ABZgr
キシュクンフェーレジハーザ - オロシュハーザ線
eKRZ
Rákóczi-telep方面 (Alföldi Kisvasút)
STR+GRZq
ベーケーシュ県 / チョングラード県
BUE
道路474号
HST
130.6 カカシュセーク
BHF
135.6 セーククタシュ
BHF
144.1 クートヴェルジュ
ABZg+l
130号線
uKBHFeq BHF
154.1 ホードメゾェーヴァーシャールヘイ
uSTR+r STR
ホードメゾェーヴァーシャールヘイ市電
uBHF BHF
156.4 ホードメゾェーヴァーシャールヘイ・ネープケルト
uSTRl mABZg+r
ABZgr
130号線
eABZg+r
SBRÜCKE
道路47号
BHF
161.7 コパーンチュ
hKRZWae
ティサ川
BHF
169.1 アルジェー
SKRZ-Au
自動車道M43
mABZgl uSTR+r
BHF uBHF
178.4 セゲド・ロークス
STR uSTRl
セゲド市電
eABZgr
ロェスケ方面
ABZg+r
Sz-S線C-Sz線
BUE
道路5号
DST
183.0 セゲド操車場
eABZgr
セゲド・ティサ駅方面
KBHFxe
185.1 セゲド
exSTR
セゲド - キキンダ線(ティミショアラ方面)
  • 出典: 停車駅目録[1]

セゲド - ベーケーシュチャバ線(ハンガリー語;Szeged–Békéscsaba-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は135

歴史

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1860年代に大規模農業が特徴であるハンガリー大平原(NagyAlföld)と、アドリア海の港湾都市フィウメ(現在リイェカ)を結ぶ鉄道建設が計画されて、この区間はすでに通信相ミコー(Mikó Imre, 1805~1876)が提案した25本の鉄道建設計画に含まれた[2]。この計画のために、私鉄会社大平原=フィウメ鉄道 (Alföld-Fiumei Vasút) が設立されて、1868年12月12日にナジュヴァーラド(現在オラデア)- エセーク(現在オシエク)間の本線とエセーク - ヴィランニース間の分岐線について鉄道建設許可を獲得した。また、建設条件によりセゲドの国鉄駅の連絡線が建設された[3]

1869年9月11日にセゲド - ゾンボル間およびセゲド・ロークス - セゲド連絡線が開業された。1870年6月16日にチャバ(現在ベーケーシュチャバ) - ホードメゾェー=ヴァーシャールヘイ間が、同年11月16日にセゲドまで残りの区間がそれぞれ開通された。1871年9月14日ナジュヴァーラド - チャバ間が最終的に完工して列車通行が可能となった[4]

1920年トリアノン条約によりオラデア - セゲド間はルーマニア区間とハンガリー区間に分離された。1940年ルーマニア区間は第二次ウィーン裁定により再びハンガリー領となった。1942年セゲド操車場 - ロェスケ間の連絡線が完成した[3]。1944年ルーマニア軍とソ連軍がオラデアを占領して、終戦後オラデア - 国境間はルーマニアに帰属した。

2021年11月29日にセゲド都市広域電車系統がホードメゾェーヴァーシャールヘイ - セゲド・ロークス間に導入されて、その区間の改修後、シティリンクが投入された[5][6]

運行形態[7]

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1時間に1本運行される。なお、半数は快速運転となり、停車駅が少ない。アルジェーは2021年11月29日以降、全列車通過となり、代わりに131号線(セゲド/ホードメゼーヴァーシャールヘイ・トラムトレイン)の列車が停車している。

2022年度以前は、午前中が各駅停車(ただしアルジェー、フュルイェシュ通過)のみ2時間に1本の運行であった。

駅一覧

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以下では、ハンガリー国鉄135号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 印:全列車停車
  • 印:大部分停車、一部通過
  • 印:大部分通過、一部停車
  • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ S 接続路線 所在地
135 セゲド駅 - 0

140号線(ブダペスト方面)
セゲド市電
  1,2系統(ヨーロッパ公園方面)

チョングラード県 セゲド郡
セゲド・ロウクシュ駅 7 7

セゲド市電
  1系統(セーチェニ広場方面)

  アルジェー駅 (*1)   (16)  
ホードメゼーヴァーシャールヘイ・ネープケルト駅 22 29 130号線(センテシュ方面)、131号線(コッシュート広場方面) ホードメゼーヴァーシャールヘイ郡
ホードメゼーヴァーシャールヘイ駅 2 31 131号線(コッシュート広場方面)
クートヴェルジ駅 11 42  
セーックタシュ駅 8 50  
オロシュハーザ駅 12 62

125号線(メゼーヘジェシュ方面、メゼートゥール方面)
147号線(センテシュ方面)

ベーケーシュ県 オロシュハーザ郡
オロシュハージ・タニャーク駅 8 70  
チョルヴァーシュ駅 6 76  
チョルヴァーシュ下駅 4 80  
テレクゲレンダーシュ駅 7 87   ベーケーシュチャバ郡
フュルイェシュ駅 4 91  
ベーケーシュチャバ駅 6 97

120号線(ブラショフ方面、ブダペスト方面)
121号線(メゼーヘジェシュ方面)、128号線(ケテジャーン方面)

(*1): 2021年11月29日以降、135号線の列車は全通過、131号線の列車のみが停車する予定。

参考文献

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外部リンク

[編集]

脚注

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  1. ^ 135 vonalhoz tartozó pontok” (ハンガリー語). VPE Kapella (2020年6月23日). 2023年9月3日閲覧。
  2. ^ J. Gonda (1898). pp. 376, 378
  3. ^ a b A tengerparti vasút” (ハンガリー語). iho.hu (2014年10月19日). 2023年9月4日閲覧。
  4. ^ J. Gonda (1898). pp. 380, 381
  5. ^ Elindult Magyarország első vasútvillamosa” (ハンガリー語). iho.hu (2021年11月29日). 2023年9月4日閲覧。
  6. ^ Ferenc Joo (2021年11月29日). “Hungarian tram-train begins operation” (英語). Simmons-Boardman Publishing. 2023年9月4日閲覧。
  7. ^ 2016-2017. évi menetrend