セス・メイネス
セントルイス・カージナルスでの現役時代 (2013年) | |
基本情報 | |
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国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ノースカロライナ州ムーア郡パインハースト |
生年月日 | 1988年10月14日(36歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2011年 MLBドラフト11巡目 |
初出場 | 2013年5月3日 |
最終出場 | 2017年6月4日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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マイケル・セス・メイネス(Michael Seth Maness, 1988年10月14日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ムーア郡パインハースト出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
[編集]プロ入りとカージナルス時代
[編集]2011年のMLBドラフト11巡目(全体350位)でセントルイス・カージナルスから指名を受けてプロ入り。同年は傘下のマイナー3球団(A-級バタビア・マックドッグス、A級クァッドシティズ・リバーバンディッツ、A+級パームビーチ・カージナルスでプレーした。
2012年は開幕をA+級パームビーチで迎えた後、AA級スプリングフィールド・カージナルスに昇格。同年は20試合に先発登板して11勝3敗、防御率3.27、112奪三振を記録した。
2013年は開幕をAAA級メンフィス・レッドバーズで迎え、5月に初のメジャー昇格。5月3日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で初登板を果たし、以降はそのままリリーフ陣の一員となり、最終的に66試合に登板して5勝2敗、防御率2.32、35奪三振の好成績を残してナショナルリーグ優勝に貢献した。また、16併殺打はナ・リーグの救援投手の中では最多だった。
2014年は様々なリリーフの役割を担いながら[1]、リーグ9位となる73試合に登板した。6勝4敗3セーブ・防御率2.91・WHIP1.10という一定の成績を残したが、被本塁打の割合やランナーの生還阻止率はイマイチの面もあった[1]。
2015年はナ・リーグ5位となる76試合にリリーフ登板し、メジャー3年で早くも通算200試合登板に達した。投球内容は悪化傾向にあり、4勝2敗3セーブ、防御率4.26、WHIP1.42という成績に終始した。
2016年は29試合に登板したが、8月に右肘の手術(トミー・ジョン手術ではない)を受けることになり[2]、以降を欠場。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[3]。
ロイヤルズ時代
[編集]2017年1月13日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[4]。開幕は傘下のAAA級オマハ・ストームチェイサーズで迎え、5月10日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[5]。7月1日にルーク・ファレルのメジャー昇格に伴ってDFAとなり[6]、7日にマイナー契約に切り替わってAAA級オマハへ配属された。オフの11月6日にFAとなった。
2018年1月5日にロイヤルズとマイナー契約で再契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]。5月10日に自由契約となった。
ロイヤルズ退団後
[編集]2019年2月7日に独立リーグであるアトランティックリーグのハイポイント・ロッカーズと契約。ロッカーズで1試合に登板後、5月2日にマイナー契約でテキサス・レンジャーズへ移籍した。移籍後はメジャー登板は無く、傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーした。オフの11月4日にFAとなった[7]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2013 | STL | 66 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | 1 | 15 | .714 | 249 | 62.0 | 65 | 4 | 13 | 7 | 1 | 35 | 2 | 0 | 17 | 16 | 2.32 | 1.26 |
2014 | 73 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 4 | 3 | 11 | .600 | 317 | 80.1 | 77 | 7 | 11 | 3 | 2 | 55 | 2 | 1 | 29 | 26 | 2.91 | 1.10 | |
2015 | 76 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 3 | 20 | .667 | 270 | 63.1 | 77 | 7 | 13 | 4 | 1 | 46 | 2 | 0 | 35 | 30 | 4.26 | 1.42 | |
2016 | 29 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 1 | .500 | 134 | 31.2 | 34 | 2 | 8 | 2 | 0 | 16 | 2 | 0 | 14 | 12 | 3.41 | 1.33 | |
2017 | KC | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 45 | 9.2 | 16 | 3 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 5 | 4 | 3.72 | 1.86 |
MLB:5年 | 252 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 10 | 7 | 47 | .643 | 1015 | 247.0 | 269 | 23 | 47 | 16 | 4 | 156 | 8 | 1 | 100 | 88 | 3.21 | 1.28 |
背番号
[編集]- 61(2013年 - 2015年)
- 43(2016年)
- 63(2017年)
脚注
[編集]- ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、336頁。ISBN 978-4-331-51921-9。
- ^ “Maness has UCL, not Tommy John, surgery”. MLB.com (2016年8月19日). 2017年2月3日閲覧。
- ^ “Cardinals non-tender reliever Maness”. MLB.com (2016年12月2日). 2017年2月3日閲覧。
- ^ “Royals, Seth Maness agree to Minor League deal” (英語). Kansas City Royals (2017年1月13日). 2017年2月27日閲覧。
- ^ J. Scott Butherus (2017年5月10日). “Royals call up Maness, Alburquerque for 'pen” (英語). MLB.com. 2017年5月11日閲覧。
- ^ Jeffrey Flanagan (2017年7月1日). “Royals DFA Maness to make room for Farrell” (英語). MLB.com. 2017年7月3日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2021年2月19日閲覧。
- ^ https://www.rotowire.com/baseball/player.php?id=12639
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Seth Maness stats MiLB.com
- Seth Maness (@Maness_43) - X(旧Twitter)