タイム・トラベラーズ (映画)
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タイム・トラベラーズ | |
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The Time Travelers | |
監督 | イブ・メルキオール |
脚本 | イブ・メルキオール |
製作 |
ビル・レドリン サミュエル・Z・アーコフ |
出演者 |
プレストン・フォスター フィリップ・キャリー メリー・アンダース ジョン・ホイト |
音楽 | リチャード・ラサール |
撮影 | ヴィルモス・スィグモンド |
編集 | ハル・デニス |
配給 | AIP |
公開 |
1964年10月29日[1] 日本劇場未公開 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $250,000[2] |
『タイム・トラベラーズ』(The Time Travelers)は、1964年に製作されたSF映画である。核戦争により人類がほぼ滅亡してしまった未来世界をユニークに描いており、タイム・トラベルによるタイム・ループなどの哲学的な部分にも触れられている。SF映画の監督として知られるイブ・メルキオールが監督のほか、原案と脚本も手がけた。日本では劇場未公開だが『原始怪人対未来怪人』というタイトルでテレビ放映された。
あらすじ
[編集]とある大学の施設内にある研究所で、スタイナー博士(プレストン・フォスター)をはじめとする研究員がタイム・マシンの実験を行っていた。紆余曲折を得て稼動実験を繰り返すうちに、マシンが正常に作動して彼らの前に移されたモニターに100年後の未来が映し出された。しかし、その画面には自分たちが知っている地球の姿はもはやなく、荒れ果てた荒野が果てしなく続くのみだった。装置が偶然に作動しただけのため、研究員たちは急いでその未来のデータを記録することに熱中するが、その場に居合わせたダニー(スティーヴ・フランケン)があることに気づく。それはそのモニターに映し出された映像は3-Dのようで、実際に向こう側に移動できるのだ。ダニーは探索にそのモニターを潜り抜け、ダニーを連れ戻すべく他の研究員たちも後に続く。結局最後まで残っていたキャロル(メリー・アンダース)もモニターを潜り抜けると、研究員たちの前でモニターの元いた場所の映像が突然消え去ってしまった。かくして100年後の未来に取り残された研究員たちだったが、そんな彼らの前に原始的なミュータントたちが襲い掛かる。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替(テレビ版)
- エリク・ヴォン・スタイナー博士 - プレストン・フォスター
- スティーヴ・コナーズ博士 - フィリップ・キャリー(寺島幹夫)
- キャロル・ホワイト - メリー・アンダース(北浜晴子)
- ヴァーノ博士 - ジョン・ホイト(宮内幸平)
- ダニー・マッキー - スティーヴ・フランケン
- ウィラード - デニス・パトリック
スタッフ
[編集]- 監督:イブ・メルキオール
- 原案・脚本:イブ・メルキオール
- 原案:デヴィッド・L・ヒューイット
- 製作:ビル・レッドリン、ほか
- 撮影:ヴィルモス・スィグモンド
- 音楽:リチャード・ラサール
脚注
[編集]- ^ “The Time Travelers Release Info”. 2015年5月3日閲覧。
- ^ “Box office/business for The Time Travelers”. 2015年5月3日閲覧。