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タイラー・エップラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タイラー・エップラー
Tyler Eppler
味全ドラゴンズ #35
オリックス・バファローズ時代 (2019年7月6日 ほっともっとフィールド神戸)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州カレッジステーション
生年月日 (1993-01-05) 1993年1月5日(31歳)
身長
体重
196 cm
104 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 MLBドラフト6巡目(全体191位)でピッツバーグ・パイレーツから指名
初出場 NPB / 2019年5月4日
KBO / 2022年4月5日
CPBL / 2023年4月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

タイラー・オースティン・エップラーTyler Austin Eppler1993年1月5日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州カレッジステーション出身[3]プロ野球選手投手)。右投右打。現在は、CPBL味全ドラゴンズ所属。愛称は「エップ[4]

経歴

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プロ入りとパイレーツ傘下時代

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2014年MLBドラフト6巡目(全体191位)でピッツバーグ・パイレーツから指名され、プロ入り[2][3]。パイレーツ傘下でA-級ジェームズタウン・ジャマーズ(2014)、A+級ブレイデントン・マローダーズ(2015)、AA級アルトゥーナ・カーブ(2015 - 16)、AAA級インディアナポリス・インディアンズ(2017 - 18)と昇格する[2]

2018年は、AAA級インディアナポリスで28試合に登板し、インターナショナルリーグ2位の13勝(6敗)、防御率3.59、153イニングで118奪三振・39与四球という成績を挙げた[5][6]

オリックス時代

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2019年1月15日にオリックス・バファローズが獲得を発表した[1]。1年契約で年俸は推定60万ドル、背番号は42[7][8]

同年は5月に初昇格した。5月19日にアンドリュー・アルバースの離脱を受けて埼玉西武ライオンズ戦(京セラドーム大阪)でNPB初先発を果たしたが、3回2/3を3失点で敗戦投手となり2軍降格となった[9]。6月に再昇格を果たすと、6月14日の阪神タイガース戦(京セラドーム大阪)では2-4とリードを許した8回表無死1・2塁の場面で救援登板。大山悠輔を三ゴロ併殺打、鳥谷敬を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、直後の8回裏に味方が4点を奪って逆転勝利し、NPB初勝利を記録した[10]。オフの12月2日に自由契約が公示された[11]

ナショナルズ傘下時代

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2020年1月、ワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[12]

キウム・ヒーローズ時代

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2021年12月17日、KBOリーグキウム・ヒーローズと2022年シーズンの選手契約を結んだ[13]

2022年シーズンはキウムで6勝を記録するも、2023年の再契約はなかった。

富邦ガーディアンズ時代

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2023年1月6日、台湾プロ野球(CPBL)富邦ガーディアンズと契約した[14]。開幕から9試合に先発して3勝1敗、防御率2.89という成績を残していたが、6月21日に個人的な事情により退団した[15]

メキシカンリーグ時代

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富邦退団後は、メキシカンリーグモンテレイ・サルタンズでプレーした[16]

味全時代

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2024年2月6日、台湾プロ野球味全ドラゴンズと契約した[17]

プレースタイル

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90-92mph(約146.4km/h)程度の2種類の速球(フォーシームツーシーム)を主体に、84-86mph(約136.7km/h)のスライダー、76-78mph(約123.8km/h)のカーブ、84-86mph(約136.7km/h)のチェンジアップを投げる[18]。マイナーリーグ通算で与四球率2.02。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2019 オリックス 24 1 0 0 0 4 4 0 3 .500 137 31.1 41 2 9 1 0 25 2 0 16 14 4.02 1.60
NPB:1年 24 1 0 0 0 4 4 0 3 .500 137 31.1 41 2 9 1 0 25 2 0 16 14 4.02 1.60
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手












2019 オリックス 24 0 1 0 0 1.000
通算 24 0 1 0 0 1.000
  • 2019年度シーズン終了時

記録

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NPB

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背番号

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  • 42 (2019年)
  • 8 (2022年)
  • 37 (2023年)
  • 35 (2024年 - )

脚注

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  1. ^ a b 新外国人選手獲得のお知らせ”. オリックス・バファローズ (2019年1月15日). 2019年2月10日閲覧。
  2. ^ a b c Tyler Eppler”. The Baseball Cube. 2019年2月10日閲覧。
  3. ^ a b Tyler Eppler Stats, Fantasy & News”. MLB.com. 2019年2月10日閲覧。
  4. ^ 42 タイラー・エップラー 選手名鑑2019|オリックス・バファローズ”. オリックス・バファローズ オフィシャルサイト. 2022年1月8日閲覧。
  5. ^ オリックスが前パイレーツのエップラー獲得を発表 昨季3Aで13勝の長身右腕”. full-Count (2019年1月15日). 2019年2月10日閲覧。
  6. ^ 【オリックス】新外国人・エップラーが合流 外国人争い「互いが競争していく中で成長したい」”. スポーツ報知 (2019年2月9日). 2019年2月10日閲覧。
  7. ^ オリックス、新助っ人エップラーを獲得 昨季パイレーツ傘下で13勝”. サンケイスポーツ (2019年1月15日). 2019年2月10日閲覧。
  8. ^ タイラー・エップラー投手 入団発表記者会見”. オリックス・バファローズ (2019年2月9日). 2019年2月10日閲覧。
  9. ^ オリックス・エップラー4回途中3失点「悔しい」”. 日刊スポーツ (2019年5月19日). 2019年6月14日閲覧。
  10. ^ オリ連夜の逆転劇で2連勝、“西&藤川撃ち”で8回一挙4点! 阪神は逆転負けで連敗”. full-count (2019年6月14日). 2019年6月14日閲覧。
  11. ^ 2019年度 自由契約選手”. 日本野球機構. 2021年2月20日閲覧。
  12. ^ 元オリのエップラー、ナショナルズとマイナー契約 キャンプに招待選手で参加”. Full Count (2020年1月10日). 2021年2月20日閲覧。
  13. ^ https://www.heroesbaseball.co.kr/story/heroesNews/view.do?num=20464
  14. ^ https://www.fubonguardians.com/content/info/NewsDetail?id=513
  15. ^ 自由時報電子報 (2023年6月21日). “中職》艾普勒結束合約 悍將剩3名洋將”. 自由體育. 2023年6月21日閲覧。
  16. ^ https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=eppler000tyl
  17. ^ https://x.com/gocpbl/status/1754751052107403761?s=46&t=eZP8Q-G79vEQv5eJbip1Jg
  18. ^ Adam McInturff (2018年11月30日). “Tyler Eppler (Notes From the Field)” (英語). 2080baseball. 2019年2月17日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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