タキサジエン-5α-ヒドロキシラーゼ
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タキサジエン-5α-ヒドロキシラーゼ(taxadiene 5α-hydroxylase)は、ジテルペノイド生合成酵素の一つで、次の化学反応を触媒する酸化還元酵素である。
- タキサ-4,11-ジエン + 還元型受容体 + O2 タキサ-4(20),11-ジエン-5α-オール + 受容体 + H2O
この酵素の基質はタキサ-4,11-ジエン、還元型受容体とO2で、生成物はタキサ-4(20),11-ジエン-5α-オール、受容体とH2Oである。
この酵素は酸化還元酵素に属し、基質に特異的に作用する。酸素は酸化剤として還元されると同時に基質に取り込まれる。組織名はtaxa-4,11-diene,hydrogen-donor:oxygen oxidoreductase (5α-hydroxylating)である。
参考文献
[編集]- R; Rubenstein, SM; Ketchum, RE; Gibson, DM; Williams, RM; Croteau, R (1996). “Cytochrome P450-catalyzed hydroxylation of taxa-4(5),11(12)-diene to taxa-4(20),11(12)-dien-5alpha-ol: the first oxygenation step in taxol biosynthesis”. Chem. Biol. 3 (6): 479–89. doi:10.1016/S1074-5521(96)90096-4. PMID 8807878.