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タスカルーサ (装甲艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タスカルーサ
基本情報
建造所 セルマ海軍工廠
運用者  アメリカ連合国海軍
艦歴
起工 1862年
進水 1863年2月7日
退役 1865年4月12日
最期 スパニッシュ川において鹵獲を免れるため自沈
要目
長さ 152 ft (46.3 m)
34 ft (10.4 m)
吃水 7 - 8 ft (2.1 - 2.4 m)
推進 蒸気機関
速力 3ノット
乗員 40人
兵装 6.4インチブルック前装式施条砲 x 1
32ポンド前装式滑腔砲 x 4
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CSS タスカルーサ (CSS Tuscaloosa)は南北戦争中のアメリカ連合国海軍のハンツビル級衝角装甲艦。1862年にセルマ海軍工廠で起工された[1]。艦名はアラバマ州の都市であるタスカルーサに由来する。

艦歴

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タスカルーサはアラバマ州セルマ(Selma)で1863年2月7日に進水した。その後アラバマ州モービル自力で航行航し、そこで最終艤装を行った。装甲板は4インチ厚で、アラバマ州シェルビー(Shelby)のシェルビー鉄工所(Shelby Iron Company)とジョージア州アトランタのアトランタ圧延所(Atlanta Rolling Mill)で製造された[2]

チャールズ・マクブレアを艦長とし、タスカルーサはモービル近郊の水域で任務についた[3]。1864年8月5日にのモービル湾の海戦にタスカルーサは参加せず、スパニッシュ川(Spanish River)に脱出した。モービル湾の海戦は南軍の敗北に終わったが、モービル自体はその後8ヶ月間持ちこたえ、モービル湾の深部も南軍が確保していた。1865年4月12日にモービルが陥落すると、タスカルーサはCSS ハンツビルと共に、モービルのやや北、モービル川とスパニッシュ川の分岐部において、鹵獲を免れるために自沈した。沈没場所は1985年に特定されている[3]

脚注

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  1. ^ Herbert J. Lewis (September 23, 2011). "Selma Ordnance and Naval Foundry". The Encyclopedia of Alabama. Auburn University.
  2. ^ "Huntsville" Archived 2011年12月6日, at the Wayback Machine.. Dictionary of American Naval Fighting Ships. United States Navy. September 24, 2011.
  3. ^ a b Gaines, W. Craig (2008). Encyclopedia of Civil War Shipwrecks. LSU Press. pp. 1–8. ISBN 978-0-8071-3274-6 

参考資料

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  • Silverstone, Paul H. (2006). Civil War Navies 1855–1883. The U.S. Navy Warship Series. New York: Routledge. ISBN 0-415-97870-X 
  • Still, William N., Jr. (1985). Iron Afloat: The Story of the Confederate Armorclads (Reprint of the 1971 ed.). Columbia, South Carolina: University of South Carolina Press. ISBN 0-87249-454-3 

関連項目

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座標: 北緯30度46分09秒 西経88度01分14秒 / 北緯30.76924度 西経88.02053度 / 30.76924; -88.02053