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タマユズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
タマユズ
欧字表記 Tamayuz
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2005年3月1日
Nayef
Al Ishq
生国 イギリスの旗 イギリス
生産者 Shadwell Estate Company Limited
馬主 Hamdan Al Maktoum
調教師 F.Head フランス
競走成績
生涯成績 7戦5勝
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タマユズ (Tamayuz) はフランス競走馬種牡馬2008年ジャンプラ賞ジャック・ル・マロワ賞の優勝馬である。

競走馬時代

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2007年(2歳時)9月にデビューし勝利。続く一般戦も勝利し2007年はこの2戦にとどまる。

明けて2008年(3歳時)、G3フォンテンブロー賞から始動し、ここでも勝利を収め、プール・デッセ・デ・プーランに駒を進める。しかし馬群に沈み9着に終わる。立て直してジャンプラ賞に出走。ここではレイヴンズパスに競り勝ちG1初勝利を収める。古馬と初対戦となったジャック・ル・マロワ賞でもナタゴラ2馬身差以上をつけ以下に完勝した。続いてイギリスに遠征しクイーンエリザベス2世ステークスに出走。一時は先頭に躍り出るも、その後すぐに後続にかわされ4着に終わった。そしてこの競走を最後に競走馬を引退した。

競走成績

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出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2007.09.09 ロンシャン 未出走戦 芝1600m 1着 T.ジャルネ クビ (Prospect Wells)
2007.10.08 シャンティ 一般戦 芝1600m 1着 D.ボニヤ 2 1/2馬身 (Ransom Hope)
2008.04.13 ロンシャン フォンテンブロー賞 G3 芝1600m 1着 D.ボニヤ アタマ (Murcielago)
2008.05.11 ロンシャン プール・デッセ・デ・プーラン G1 芝1600m 9着 D.ボニヤ 1/2馬身 Falco
2008.07.13 シャンティ ジャンプラ賞 G1 芝1600m 1着 D.ボニヤ 3/4馬身 (Raven's Pass)
2008.08.17 ドーヴィル ジャック・ル・マロワ賞 G1 芝1600m 1着 D.ボニヤ 2 1/2馬身 Natagora
2008.09.27 アスコット クイーンエリザベス2世S G1 芝8f 4着 D.ボニヤ 3馬身 Raven's Pass

種牡馬時代

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4歳となった2009年より種牡馬となり、アイルランドにあるデリンズタウンスタッドで繋養されている。初年度の種付け料は15000ユーロ。

初年度産駒は2012年にデビュー。日本に輸入されたマイネルエテルネル小倉2歳ステークスを制して、産駒初のグレードレース制覇を達成している。

2022年11月に、種牡馬を引退することが発表された[1]

主な産駒

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太字はG1競走を示す

血統表

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タマユズ血統ミスタープロスペクター系 / Native Dancer 5x5=6.25%) (血統表の出典)

Nayef
1998 鹿毛 アメリカ
父の父
Gulch
1984 鹿毛 アメリカ
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Jameela Rambunctious
Asbury Mary
父の母
Height of Fashion
1979 鹿毛 フランス
Bustino Busted
Ship Yard
Highclere Queens Hussar
Highlight

Al Ishq
1997 栗毛 フランス
Nureyev
1977 鹿毛 アメリカ
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Special Forli
Thong
母の母
Allez Les Trois
1991 栗毛 アメリカ
Riverman Never Bend
River Lady
Allegretta Lombard
Anatevka F-No.9-h

2代母の産駒にジョッケクルブ賞に勝ち、仏2歳リーディングサイアーとなったアナバーブルー、3代母の産駒にアーバンシーキングズベストがいる。

脚注

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  1. ^ Brilliant Baaeed to stand at £80,000 for the 2023 breeding season”. Shadwell Estate Company Ltd (2022年11月8日). 2023年8月13日閲覧。

外部リンク

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