タルボット・カウンティ級戦車揚陸艦
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(タルボット・カウンティ級から転送)
タルボット・カウンティ級戦車揚陸艦 | |
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基本情報 | |
艦種 | 戦車揚陸艦(LST) |
命名基準 | 郡の名 |
前級 | LST-1級 |
次級 | テレボーン・パリッシュ級 |
要目 | |
基準排水量 | 2,324 t |
満載排水量 | 6,000 t |
全長 | 116メートル (381 ft) |
最大幅 | 16.5メートル (54 ft) |
吃水 | 4.39メートル (14.4 ft) |
ボイラー | バブコック・アンド・ウィルコックス製ボイラー×2基 |
主機 | ウェスティングハウス製蒸気タービン×2基 |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 6,000ps |
速力 | 14ノット (26 km/h) |
搭載能力 | 貨物500トン |
乗員 | 約181名 他に兵員約175名 |
兵装 |
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タルボット・カウンティ級戦車揚陸艦(タルボット・カウンティきゅうせんしゃようりくかん Talbot County class tank landing ship)はアメリカ海軍の戦車揚陸艦。同型艦は2隻。
概要
[編集]アメリカ海軍は第二次世界大戦中にLST-1級を大量生産し、多くの上陸作戦に使用してきた。しかし、LST-1級は機関出力が1,800馬力と小さく、最大速力も11ノットと低速で、艦隊行動を行うには問題となる点があった。このため、戦車揚陸艦の速力向上が課題となり、タルボット・カウンティ級が設計された。
建造は、1945年7月から開始されている。機関はディーゼルエンジンから、6,000馬力の蒸気タービンへと変更になり、船体も一回り大型化された。機関出力増強により最大速力は14ノットに向上した。ビーチングのために、艦首扉を設けるなど艦首形状が航海に適したものとなっておらず、造波抵抗は大きい。主武装として5インチ単装砲を艦首と艦尾に装備しており、艦橋は艦の後部にある。
3隻が計画されたが2隻が1947年から1949年に就役したに留まっている。
同型艦
[編集]- タルボット・カウンティ (USS Talbot County, LST-1153):1947年9月3日就役、1970年4月3日退役。
- タラハチー・カウンティ (USS Tallahatchie County, LST-1154):1949年5月24日就役、1970年6月15日退役。
- LST-1155:未成。1946年1月建造中止。
参考文献
[編集]- アメリカ揚陸艦史 世界の艦船 2007年1月号増刊 海人社 EAN 4910056040171