チェジュ航空
表示
| ||||
法人番号 | 9700150023671 | |||
---|---|---|---|---|
設立 | 2005年1月 | |||
ハブ空港 |
済州国際空港 仁川国際空港 金浦国際空港 | |||
マイレージサービス | Refresh Point | |||
航空連合 | バリューアライアンス | |||
保有機材数 | 31機 (2018年1月) | |||
就航地 |
45都市(2023年9月) ※運休中のウラジオストクを除く | |||
本拠地 | 韓国・済州特別自治道・済州市 | |||
代表者 | Choi, Kyunam (CEO) | |||
外部リンク | https://www.jejuair.net/ |
チェジュ航空 | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 제주항공 |
漢字: | 濟州航空 |
発音: | チェジュハンゴン |
日本語読み: | さいしゅうこうくう |
英語: | Jeju Air |
チェジュ航空(チェジュこうくう、朝: 제주항공、英: Jeju Air)は、韓国の格安航空会社。
韓国の大手財閥である愛敬グループと、済州特別自治道が共同で設立した格安航空会社。日本の第三セクターに近い。運賃は他社よりも30%程度安くしている。
2019年12月18日、経営が悪化したライバルのイースター航空を買収することが発表されたが[1]、2020年7月23日、買収条件として求めていた、従業員への未払い賃金の支払いなど懸案事項が解消されなかったとして、イースター航空の買収を取りやめると発表した[2]。なお、同社はアシアナ航空の買収も検討していたが失敗している[3]。
沿革
[編集]- 2005年1月:会社 設立。
- 2006年
- 2007年7月:ソウル/金浦 - 襄陽線 運休。
- 2008年
- 2009年
- 2010年
- 2011年
- 2012年
- 2013年
- 1月:済州 - 大阪/関西線 運休。
- 4月8日:ソウル/仁川 - 泉州線 就航開始。
- 6月16日:ソウル/仁川 - 泉州線 運休。
- 7月4日:ソウル/仁川 - 東京/成田線 就航開始(当社初の東京/成田発着路線)。
- 2015年
- 2016年
- 2017年7月4日:ソウル/仁川 - 高雄線就航開始[17] 。
- 2017年
- 2018年
- 2019年
- 2023年
就航都市
[編集]チェジュ航空 就航都市 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
国 | 都市 | 空港 | 備考 | |||
東アジア | ||||||
韓国 | 済州 | 済州国際空港 | メインハブ空港 | |||
ソウル | 仁川国際空港 | |||||
金浦国際空港 | ||||||
釜山 | 金海国際空港 | |||||
清州 | 清州国際空港 | |||||
大邱 | 大邱国際空港 | |||||
光州 | 光州空港 | |||||
日本 | 東京 | 成田国際空港 | ||||
大阪 | 関西国際空港 | |||||
名古屋 | 中部国際空港 | |||||
福岡 | 福岡空港 | |||||
札幌 | 新千歳空港 | |||||
静岡 | 静岡空港 | |||||
広島 | 広島空港 | |||||
松山 | 松山空港 | |||||
大分 | 大分空港 | |||||
鹿児島 | 鹿児島空港 | |||||
沖縄 | 那覇空港 | |||||
台湾 | 台北 | 台湾桃園国際空港 | ||||
中国 | 延吉 | 延吉朝陽川空港 | ||||
青島 | 青島流亭国際空港 | |||||
威海 | 威海大水泊空港 | |||||
煙台 | 煙台蓬萊国際空港 | |||||
北京 | 北京首都国際空港 | |||||
石家荘 | 石家荘正定国際空港 | |||||
哈爾浜 | 哈爾浜国際空港 | |||||
ジャムス | ジャムス東郊空港 | |||||
張家界 | 張家界国際空港 | |||||
香港 | 香港 | 香港国際空港 | ||||
マカオ | マカオ | マカオ国際空港 | ||||
東南アジア | ||||||
フィリピン | マニラ | ニノイ・アキノ国際空港 | ||||
セブ | マクタン・セブ国際空港 | |||||
クラーク | クラーク国際空港 | |||||
ボホール | ボホール・パングラオ国際空港 | |||||
ベトナム | ハノイ | ノイバイ国際空港 | ||||
ダナン | ダナン国際空港 | |||||
ニャチャン | カムラン国際空港 | |||||
ホーチミン | タンソンニャット国際空港 | |||||
パラオ | パラオ | ロマン・トメトゥチェル国際空港 | ||||
タイ | バンコク | スワンナプーム国際空港 | ||||
プーケット | プーケット国際空港 | |||||
ラオス | ヴィエンチャン | ワットタイ国際空港 | ||||
マレーシア | コタキナバル | コタキナバル国際空港 | ||||
シンガポール | シンガポール | チャンギ国際空港 | ||||
ヨーロッパ | ||||||
ロシア | ウラジオストク | ウラジオストク国際空港 | 運休中 | |||
オセアニア | ||||||
グアム | グアム | グアム国際空港 | ||||
北マリアナ諸島 | サイパン | サイパン国際空港 | ||||
休・廃止路線 | ||||||
韓国 | 襄陽 | 襄陽国際空港 | ||||
日本 | 北九州 | 北九州空港 | 2012年4月22日をもって運休 | |||
中国 | 泉州 | 泉州晋江空港 | 2013年6月16日をもって運休 | |||
煙台 | 煙台萊山国際空港 | |||||
ベトナム | ホーチミンシティ | タンソンニャット国際空港 | ||||
カンボジア | プノンペン | プノンペン国際空港 |
2024年9月現在
就航路線
[編集]国内線
[編集]国際線
[編集]- ソウル/仁川 - 東京/成田 : 1日4便[22]
- ソウル/仁川 - 大阪/関西 : 1日3便
- ソウル/仁川 - 名古屋/中部 : 1日2便
- ソウル/仁川 - 福岡 : 1日4便[23]
- ソウル/仁川 - 札幌/新千歳 : 1日1便
- ソウル/仁川 - 松山 : 1日2便
- ソウル/仁川 - 那覇 : 1日1便
- ソウル/仁川 - 静岡 : 1日1便
- ソウル/仁川 - 大分 : 1日1便
- ソウル/仁川 - 広島 : 週11便
- ソウル/仁川 - 鹿児島 : 週3便
- ソウル/仁川 - 青島 : 1日1便
- ソウル/仁川 - ジャムス : 週1便
- ソウル/仁川 - 香港 : 1日2便
- ソウル/仁川 - 台北/桃園 : 1日1便
- ソウル/仁川 - 高雄 : 週4便
- ソウル/仁川 - マニラ : 1日1便
- ソウル/仁川 - セブ : 1日1便
- ソウル/仁川 - コタキナバル : 1日1便
- ソウル/仁川 - バンコク : 1日2便
- ソウル/仁川 - ハノイ : 1日1便
- ソウル/仁川 - ウラジオストク : 週4便
- ソウル/仁川 - グアム : 1日2便
- ソウル/仁川 - サイパン : 1日1便
- ソウル/金浦 - 大阪/関西 : 1日2便
- ソウル/金浦 - バンコク
- 釜山 - 東京/成田:1日1便
- 釜山 - 大阪/関西:1日2便
- 釜山 - 福岡:1日1便
- 釜山 - 台北/桃園:1日1便
- 釜山 - バンコク:1日1便
- 釜山 - グアム:週2便
- 大邱 - バンコク:週2便
- 済州 - 福岡:週3便(7月から運航予定)
- 務安 - 福岡:週4便(2019年7月から運航予定)[24]
2010年下半期より、済州国際空港から日本へのチャーター便、定期便就航を計画している[25]。
今後、サイパン・ハノイに新規就航する計画。また、中・長距離線を運航する格安航空会社を設立する計画もあるという[26]。
機内サービス
[編集]事前座席指定は、当初は無料であったが、2014年7月より、座席種別に応じた有料制になった。非常口座席を利用する場合は、乗客誘導時に必要なため、朝鮮語か英語のどちらかに堪能であることが、チェックイン時に確認される。
機内では、無料の飲料水を除き、有料で軽食、飲料を販売している。2014年8月より、機内食の事前予約サービスも行われている。当初は、日本などの短距離路線ではおにぎりやナッツ等、中距離路線ではボックスランチの軽食が無償で提供されていた。また、国際線において大邱にあるグランド免税店が免税品機内販売を実施している。
保有機材
[編集]- ボーイング737-800型機 (186/189席) : 31機
- ボーイング737-800BCF型機 : 1機
- 過去に運航されていた機材
- ボンバルディア Q400型機 (2010年6月16日退役)
事故・トラブル
[編集]- 2007年8月12日 - チェジュ航空502便(Q400、機体記号 HL5256)が、釜山の金海国際空港に着陸後、タキシング中に強風にあおられ、滑走路を外れて排水溝へ脱輪した。乗客20名以上が軽傷を負った[29][30]。
- 2015年11月30日 - 仁川発那覇行きの1802便に誤って成田行きの1104便の乗客手荷物を搭載し、本来の那覇行きの乗客手荷物が仁川空港に放置されるトラブルが発生。当時、那覇行きは出発遅延しており、成田行きと出発時間が重なっていた。原因は、積み込みを行う協力会社の貨物車両が間違えた飛行機に運んでしまったためとしている。韓国では、過去にも他社で同様のトラブルが発生している[31]。
- 2015年12月23日 - 金浦発済州行きの101便(B737-8AS、HL8049、乗客約150人)が与圧システムが作動していないまま離陸し、高度1万5000フィート(約4.6km)上空で一部の乗客が鼻血を出したり耳鳴りを訴えた[32]。
脚注
[編集]- ^ “韓国LCC最大手が同業買収、70億円で”. 日本経済新聞 (2019年12月19日). 2019年12月20日閲覧。
- ^ “済州航空、イースター航空の買収撤回 コロナで需要消失”. 日本経済新聞 (2020年7月23日). 2020年7月24日閲覧。
- ^ “아시아나 인수 실패한 제주항공, 이스타 넘본다”. 韓国日報 (2019年12月18日). 2019年12月18日閲覧。
- ^ “済州航空、格安航空会社初の済州〜広島路線就航”. 聯合ニュース. (2008年7月11日)
- ^ “済州航空、広島に国際チャーター便”. 朝鮮日報
- ^ “済州航空が国際線事業本格化、1年は日本便に集中”. 聯合ニュース
- ^ “関空に済州航空就航”. 読売新聞
- ^ “北九州‐韓国・仁川空港定期便が就航”. 西日本新聞
- ^ “済州航空、バンコク線開設”. newsclip.be
- ^ “済州航空が夏季清州〜セブ路線運航、仁川〜北九州増便”
- ^ a b c “済州航空、済州〜大阪など3路線を新規就航”. 聯合ニュース
- ^ “チェジュ航空、4月3日から関西/釜山線に就航 ダブルデイリーで運航”. Flyteam
- ^ “(アジアフラッシュ)チェジュ航空 韓国取引所に株式上場”. 日本経済新聞. (2015年11月7日)
- ^ “Jeju Air Plans Seoul – Taipei Operation from May 2016”. AIRLINE ROUTE. (2016年3月4日)
- ^ “チェジュ航空、仁川/コタキナバル線を737-800でデイリー運航”. Flyteam
- ^ “チェジュ航空、東京/成田〜釜山線就航 12月15日から”. Traicy
- ^ “チェジュ航空、7月に仁川/高雄線を開設へ 10月下旬まで週2便を運航”. FlyTeam. (2017年6月20日)
- ^ “チェジュ航空、ソウル/仁川〜ウラジオストク線就航 9月29日より週4便”. Traicy
- ^ “チェジュ航空、松山〜ソウル/仁川線開設 11月2日から週3便”. Traicy
- ^ “チェジュ航空、鹿児島〜ソウル/仁川線就航 来年1月6日から週3便”. Traicy. (2017年12月15日)
- ^ “チェジュ航空、静岡〜ソウル/仁川線開設 5月10日から週3便”. Traicy
- ^ “チェジュ航空、成田/仁川線を1日3往復便に増便 成田発13時55分が加わる”. FlyTeam. (2016年4月29日)
- ^ “チェジュ航空、10月27日から福岡/仁川線をダブルデイリー化”. FlyTeam. (2013年9月4日)
- ^ “福岡―務安、済州 就航 韓国のLCC 7月から定期便”. 西日本新聞. (2019年5月15日)
- ^ “済州航空、下半期から済州〜日本直行便運航”. 聯合ニュース
- ^ “チェジュ航空、機材を倍増しサイパン・ハノイに新規就航! 中長距離線新会社やIPOの計画も!”. Traicy. (2014年3月2日)
- ^ Jeju Air fleet details - AirFleets.net
- ^ Jeju Air Fleet Details and History - PlaneSpotters.net
- ^ 強風にあおられた旅客機が排水溝に脱輪 /金海空港 “朝鮮日報”
- ^ “ASN Aircraft accident de Havilland Canada DHC-8-402 Q400 HL5256 Busan-Gimhae (Pusan) International Airport (PUS)”. 2016年1月29日閲覧。
- ^ “沖縄/那覇行のチェジュ航空機に東京/成田行の荷物を搭載するトラブル 122個も”. Traicy
- ^ “急降下・警告灯無視…韓国格安航空会社「非行」の数々”. 朝鮮日報. (2016年1月29日9時49分) 2016年1月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部サイト
[編集]- チェジュ航空
- JEJU air(チェジュ航空) (@jejuairjapan) - X(旧Twitter)
- チェジュ航空(JEJU air)公式アカウント(JP) (@jejuairjapan) - Instagram