チベン製薬
表示
この記事は大言壮語的な記述になっています。 |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒567-0073 大阪府茨木市西穂積町3-8 |
設立 | 1957年(昭和32年) |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 9120901001357 |
事業内容 | 医薬品の製造販売、医薬部外品の製造販売、化粧品の製造販売、健康食品の製造販売、高度管理医療機器の販売・賃貸、直営薬局の経営、環境改良事業 |
代表者 | 代表取締役社長 松本有司 |
資本金 | 6000万円 |
従業員数 | 9名 |
関係する人物 | 大森智辯(辯天宗宗祖) |
外部リンク | https://www.chiben-seiyaku.jp/ |
チベン製薬(ちべんせいやく)は、大阪府茨木市に本社と工場を置く製薬会社である。
大阪家庭薬協会に加盟している。
設立経緯
[編集]初代代表取締役の吉井祥二氏の実母は、宗教法人辯天宗の宗祖であった大森智辯(旧名:清子)である。(高校野球で知られる智辯学園は大森智辯の発願で建設された学校)
明治42年生まれで奈良県吉野飯貝の出身であった智辯は、小学校入学前に祖母に連れられて山に入り、薬草を採取していた。
智辯の並外れた薬草の知識は祖母から教わったもので、幼いころの将来の夢は薬剤師であった。
小学校2年の時、生家の柱に「あさおきて きものきて おくすりとって がっこうたてて」と落書きをする。「おくすりとって」はチベン製薬株式会社、「がっこうたてて」は智辯学園へとつながるエピソードとして語り継がれている。
昭和4年に高野山真言宗の僧侶大森智祥氏と結婚。そして昭和9年に大辯才天女尊から天啓を享け、その後は宗教家としての人生を歩む。
神からの霊示をもって人々を救う修行の道の中で智辯は、薬草を用いて病気で苦しむ人々を救っていった。これがチベン製薬の源流となる。
後に智辯の次男:祥二氏が薬剤師の資格を取り、昭和32年にチベン製薬を創業した。
薬は「胃腸煎」「女神湯」「妙音湯」「水気下し」などの漢方薬をはじめ、湿布薬、軟膏薬、ドリンク剤などがある。
中でも漢方湿布薬の「喜世効」、軟膏薬の「雪妙」はチベン製薬のブランド製品で、使用者から長く愛されてきた。
薬店舗
[編集]主な製品
[編集]生薬煎剤
[編集]- チベン胃腸煎(第2類医薬品)
- ケイヒ、ソウジュツなど9種類の生薬を配合。
- 食欲不振、胃部・腹部膨満感、消化不良、胃弱、食べ過ぎ、飲み過ぎ、胸焼け、もたれ、胸のつかえ、はきけ、嘔吐、整腸、軟便、便秘に効果がある。
- 妙音湯(第2類医薬品)
- 麦門冬、バイモなど9種類の生薬を配合。
- 感冒、肺炎、肋膜炎、気管支カタルの熱を解し、咳を鎮め胸痛を去る。
- 水気下し(第2類医薬品)
- ナンバンゲなど9種類の生薬を配合。
- 利尿剤として腎臓病、膀胱カタル、尿道炎、脚気に用いる。
- ろいま湯(第2類医薬品)
- ボウイ等8種類の生薬を配合。
- 神経痛、リウマチ、関節痛、痛風に効果がある。
- 宝珠湯(第2類医薬品)
- シュロジツ、ボウフウなど10種類の生薬を配合。
- 脳溢血、血圧亢進、神経痛に効果がある。
生薬浸剤
[編集]- 女神湯(第2類医薬品)
- オウゴン、センキュウなど15種類の生薬を配合。
- のぼせ、のぼせ目、ヒステリー、月経不順、産前産後、冷え込み、めまいに効果がある。
外用薬
[編集]- 喜世効(第3類医薬品)
- ねつ、はれ、いたみ、漢方しっぷ薬。
- 神経痛、リウマチ、関節炎、肩のこり、肋膜炎、肺炎、筋肉痛、腰痛、打ち身、くじきの消炎、鎮痛に効果がある。
- 外用 雪妙(第3類医薬品)
- 皮膚疾患治療薬。
- かゆみ止め、じんましん、ひび、しもやけ、あかぎれ、切り傷、すり傷、やけど、毒虫刺され、くさ、あせも、ただれに効果がある。
薬用入浴剤
[編集]- 麗仙湯(医薬部外品)
- 経痛、リウマチ、冷え性、肩のこり、腰痛、荒れ性、あせも、しっしん、しもやけ、痔に効果がある。