チモールブルー
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チモールブルー | |
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4-[9-(4-ヒドロキシ-2-メチル-5-プロパン-2-イル-フェニル)-7,7-ジオキソ-8-オキサ-7λ6-チアビシクロ[4.3.0]ノナ-1,3,5-トリエン-9-イル]-5-メチル-2-プロパン-2-イル-フェノール | |
別称 チモールスルフォンフタレイン、チモールスルホフタレイン、4,4’-(3H-2,1-ベンゾオキサチオール-3-イリデン)ビス[5-メチル-2-(1-メチルエチル)フェノール]S,S-ジオキシド | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 76-61-9 |
特性 | |
化学式 | C27H30O5S |
モル質量 | 466.59 g mol−1 |
外観 | 赤褐色〜暗緑色の結晶性粉末 |
融点 |
221-224 °C, 270 K, -150 °F ( |
水への溶解度 | 不溶 |
λmax | 594 nm (1st) 376 nm (2nd)[1] |
危険性 | |
EU分類 | Xn N |
主な危険性 | Harmful |
NFPA 704 | |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
チモールブルー (Thymol Blue) は色素の一種。pH指示薬として、滴定やpH試験紙等に用いられる。 pH指示薬としての特性は二段階変色を呈し、pH1.2以下で赤色、2.8から8.0では黄色だが、9.6以上では青色に変化する。
水にはあまり溶けず、エタノールや塩基性を示す液に可溶である。指示薬として用いる際には、通常、エタノールに溶解される。万能指示薬を構成する成分の一つである。
チモールブルー溶液の色の変化と分子構造との関係ははっきりと解明されていなかったが、2019年、可視吸収分光法[注釈 1]および量子化学計算[注釈 2]を用いて、それぞれの色の場合の分子構造の解明に成功した。
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b Thymol Blue
参考文献
[編集]- Merck. "Thymol Blue." The Merck Index. 14th ed. 2006. Accessed via web on 2007-02-25.