チャック・ビリー
チャック・ビリー Chuck Billy | |
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2014年 | |
基本情報 | |
出生名 | Charles Billy |
生誕 | 1962年6月23日 |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州アラメダ郡 |
ジャンル | ヘヴィメタル、スラッシュメタル |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル |
活動期間 | 1978年 - |
共同作業者 |
テスタメント ダブリン・デス・パトロール |
チャック・ビリー(Chuck Billy、1962年6月23日 - )は、アメリカのシンガーソングライター。スラッシュメタル・バンド、テスタメントのボーカリストとして1987年にデビューを果たし、2006年からはバブリン・デス・パトロールのメンバーとしても活動している。
来歴
[編集]アラメダ郡出身。ネイティブ・アメリカンの父親とメキシコ人の母親の間に生まれた[1]。地元のバンド、ギルドのボーカリストとして活動していた。1986年にエクソダスとしても活動するスティーヴ "ゼトロ" スーザがレガシーというバンドから脱退し、彼の後任ボーカルとして同バンドに加入。しかし、同名バンドがいたことからレガシーはテスタメントと改名し、1987年にアルバム『レガシー』でデビューを果たした。
2001年、生殖細胞セミノーマと診断された。このタイプは、男性の精巣部に現れるが、ビリーの場合は心臓に近い胸部に腫瘍が現れたため、珍しい症状であった。同年8月、友人たちはビリーの医療費を集めるために慈善ライブ「Thrash of the Titans」を開催した[2]。その後に化学療法を受け、健康状態が回復し、テスタメントとして活動を続けている。
2013年、カリフォルニア州議会議員のジム・フレージャーからネイティブ・アメリカンのコミュニティにプラスな影響を与えたとして、州議会議場で表彰された[3]。同年、ニューメキシコ州アルバカーキのハードロック・ホテルの記念品展示に常設された最初のネイティブ・アメリカンとなった。また、スミソニアン博物館にある国立アメリカ・インディアン博物館の展示 「Up Where We Belong」2011年1月2日まで展示されていた[4][5]。
脚注
[編集]- ^ “Testament's Chuck Billy Opens Up About His Native American Upbringing”. Noisecreep (January 12, 2012). February 12, 2017閲覧。
- ^ “Testament Singer Talks About Beating Cancer”. Blabbermouth (May 2, 2008). June 6, 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。March 16, 2010閲覧。
- ^ “TESTAMENT: Chuck Billy Honored by California State Assembly!”. Nuclear Blast America. February 2, 2021閲覧。
- ^ “ASSEMBLYMAN JIM FRAZIER HONORS ANTIOCH'S CHUCK BILLY OF THRASH METAL BAND TESTAMENT”. Antioch Herald. November 17, 2013閲覧。
- ^ “Testament Frontman Featured in Smithsonian's National Museum of the American Indian Exhibition”. Blabbermouth (August 20, 2010). August 28, 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。August 21, 2010閲覧。