清海鎮海運
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(チョンヘジン海運から転送)
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
韓国 仁川広域市 |
設立 | 1999年3月10日 |
業種 | 海運業 |
事業内容 | 国内定期航路の運航 |
代表者 | 김한식(キム・ハンシク) |
資本金 | 55億2500万ウォン(2013年) |
従業員数 | 118人(2013年) |
特記事項:本店は済州市、麗水・ソウルに営業所 |
清海鎮海運 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 주식회사 청해진해운 |
漢字: | 株式會社 淸海鎭海運 |
発音: | チュシックェサ チョンヘジン ヘウン |
日本語読み: | かぶしきがいしゃせいかいちんかいうん |
RR式: | Jusikhoesa Cheonghaejin Haeun |
MR式: | Chusikhoesa Ch'ŏnghaejin Haeun |
英語表記: | Chonghaejin Marine Co., Ltd. |
清海鎮海運(チョンヘジンかいうん、청해진해운, CMC)は、かつて存在した大韓民国(韓国)の海運会社である。
仁川 - 済州、仁川 - 白翎島、麗水 - 巨文島などでの定期航路運航のほか、ソウル特別市で漢江の水上タクシー事業を行っていた。2014年4月16日にセウォル号沈没事故を起こして以降、全航路の運航が停止され、のちに路線免許の取り消しによって事業継続が困難となり、2014年5月には事実上倒産した。
沿革
[編集]- 1999年3月10日:会社設立。
- 1999年7月:仁川 - 済州路線、仁川 - 白翎島路線に就航
- 2004年10月10日:全羅南道高興郡鹿洞 - 巨文島路線に就航(のち麗水 - 巨文島に変更)
- 2006年12月27日:ソウル・漢江で運行する水上タクシー会社「チャルゴ(チャルゴ:『楽しい』の意)ソウル」と提携[1]
- 2010年2月22日:上述チャルゴ・ソウルを買収、子会社化
- 2013年3月15日:セウォル号、仁川 - 済州路線に就航
- 2014年4月16日:セウォル号沈没事故発生
- 2014年5月12日:仁川 - 済州路線免許取り消し
- 2014年5月19日:不渡り発生。事実上倒産する
- 2016年5月9日 : 会社廃業
船舶
[編集]- オハマナ号(6322トン:元 大島運輸(現:マルエーフェリー)「フェリーあけぼの (初代)[2]」):仁川 - 済州路線 (カーフェリー)
- セウォル号(6825トン:元マルエーフェリー「フェリーなみのうえ[3]」):仁川 - 済州路線(カーフェリー)
- デモクラシー号(396トン):仁川 - 白翎島路線(高速船[4])
- オガコ号(297トン):麗水 - 巨文島路線(高速船)
経営
[編集]京郷新聞によると[5]清海鎮海運は 1997年不渡り処理されたセモ海運(経営者はユ・ビョンオン、兪炳彦)を前身として1999年2月に設立され、ユ・ビョンオンの2人の息子が最大株主であるアイウォンアイホールディングスが事実上支配する会社であることが明らかにされた。ユ・ビョンオンはキリスト教福音浸礼会(別名、救援派)の牧師で 1987年終末論を立てて信徒たちが集団自殺した ‘五大洋事件’の背後にいる人物と目され検察捜査を受けたことがある。救援派関係者たちの間では “清海鎮海運は救援派信徒たちが多数関わっている会社”という証言が出ている。
脚注
[編集]- ^ “세월호 운영선사 청해진해운은…인천~제주항로 독점, 2010년부터 실적악화” (朝鮮語). 朝鮮ビズ. (2014年4月17日)
- ^ “旅客船沈没:大型クルーズ船セウォル号、日本から導入”. 朝鮮日報. (2014年4月17日) 2014年4月17日閲覧。
- ^ “船舶紹介 フェリーなみのうえ”. マルエーフェリー・奄美海運. 2011年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月17日閲覧。
- ^ “みぽりん、韓国最西端の島「白翎島(ペンニョンド)」へ遊びにいく~前編!”. ソウルナビ. (2004年7月26日) 2014年4月21日閲覧。
- ^ “청해진해운의 전신은 세모해운… ‘오대양 사건’ 유병언씨 아들들 소유” (朝鮮語). 京郷新聞. (2014年4月17日)
外部リンク
[編集]- 청해진해운 (@cmcline8897800) - X(旧Twitter)