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ツナギトゲオイグアナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツナギトゲオイグアナ
ツナギトゲオイグアナ Ctenosaura similis
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: イグアナ科 Iguanidae
亜科 : イグアナ亜科 Iguaninae
: トゲオイグアナ属 Ctenosaura
: ツナギトゲオイグアナ
C. similis
学名
Ctenosaura similis
(Gray, 1831)
和名
ツナギトゲオイグアナ
英名
Black iguana

ツナギトゲオイグアナCtenosaura similis)は、爬虫綱有鱗目イグアナ科トゲオイグアナ属に分類されるトカゲ。

分布

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エルサルバドルグアテマラコスタリカコロンビアニカラグアパナマベリーズホンジュラスメキシコ

形態

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全長100cm。成体は灰褐色で、黒い横縞が入る。幼体は体色が鮮やかな緑色で、成長に伴い褐色になる。

背面には鬣状の鱗(クレスト)があり、このクレストが背面から尾まで途切れず繋がることが和名の由来。尾には棘状の鱗が並び、その間には1列以上の小型の鱗が並ぶ。

生態

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森林に生息する。幼体は樹上棲だが、成長に伴い地表棲の傾向が強くなる。危険を感じると岩の隙間等に逃げこんだり、素早く走って逃げる。

食性は植物食傾向の強い雑食で、植物の果実昆虫類節足動物等を食べる。成長に伴い植物食傾向が強くなる。

繁殖形態は卵生で、1回に20-30個の卵を産む。

人間との関係

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生息地では食用とされることもある。

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。流通量は多く、野生個体と繁殖個体の幼体共に流通する。大型種のため飼育には大型のケージが必要になる。幼体から飼育すれば慣れる個体もいるが、基本的に性質は荒い。

参考文献

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  • 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、31頁
  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ1 アガマ科&イグアナ科』、誠文堂新光社、2004年、72頁

関連項目

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