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テイラー・ロートナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テイラー・ロートナー
Taylor Lautner
Taylor Lautner
2012年のコミコンにて
本名 テイラー・ダニエル・ロートナー
Taylor Daniel Lautner
生年月日 (1992-02-11) 1992年2月11日(32歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミシガン州グランドラピッズ
身長 174cm
活動期間 2001年 -
配偶者 テイラー・ドーム(2022年 - )
主な作品
トワイライト』シリーズ
受賞
ゴールデンラズベリー賞
最低助演男優賞
2012年トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2
最低スクリーンカップル賞
2012年『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』
その他の賞
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テイラー・ダニエル・ロートナー(Taylor Daniel Lautner, 1992年2月11日 - )は、アメリカ合衆国俳優

生い立ち

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ミシガン州グランドラピッズ出身。父親のダニエルはパイロット、母親のデボラはソフトウェア開発会社勤務[1][2]。妹(マケーナ)がいる[1]オランダ人フランス人ドイツ人の血を引き、わずかにネイティブ・アメリカンの血を引いている[3][4]

6歳から空手を学び[1]、8歳で世界空手チャンピオンに数度輝くマイク・チャットの弟子入りを許され、その後世界空手連盟のアメリカ代表となる。金メダルを3つ獲得し、組手と防具付きで世界ジュニアチャンピオンになった[5]。その後も武道のトーナメントで活躍し、2003年、11歳の時にNASKA's Black Belt Open Formsの数部門で世界ランク1位になり、12歳の時にジュニア世界選手権に出場。

7歳の時に、武道の師からロサンゼルスで流れるバーガーキングのコマーシャルのオーディションに出るように勧められ、それがきっかけとなって役者にも目覚めた。10歳の時、オーディションがいくつも受けられるよう、家族はロサンゼルスへの移住を決意した。

仕事以外の時間は、アメフトや野球などを楽しむ。ヒップホップのダンスチーム、LAヒップキッズのメンバーでもある。

キャリア

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2001年にテレビ映画『Shadow Fury』でデビュー。テレビコマーシャルにも出演[5]。『バーニー・マック・ショー』などいくつかのテレビシリーズに出演したり、声優としてアニメ『Danny Phantom』(2005年)の少年役に出演のほか、『What's New Scooby-Do?』(2005年)と『He's a Bully, Charlie Brown』(2006年)にゲスト出演した。

映画では2005年公開の『シャークボーイ&マグマガール 3-D』でシャークボーイ役に選ばれ、注目を集める。2008年よりステファニー・メイヤー原作の『トワイライト』シリーズではジェイコブ・ブラック役で活躍。シリーズ5作全てに出演し、多くのファンを得た。

私生活

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映画『バレンタインデー』で共演したテイラー・スウィフトや、歌手のセレーナ・ゴメスとの交際が報道された時もあった[6][7]

2010年、米『Us Weekly』によると映画『ミッシング ID』で共演した若手女優でミュージシャンのフィル・コリンズの娘であるリリー・コリンズと交際していることがわかったが、2011年に破局している[8]

2021年11月、ガールフレンドのテイラー・ドームと婚約したことを自身のInstagramで公表した[9][10]

婚約からちょうど1年が経った2022年11月11日(現地時間)、テイラー・ロートナーと婚約者のテイ・ドームは結婚。カリフォルニア州テンプルトンのワイナリーにて、家族や親しい友人など約100人のゲストに見守られ、丘の上で永遠の愛を誓い合った[11]

資産・金銭

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2010年7月、『ニューヨーク・マガジン』によると、映画『トワイライト』シリーズで一躍トップスターになったテイラーだが、その出演料も破格の額に上がっているという。テイラーはトワイライトの最終章の『The Twilight Saga:Breaking Dawn - Part 1』と『The Twilight Saga:Breaking Dawn - Part 2』の2部作でそれぞれ2500万ドル(日本円で約22億5000万円)の出演料が約束されており、作品がヒットすればさらにプラス1600万ドル(日本円で約14億4000万円)を手にすることになるという。ハリウッドにおいて2000万ドル以上の出演料を手にする俳優は「Aリスト俳優」と呼ばれており、ウィル・スミスやトム・クルーズなどの一握りの人物に限られており、若手俳優としては異例である[12]

2010年、主演した映画『Stretch Armstrong』のギャラが750万ドル(日本円で約6億2250万円)で『2010年、最も出演料の高いティーン俳優』になった。

2010年9月、WENNによると、映画『ミッシング ID』の撮影で使用するために注文した控え室用のトレーラーが注文したレベルに達していなかったとしてトレーラー会社のマクマンズRV社に対し、訴訟を起こしたという。この訴えに対し、マクマンズRV社は全面的に否を認め、テイラーに示談金として4万ドル(日本円で約340万円)を支払ったが、テイラーはこの示談金をチャリティーに寄付することを弁護士を通じて発表した。テイラーの弁護士は「テイラーはマクマンズRV社からの示談金を以前から支援してきた子供のためのチャリティー団体ロリポップ・シアター・ネットワークに寄付します」とコメントしている[13]

2011年1月、米Deadlineによると2011年は大手スタジオが2つの大プロジェクトをテイラーに用意しているという。その1つが映画『Incarceron』の主演で1000万ドル(日本円で約8億3000万円)の出演料が支払われているという。ハリウッドにおいて1000万ドル以上のギャラを手に入れるのは一部の俳優のみであるため、若手でこのギャラに到達したのは異例である。

2011年2月、『ヴァニティ・フェア』誌が「2010年にハリウッドで最も稼いだ人たち」のランキングを発表し、テイラーはギャラが推定で3350万ドル(日本円で約27億4,700万円)となり、9位にランクインした。『ヴァニティ・フェア』誌の編集者は「彼はおそらくティーンのスターの中では一番の高額取りでしょう。映画『トワイライト』シリーズの一作目のギャラは大したことはありませんでしたが、映画が大成功をしたため、エージェントたちが契約の見直しをせまり、テイラーは特にギャラアップがすごかったようです」とコメントしている[14]

主な出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2001 シャドー・フューリー
Shadow Fury
キスメット(子供時代)
2005 シャークボーイ&マグマガール 3-D
The Adventures of Sharkboy and Lavagirl 3-D
シャークボーイ 内山昂輝[15]
12人のパパ2
Cheaper by the Dozen 2
エリオット
2008 トワイライト〜初恋〜
Twilight
ジェイコブ・ブラック 細谷佳正[16]
2009 ニュームーン/トワイライト・サーガ
New Moon
2010 バレンタインデー
Valentine's Day
ウィリー・ハリントン 相原嵩明
エクリプス/トワイライト・サーガ
The Twilight Saga:Eclipse, Eclipse
ジェイコブ・ブラック 細谷佳正
2011 ミッシング ID
Abduction
ネイサン・ハーパー
トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1
The Twilight Saga:Breaking Dawn - Part 1
ジェイコブ・ブラック
2012 トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2
The Twilight Saga:Breaking Dawn - Part 2
2013 アダルトボーイズ遊遊白書
Grown Ups 2
アンディ
2015 アンリミテッド
Tracers
カム 加瀬康之
リディキュラス・シックス
The Ridiculous 6
リル・ピート・ストックバーン Netflixオリジナル映画 佐藤せつじ
2016 Run the Tide Reymund Hightower
2022 ホーム・チーム英語版
Home Team
トロイ・ランバート Netflixオリジナル映画 寸石和弘

テレビ

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放映年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2003-2004 The Bernie Mac Show アーロン 第2シーズン第11話「Bernie Mac Rope-a-Dope
第4シーズン第3話「Being Bernie Mac
2005 ダック・ドジャース
Duck Dodgers
Terrible Obnoxious Boy / Reggie Wasserstein 声の出演
計2話出演
2014-2018 Cuckoo クックー
Cuckoo
デール・アッシュブリック・Jr. 計20話出演
2016 スクリーム・クイーンズ
Scream Queens
キャシディ・カスケード 計10話出演 下川涼

参考文献

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  1. ^ a b c Hamilton, Terri Finch (2008年10月12日). “Profile:Actor, teen heartthrob Taylor Lautner is in the 'Twilight' zone”. The Grand Rapids Press (Booth Newspapers). http://www.mlive.com/living/grand-rapids/index.ssf/2008/10/profile_actor_teen_heartthrob.html 2009年11月20日閲覧。 
  2. ^ Rapkin, Mickey. “Taylor Lautner, GQ Fall Preview 2010”. GQ. Conde Nast Digital. 2010年11月12日閲覧。
  3. ^ Carroll, Larry (2008年5月20日). “Actor Taylor Lautner Is Eager To Deliver 'Naked' Line, Master Driving”. MTV. 2008年10月14日閲覧。
  4. ^ Murray, Rebecca (2008年). “Taylor Lautner Interview – Twilight at Comic Con 2008”. About.com. オリジナルの2010年12月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101203090144/http://video.about.com/movies/Taylor-Lautner-Interview.htm 2010年7月19日閲覧. "Q:"Some people have said things about this being an Indian character and you're not Indian, are you?" Taylor Lautner:"I have some Native American in my distant background."" 
  5. ^ a b Parvis, Sarah (2010). Taylor Lautner. Kansas City, Missouri: Andrews McMeel Publishing. ISBN 978-0-7407-9962-4 
  6. ^ Malkin, Mark. “Taylor Lautner and Selena Gomez:Romance Rumors!”. 'E! Online'. E! Entertainment Television. 2010年11月12日閲覧。
  7. ^ Exclusive:Taylor Swift, Taylor Lautner Split!”. US Magazine. 2010年11月12日閲覧。
  8. ^ “『トワイライト』のテイラー・ロートナー、フィル・コリンズの娘リリー・コリンズと破局”. シネマトゥデイ. (2011年9月26日). https://www.cinematoday.jp/news/N0035623 2013年7月12日閲覧。 
  9. ^ “[https://www.instagram.com/p/CWOTRw9JjiH taylorlautner • Instagram • 11.11.2021 And just like that, all of my wishes came true]”. www.instagram.com. 2021年11月13日閲覧。
  10. ^ Furdyk, Brent (2021年11月13日). “Taylor Lautner Reveals Engagement To Longtime Girlfriend Tay Dome” (英語). ET Canada. 2021年11月13日閲覧。
  11. ^ TERAI, TAE (2022年11月15日). “『トワイライト』のテイラー・ロートナーが結婚”. Vogue Japan. 2024年7月19日閲覧。
  12. ^ “『トワイライト』主演3人、次回2作品のギャラは破格の2500万ドル!”. Movie Walker. (2010年7月9日). https://moviewalker.jp/news/article/15644/ 2021年9月18日閲覧。 
  13. ^ “『トワイライト ~初恋~』のテイラー・ロートナー、訴訟で獲得した賠償金を寄付”. シネマトゥデイ. (2010年9月8日). https://www.cinematoday.jp/news/N0026694 2013年7月12日閲覧。 
  14. ^ “『トワイライト』のテイラー・ロートナー 昨年の稼ぎはロバート・パティンソンとクリステン・スチュワートを超えた”. シネマトゥデイ. (2011年2月6日). https://www.cinematoday.jp/news/N0030090 2013年7月12日閲覧。 
  15. ^ シャークボーイ&マグマガール”. ソニー・ピクチャーズ公式. 2021年3月11日閲覧。
  16. ^ トワイライト ~初恋~”. 角川映画. 2021年3月11日閲覧。

外部リンク

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