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バレンタインデー (2010年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バレンタインデー
Valentine's Day
監督 ゲイリー・マーシャル
脚本 キャサリン・ファゲイト
原案 キャサリン・ファゲイト
アビー・コーン
マーク・シルヴァースタイン
製作 マイク・カーツ
ウェイン・ライス
製作総指揮 トビー・エメリッヒ
サミュエル・J・ブラウン
マイケル・ディスコ
ダイアナ・ポコーニイ
音楽 ジョン・デブニー
撮影 チャールズ・ミンスキー
編集 ブルース・グリーン
製作会社 ニュー・ライン・シネマ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 2010年2月8日
日本の旗 2010年2月12日
上映時間 125分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $52,000,000[1]
興行収入 世界の旗 $216,485,654[1]
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バレンタインデー』(Valentine's Day)は、2010年アメリカ合衆国ロマンティック・コメディ映画ゲイリー・マーシャル監督による群像劇。ロサンゼルスに住む10組の男女の、それぞれのバレンタインデーを描いている。

ストーリー

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花屋を営む男リードは、同棲中の恋人モーリーに朝一番でプロポーズをする。しかし、笑顔で婚約指輪を受け取ったモーリーだったが、彼が出かけた後に部屋の荷物をまとめ始める。

飛行機でたまたま隣り合わせたホールデンとケイト。男は洗練された物腰が魅力的な30代。女は11ヶ月ぶりに一晩だけ、ロサンゼルスでの滞在許可が出た軍人。会話を交わすうちに意気投合する二人だったが、共に目的地には意外な相手が待っている。

理想の男性ハリソンと出会い、幸せいっぱいの小学校教師ジュリア。しかし仕事で出張に行くというハリソンは、空港ではないある別の場所へと向かっていた。

結婚五十年を過ぎても変わらぬ愛を誓い合うエドガーとエステルの老夫婦。だが、よりによってこの日、妻は夫に重大な告白を始める。

有名アメフト選手ショーンのマネージャーを務めるカーラは、今年も主催予定の“バレンタインデーなんか大嫌いだパーティ”の参加者が、いまだゼロと知り自暴自棄になる。そんな彼女に取材目的で近づいたスポーツキャスターのケルヴィンだったが、彼女がバレンタインデーを嫌う理由を知る。

グレースとアレックスは高校生のカップル。二人はバレンタインデーに初体験を済ませようと計画している。彼女の実家の彼女の部屋で、ひとり初体験を盛り上げる演出を準備するアレックスだったが、そのとき突然彼女の母親が帰宅する。

母親と久しく離れ離れになっている小学生のエディソン。通学する小学校の女教師に恋をした彼は、バレンタインデーの昼休みに、学校まで花束を届けてもらおうとする。

初めて一夜を共にしたばかりのジェイソンとリズ。バレンタインのディナーを約束する二人だったが、彼女のほうには彼に伝えていないある秘密があった。

キャスト

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※括弧内は日本語吹替


日本語吹替その他:尾崎未來川野剛稔田坂浩樹橘凜石川綾乃岐部公好関山美沙紀青木強

日本語版制作スタッフ 演出:羽田野千賀子、翻訳:藤澤睦実、制作:HALF H・P STUDIO

サウンドトラック

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  1. テイラー・スウィフトトゥデイ・ワズ・ア・フェアリーテール英語版
  2. マイケル・フランティ&スピアヘッド「セイ・ヘイ(アイ・ラヴ・ユー)」
  3. ジュールズ・ホランド&ジャミロクワイ「アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ラヴ」
  4. ウィリー・ネルソン「君住む街で」
  5. サウサリート・フォックスロット「エヴリデイ」
  6. ジュエルステイ・ヒア・フォーエヴァー英語版
  7. ベン・E・キング「アモーレ」
  8. エイミー・ワインハウス「キューピッドよ、あの子をねらえ」
  9. マルーン5「今宵の君は」
  10. ジョス・ストーン「4 アンド 20」
  11. ダイアン・バーチ「ヴァレンティノ」
  12. ナット・キング・コール「テ・キエロ・ディヒステ」
  13. テイラー・スウィフト「ジャンプ・ゼン・フォール」
  14. ブラック・ゴールド「シャイン」
  15. スティール・マグノリアスキープ・オン・ラヴィン・ユー英語版
  16. レイトン・ミースター feat.ロビン・シックサムバディ・トゥ・ラヴ
  17. ザ・バード・アンド・ザ・ビー「朝からゴキゲン」
  18. アンジュ・ラマプリヤン涙をとどけて英語版

「トゥデイ・ワズ・ア・フェアリーテール」のみ、本作のために書き下ろした新曲。この曲はiTunes配信シングルとしてリリースされたため、CD化されているのは本サウンドトラックのみである。

評価

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批評家のレビュー集積サイトRotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「喜んでもらいたくてたまらなく、スターでいっぱいの『バレンタインデー』は、取り乱した、エピソード的なプロット、そしてたくさんのロマコメのクリシェで、その可能性を無駄にしている」であり、190件のレビューで支持率18%、平均点は10点満点で4点となっている[2]Metacriticによれば、33件のレビューのうち、高評価は4件、賛否混在は14件、低評価は15件で、平均点は100点満点で34点となっている[3]

興行収入

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北米では3665館で公開され、5626万ドルとなり、初登場1位を記録[4]。公開3週目で1億ドルを突破。

日本では初登場4位だった[5]

逸話

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出典

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  1. ^ a b Valentine's Day (2010)” (英語). Box Office Mojo. 2011年5月25日閲覧。
  2. ^ Valentine's Day” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年2月6日閲覧。
  3. ^ Valentine's Day Reviews” (英語). Metacritic. 2021年2月6日閲覧。
  4. ^ Weekend Box Office Results for February 12-14, 2010” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月22日閲覧。
  5. ^ 国内人気映画ランキング : 2010年2月13日~2010年2月14日 トップ10速報”. 映画.com. 2010年2月22日閲覧。

外部リンク

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