ディス・イヤーズ・モデル
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2022年11月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
『ディス・イヤーズ・モデル』 | ||||
---|---|---|---|---|
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1977年 - 1978年 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
Radar Records(UK) コロムビア・レコード(US) Demon/Rykodisc(1993年再発) ライノ・エンタテインメント (2002年再発) HIP-O RECORDS/ユニバーサル・ミュージック(2007年再発) | |||
プロデュース | ニック・ロウ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ アルバム 年表 | ||||
|
ディス・イヤーズ・モデル(This Year's Model)は、1978年発表のエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズのアルバム。全英4位を記録した。
『ローリング・ストーン』誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」において121位に選ばれている[1]。
解説
[編集]エルヴィス・コステロにとって2枚目のアルバムとなる本作は、デビュー後バック・バンドとして結成された「ジ・アトラクションズ」との初のアルバム。メンバーはドラムに元チリ・ウィリ&ザ・レッド・ホット・ペッパーズのピート・トーマス、ベースに元クイヴァーのブルース・トーマス、キーボードは王立音楽院卒のスティーヴ・ナイーヴの3人。 レコード・カバーではコステロ単独名義だが、レコード・レーベルではエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズとクレジットされている。 収録曲の大半は'77年のライヴで演奏されており、年末から年始にかけての11日間で録音された。
2枚目にして早くもレコード会社を移籍し(北米を除く)、WEA内に作られたRADERSCOPEからリリースされた。 イギリスでは1978年3月、アメリカでは5月リリース。 イギリス盤アルバムの初回版には7"シングルが付属し、1stアルバムのアウトテイク「Stranger In The House」と1977年のライヴから「Neat, Neat, Neat」(ダムドのカバー)の2曲が収録されていた。
アルバム・カバー両面とインナー・スリーヴの写真はイギリス、アメリカ、スウェーデンで別のものが使われていた。更にイギリス初版は印刷ミスのように故意にずれていた。本来のデザインになるのは1980年F-BEATレーベルの再発盤から。
先行シングルは「(I Don't Want to Go to) Chelsea」で、2ndシングルは「Pump It Up」。「Pump It Up」のB面に収録された「Big Tears」にはザ・クラッシュのミック・ジョーンズがギターで参加している。 「Radio Radio」はイギリス盤アルバム未収録で、アメリカに遅れる事7月にシングルとしてリリースされた。
レコーディング中の仮タイトルは「ガールズ・ガールズ・ガールズ」だった。[2]
収録曲
[編集]- ノー・アクション - No Action
- ジス・イヤーズ・ガール - This Year's Girl
- ビート - The Beat
- パンプ・イット・アップ - Pump It Up
- 小さな引き金 - Little Triggers
- オレのお前 - You Belong to Me
- ハンド・イン・ハンド - Hand in Hand
- チェルシー - (I Don't Want to Go to) Chelsea(アメリカ版を除く)
- リップ・サービス - Lip Service
- 天国の生活 - Living in Paradise
- 流行のリップスティック - Lipstick Vogue
- ナイト・ラリー - Night Rally(アメリカ版・日本版を除く)
- レイディオ、レイディオ - Radio Radio(アメリカ版のみ)
- ウォッチング・ザ・ディテクティヴズ - Watching The Detectives(日本版・スウェーデン版のみ)
ボーナス・トラック (1993 Rykodisc)
[編集]- レイディオ、レイディオ - Radio Radio
- ビッグ・ティアーズ - Big Tears
- クローリング・トゥ・ザ・USA - Crawling to the USA
- ランニング・アウト・オブ・エンジェルズ(デモ・バージョン) - Running Out of Angels (Demo version)
- グリーン・シャツ(デモ・バージョン) - Greenshirt (Demo version)
- ビッグ・ボーイズ(デモ・バージョン) - Big Boys (Demo version)
ボーナス・トラック (2002 Rhino)
[編集]- レイディオ、レイディオ - Radio Radio
- ビッグ・ティアーズ - Big Tears
- クローリング・トゥ・ザ・USA - Crawling to the USA
- ランニング・アウト・オブ・エンジェルズ(デモ・バージョン) - Running Out of Angels (Demo version)
- グリーン・シャツ(デモ・バージョン) - Greenshirt (Demo version)
- ビッグ・ボーイズ(デモ・バージョン) - Big Boys (Demo version)
- ユー・ビロング・トゥ・ミー - You Belong to Me (Capital Radio version)
- レディオ、レディオ - Radio Radio (Capital Radio version)
- ニート・ニート・ニート - Neat Neat Neat (Brian James) (Live)
- ローデット・ソング - Roadette Song (Ian Dury, Russell Hardy) (Live)
- ディス・イヤーズ・ガール - This Year's Girl (Alternate Eden Studios version)
- チェルシー - (I Don't Want to Go to) Chelsea (Basing Street Studios version)
- ストレンジャー・イン・ザ・ハウス - Stranger in the House (BBC version)
デラックス・エディション ボーナス・トラック (2008 HIP-O)
[編集]B-sides, demos, live tracks, alternates, etc.:
- レイディオ、レイディオ - Radio Radio
- ビッグ・ティアーズ - Big Tears
- クローリング・トゥ・ザ・USA - Crawling to the USA
- タイニー・ステップス - Tiny Steps
- ランニング・アウト・オブ・エンジェルズ(デモ・バージョン) - Running Out of Angels (Demo version)
- グリーン・シャツ(デモ・バージョン) - Greenshirt (Demo version)
- ビッグ・ボーイズ(デモ・バージョン) - Big Boys (Demo version)
- ニート・ニート・ニート - Neat Neat Neat (Brian James) (Live)
- ローデット・ソング - Roadette Song (Ian Dury, Russell Hardy) (Live)
- ディス・イヤーズ・ガール - This Year's Girl (Alternate Eden Studios version)
- チェルシー - (I Don't Want to Go to) Chelsea (Basing Street Studios version)
Disc 2: Live At The Warner Theatre, Washington, DC, February 28, 1978:
- Pump It Up
- Waiting For The End Of The World
- No Action
- Less Than Zero (Dallas Version)
- The Beat
- (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes
- (I Don't Want To Go To) Chelsea
- Hand In Hand
- Little Triggers
- Radio, Radio
- You Belong To Me
- Lipstick Vogue
- Watching The Detectives
- Mystery Dance
- Miracle Man
- Blame It On Cain
- Chemistry Class
プレイヤー
[編集]- Elvis Costello – ギター、ボーカル
- Steve Nieve – ピアノ、オルガン
- Bruce Thomas – エレクトリックベース
- Pete Thomas – ドラムス
参考文献
[編集]- レコード・コレクターズ 1999年6月号(ミュージックマガジン社)
- トニー・クレイトンリー著 マイ・エイム・イズ・トゥルー -エルヴィス・コステロ・バイオグラフィ- 2000年(ブルースインターアクションズ)ISBN 4-938339-91-9
- The Elvis Costello Home Page
- Elvis Costello Discography
注釈
[編集]- ^ “The 500 Greatest Albums of All Time” (英語). Rolling Stone (2020年9月22日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ レコード・コレクターズ 1999年6月号 本人のインタビューより