ディプロプテリス・カブレラナ
表示
ディプロプテリス・カブレラナ | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ディプロプテリス・カブレラナ
| ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Diplopterys cabrerana (Cuatrec.) B.Gates | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
|
ディプロプテリス・カブレラナ(Diplopterys cabrerana)は、アマゾン盆地原産のつる植物で、ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルーにまたがって生息する[1]。ケチュア語で、チャリポンガ(chaliponga)とか、チャクロパンガ(chagropanga)と呼ばれ、エクアドルの一部ではチャクルーナ(chacruna)と呼ばれるが、こちらはより一般にはサイコトリア・ヴィリディス (Psychotria viridis) のための呼称である。
本種とサイコトリア・ヴィリディスは、それぞれ共にアヤワスカに混合される植物である。共にN,N-DMTを豊富に含有し、これはヒトや多くの種でトリプタミン系の内因性物質である。本種では加えて、その構造的アナログである5-MeO-DMTも生成する。
本種は、アルカロイドである N,N-DMT や 5-MeO-DMT、N-メチルテトラヒドロ-β-カルボリンを、葉や茎に蓄える[1]。葉のサンプルからは、0.17-1.75%のN,N-DMTを含むことが判明しており[1]、N-メチルテトラヒドロ-β-カルボリンは微量であった[2]。また微量のブフォテニンを含有する[1][2]。
本種は挿し木で移植可能であり、土に直に植えるか、最初に根を水に入れるかする[1]。
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f Rätsch, Christian. Enzyklopädie der psychoaktiven Pflanzen. Botanik, Ethnopharmakologie und Anwendungen.. p. 179. ISBN 978-3-85502-570-1
- ^ a b www.biopark.org
外部リンク
[編集]- The genus Diplopterys Ayahuasca: alkaloids, plants & analogs
- A General Introduction to Ayahuasca
- Diplopterys cabrerana fruit
- [1] and [2], herbarium specimens with fruits
- University of Michigan Herbarium - Diplopterys cabrerana June 2014