デオン・マイヤー
デオン・マイヤー (Deon Meyer) | |
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誕生 |
Deon Godfrey Meyer 1958年7月4日(66歳) 西ケープ州パール |
職業 | 脚本家、作家 |
言語 | アフリカーンス語 |
国籍 | 南アフリカ共和国 |
活動期間 | 1994年 - |
ジャンル | ミステリ、スリラー |
主な受賞歴 |
フランス推理小説大賞 2010年 デビルズ・ピーク |
公式サイト | http://www.deonmeyer.com/index.html |
ウィキポータル 文学 |
デオン・マイヤー(Deon Meyer、1958年7月4日 - )は、南アフリカ共和国の小説家。母語であるアフリカーンス語で執筆しており、20か国語に翻訳されている。映画やテレビの脚本も手掛けている。デオン・メイヤーとも表記される。
経歴
[編集]1958年7月4日、南アフリカ共和国西ケープ州パールで生まれ[1]、北西州クラークスドープで育つ[1]。1976年、地元のスコプス高校に入学。兵役を終えた後[1]、ポチェフストルーム大学キリスト教養学科で英語と歴史を専攻。その後フリーステイト大学で学び、1980年代になると新聞社Die Volksbladのジャーナリスト、フリーステイト大学の広報、ベルヴィルの金融サービス業Sanlamの広告コピーライターとして勤める。1991年、インターナル・コミュニケーションの責任者、及びサンラム広報部のクリエイティブディレクターに任命される。その後は、自分で事業を始め、インターネット上のバーチャルコミュニティの運営や管理をしたり、BMWモトラッド(BMWのオートバイ部門)のスペシャルプロジェクトのマネージャーを務めるなどした。
初めて小説を書いたのは14歳の時で、嫌がる兄弟に読んでもらったがよい感想は貰えなかった[1]。1994年、処女長編を出版するが、世界で通用するレベルではなかったため翻訳はされなかったが、それ以降に出版した長編はいずれも英語・フランス語・ドイツ語・スウェーデン語・ロシア語など25か国語に翻訳された[1]。現在は専業作家である。作家としてのキャリアの始まりは、アフリカーンス語の雑誌"Huisgenoot" に短編が掲載されたことだった。
現在は、西海岸のメルクボスストラントに妻と4人の子と暮らしている[1]。趣味はツーリング、音楽、読書、料理、ラグビーで、音楽はモーツァルトもロックンロールも好む[1]。
『デビルズ・ピーク』("Devil's Peak" )、"13 Hours" 、"7 Days" の三部作がショーン・ビーン主演で映画化されることが決定している[2]。
著書
[編集]# | 邦題 | 原題(アフリカーンス語) | 英語タイトル | 刊行年 |
刊行年月 |
訳者 | 出版社 |
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1 | Wie met vuur speel | 1994年 | |||||
2 | Feniks | Dead before Dying | 1996年 | ||||
3 | Bottervisse in die jêm (13編収録の短編集) |
1997年 | |||||
4 | Orion | Dead at Daybreak | 2000年 | ||||
5 | Proteus | Heart of the Hunter | 2002年 | ||||
6 | デビルズ・ピーク | Infanta | Devil's Peak | 2004年 | 2014年11月 | 大久保寛 | 集英社〈集英社文庫〉 |
7 | 流血のサファリ | Onsigbaar | Blood Safari | 2007年 | 2012年6月 | 大久保寛 | 武田ランダムハウスジャパン |
8 | Transito (テレビドラマ用書き下ろし) |
2009年 | |||||
9 | 13 Uur | Thirteen Hours | 2009年 | ||||
10 | Karoonag en ander verhale (短編集) |
2010年 | |||||
11 | 追跡者たち | Spoor | Trackers | 2010年 | 2013年6月 | 真崎義博 友廣純 |
早川書房〈ハヤカワ文庫〉 |
12 | 7 Dae | 7 Days | 2011年 | ||||
13 | Koors | Fever | 2016年 |
受賞・ノミネート歴
[編集]作品 | 年 | 賞 | 結果 |
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"Dead before Dying" | 2003年 | フランス推理小説大賞 翻訳小説賞 | 受賞 |
"Dead at Daybreak" | 2000年 | ATKV Prose Prize | 受賞 |
M-Net Book Prize | ノミネート | ||
Sunday Times Literary Prize | ノミネート | ||
2004年 | ミステリ批評家賞 翻訳小説賞 | 受賞 | |
2007年 | Best television script for the South African series by the ATKV | 受賞 | |
2008年 | マルティン・ベック賞 | ノミネート | |
"Heart of the Hunter" | 2003年 | ATKV Prose Prize | 受賞 |
2006年 | ドイツ・ミステリ大賞 翻訳作品部門 | 受賞 (第2位) | |
デビルズ・ピーク "Devil's Peak" |
2004年 | ATKV Prose Prize | 受賞 |
2010年 | マルティン・ベック賞 | 受賞 | |
Readers' Award from CritiquesLibres.com for Best Crime Novel or Thriller | 受賞 | ||
流血のサファリ "Blood Safari" |
2008年 | Inaugural ATKV Prize for Best Suspense Fiction | 受賞 |
2009年 | ドイツ・ミステリ大賞 翻訳作品部門 | 受賞 (第3位) | |
"Thirteen Hours" | 2009年 | ATKV Prize for Best Suspense Fiction | 受賞 |
M-Net Award in the Film Category | 受賞 | ||
2010年 | CWA賞インターナショナル・ダガー賞 | ノミネート | |
2011年 | マカヴィティ賞 長編賞 | ノミネート | |
Boeke Prize Fanatics Choice Award | 受賞 | ||
バリー賞 スリラー賞 | 受賞 | ||
追跡者たち "Trackers" |
2012年 | CWA賞インターナショナル・ダガー賞 | ノミネート |
出典
[編集]- ^ a b c d e f g Bio - and a few answers|The Back-Story Archived 2010年12月6日, at the Wayback Machine.
- ^ 『ロード・オブ・ザ・リング』のショーン・ビーン、南アフリカの小説家デオン・マイヤーの3部作の映画化で主演へ|シネマトゥデイ