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デスティニティー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デスティニティー
Destinity
出身地 フランスの旗 フランス ローヌ=アルプ地域圏 ローヌ県 リヨン郡 リヨン[1]
ジャンル デスラッシュ
メロディックデスメタル
メロディックスラッシュメタル[1]
シンフォニックブラックメタル (中期)
ブラックメタル (初期・中期)
活動期間 1996年 - 2014年
2018年 -
レーベル サイキック・スクリーム・エンタテインメント
アディポシア・レコード
ラプチャー・ミュージック
ライフフォース・レコード
クリムゾン・プロダクションズ
公式サイト Official Website
メンバー ミック・シザリー (ボーカル)
セバスチャン・フォム・シャイト (リードギター)
ステファン・バルボニ (リズムギター)
ダヴィッド・リッシェ (ベース)
フローラン・バルボニ (ドラムスキーボード、ボーカル)
旧メンバー ヤン・ピエラ (ボーカル)
ゼグ (リードギター)
ジム (リードギター)
ロード・DD (リードギター)
ニコ (リードギター)
ポンス (リードギター)
ニーノ (ベース)
ベン (ベース)
クリストフ (ベース)
ラフナグッド (ベース)
ダヴィッド・ブータハン (ベース、ボーカル)
クリス=ティラエル (ドラムス)

デスティニティー (Destinity)は、フランスリヨン出身のデスラッシュ/メロディックデスメタルバンド。活動初期はブラックメタルを演奏しており、その後シンフォニックブラックメタルを経て、デスラッシュ/メロディックデスメタルへと音楽性を変化させた。

略歴

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1996年に結成。初期のメンバーは、ミック・シザリー (Vo)、ステファン・バルボニ (Rhythm G)、ゼグ (Lead G)、ニーノ (B)、フローラン・バルボニ (Key, Clean Vo)、クリス=ティラエル (Ds)。1997年に、デモ『Enigmatic Forest』をリリース。ゼグが脱退し、ジム (Lead G)が加入。1999年に1stアルバム『Wepts from the Sky』をリリース。2000年にニーノが脱退し、ベン (B)が加入。2001年に、サイキック・スクリーム・エンタテインメントから2ndアルバム『Supreme Domination's Art』をリリース。2002年にジムが脱退し、ロード・DD (Lead G)が加入。アディポシア・レコードに移籍して、2003年に3rdアルバム『Under the Smell of Chaos』をリリース。同年中にベンが脱退しクリストフ (B)が加入するも、クリストフも短期間で脱退。2004年にラフナグッド (B)が加入した。同年に4thアルバム『In Excelsis Dementia』をリリース。2005年にロード・DDが脱退し、ニコ (Lead G)が加入。同年に5thアルバム『Synthetic Existence』をリリース。同アルバムリリース後には、クリス=ティラエルとラフナグッドが脱退。この脱退を受けて、これまでキーボードやボーカルなどを担当してきたフローラン・バルボニがドラムスに転向。パーマネントなキーボーディストは補充されず、以降のアルバムではフローラン・バルボニが兼任することになった。また、2006年になってダヴィッド・ブータハン (B, Vo)が加入。また、同年にはニコも脱退し、ポンス (Lead G)が加入している。

2008年に、ラプチャー・ミュージックから6thアルバム『The Inside』をリリース。2009年から2010年にかけて、ポンスとダヴィッド・ブータハンが脱退し、セバスチャン・フォム・シャイト (Lead G)とダヴィッド・リッシェ (B)が新たに加入した。ドイツの大手レーベル・ライフフォース・レコードに移籍し、2010年に7thアルバム『XI Reasons to See』、2012年に8thアルバム『Resolve in Crimson』をリリース。2013年に17年間ボーカルを務めたミックが脱退し[2]、ヤン・ピエラ (Vo)が加入[3]2014年3月に活動を休止した[4]。活動休止後、バンドメンバーは別の音楽プロジェクトに注力する[4]

2016年になって、デスティニティーに在籍していた4名を中心に新たなプロジェクトバンド、The Reversionistを結成することを発表[5]。メンバーは、アントン・ニコラ (Vo)、セブ・VS(セバスチャン・フォム・シャイト)(Lead & Rhythm G)、ステファン・バルボニ (Rhythm G)、フローラン・バルボニ (Ds)、ダヴィッド・リッシェ (B)の5名であり、アントン以外のメンバーがデスティニティー活動休止時のメンバーである。

2018年10月に活動再開を発表[6]。基本的には活動停止時のメンバーで再結成されているが、ボーカルのみ、ヤン・ピエラではなくミック・シザリーが復帰した。

2021年に復活作となる9thアルバム『In Continuum』をリリース。本アルバムは、Bickee Musicより、輸入盤に日本語解説が付属する仕様で日本盤がリリースされ、結成から25年目にして日本デビュー盤となった。

これまでに、400本以上のライヴに出演しており、ディーサイドダーケインデュー・センテッドディキャピテイテッドと共演している[1]

メンバー

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現在のメンバー

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  • ミック・シザリー (Mick Caesare) - ボーカル
  • セバスチャン・フォム・シャイト (Sebastien Vom Schiedt) - リードギター
  • ステファン・ゼフィロス・バルボニ (Stephan "Zephiros" Barboni) - リズムギター
  • ダヴィッド・デーヴ・リッシェ (David "Dave" Richer) - ベース
  • フローラン・モルテウス・バルボニ (Florent "Morteüs" Barboni) - ドラムスキーボード、ボーカル
2005年のクリス=ティラエル脱退後からドラムスも兼任するようになった。
アルバムによってはサンプリングなども担当している。

旧メンバー

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  • ヤン・ピエラ (Yann Pierrat) - ボーカル
  • ゼグ (Zeg) - リードギター
  • ジム (Jim) - リードギター
  • ロード・DD (Lord DD) - リードギター
  • ニコ (Nico) - リードギター
  • ポンス (Ponce) - リードギター
  • ニーノ (Nino) - ベース
  • ベン (Benn) - ベース
  • クリストフ (Christoph) - ベース
  • ラフナグッド (Hrafnagud) - ベース
  • ダヴィッド・ブータハン (David Boutarin) - ベース、ボーカル
  • クリス=ティラエル (Kris-Tyraël) - ドラムス

タイムライン

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ディスコグラフィー

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  • 1997年 Enigmatic Forest (Demo)
  • 1999年 Wepts from the Sky
  • 2001年 Supreme Domination's Art
  • 2003年 Under the Smell of Chaos
  • 2004年 In Excelsis Dementia
  • 2005年 Synthetic Existence
  • 2007年 666 Thrashened Extreme Music (1996-2006) (DVD)
  • 2008年 The Inside
  • 2010年 XI Reasons to See
  • 2012年 Resolve in Crimson
  • 2021年 In Continuum

脚注

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  1. ^ a b c https://www.facebook.com/destinity66/info 2014年6月20日閲覧。
  2. ^ https://www.facebook.com/destinity66/posts/10151523058352078 2014年6月20日閲覧。
  3. ^ https://www.facebook.com/destinity66/posts/10151784283952078 2014年6月20日閲覧。
  4. ^ a b https://www.facebook.com/destinity66/posts/10151980471997078 2014年6月20日閲覧。
  5. ^ THE FOUR MEMBERS OF DESTINITY ARE STARTING A NEW PROJECT : THE REVERSIONIST Destinity Official Facebook(2016年12月1日)2017年1月9日閲覧。
  6. ^ REUNION SHOW / DESTINITY Destinity Official Facebook(2018年10月29日)2019年1月18日閲覧。

外部リンク

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