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Nautilus (SEKAI NO OWARIのアルバム)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
『Nautilus』
SEKAI NO OWARI の スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル Virgin Music
SEKAI NO OWARI アルバム 年表
scent of memory
（2021年）		Nautilus
（2024年）
『Nautilus』収録のシングル
  1. 「Diary」
    リリース: 2022年2月9日
  2. 「Habit」
    リリース: 2022年6月22日
  3. 「ターコイズ/サラバ/バタフライエフェクト」
    リリース: 2023年6月28日
  4. 「ROBO」
    リリース: 2023年8月22日
  5. 「最高到達点」
    リリース: 2023年9月17日
ミュージックビデオ
テンプレートを表示
SEKAI NO OWARI ZEPP TOUR 2023『Terminal』
SEKAI NO OWARI の ツアー
場所 KT Zepp Yokohama
Zepp Nagoya
Zepp Osaka Bayside
Zepp Fukuoka
Zepp DiverCity
Zepp Sapporo
Zepp Haneda
初日 2023年9月20日 (2023-09-20)
最終日 2023年11月13日 (2023-11-13)
公演数 16
ウェブサイト 特設サイト
SEKAI NO OWARI ツアー 年表
FANCLUB TOUR 2023『Fafrotskies 〜The Fan〜』
（2023年） 		SEKAI NO OWARI ZEPP TOUR 2023『Terminal』
（2023年） 		SEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2024『深海』
（2024年）

『Nautilus』（ノーチラス）は、日本のバンド・SEKAI NO OWARIのメジャー6枚目（通算7枚目）のオリジナル・アルバム。2024年3月13日に発売された。発売元はユニバーサルミュージック内のレーベル・Virgin Music / TOKYO FANTASY。

背景

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SEKAI NO OWARI名義のオリジナル・アルバムとしては『scent of memory』からおよそ2年半ぶりのアルバムである。

アルバムタイトルの意味は「オウム貝」で、共生していたアンモナイトよりも弱くて深海の方に住む場所を変えたことで、氷河期が訪れたときにアンモナイトは絶滅したがオウム貝は生き残ったことに由来。Fukase曰く、今作の製作期間は体調がかなり悪く作曲もほとんどできずメンバーに任せて歌詞に専念した＝無理に戦わなかったことが、弱くて逃げたからこそ生き残れたオウム貝と重なるところがあると思って付けたタイトル[1]。

今作のCDジャケットの作画には、ツアー「Tarkus」やシングル「Habit」のイラストを手掛けた村松佳樹氏による描き下ろしとなっている[2]。

また、完全数量限定デラックス盤限定で2枚目と3枚目のCDには、SEKAI NO OWARIの11年ぶりとなったZeppツアー 『SEKAI NO OWARI ZEPP TOUR 2023「Terminal」』から最終日の2023年11月13日に開催されたファンクラブ会員限定の追加公演でパフォーマンスしたライブ音源が収録される。

完全数量限定デラックス盤の特典映像には、クリエイティブの原点でもある共同生活の家“セカオワハウス”をメンバー自ら紹介する貴重映像および「Diary」から「最高到達点」までの全ミュージックビデオとそのメイキングを収録。初回限定盤には「SEKAI NO OWARI ZEPP TOUR 2023「Terminal」 2023.11.13 in Zepp Haneda（TOKYO）」のライブ映像を収録したBlu-ray/DVDを付属[3]。

本アルバムを携えたツアーとして『SEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2024 「深海」』が行われた。

さらに、ARENA TOUR 2024「深海」横浜公演にて、本アルバムのレコード盤の発売が発表された[4]。

収録曲

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#タイトル作詞作曲編曲
1.「タイムマシン」FukaseSaoriSEKAI NO OWARI
2.「最高到達点」FukaseNakajinSEKAI NO OWARI
3.「デッドエンド」FukaseNakajinSEKAI NO OWARI
4.「Habit」FukaseNakajinSEKAI NO OWARI
5.「深海魚」SaoriNakajin & SaoriSEKAI NO OWARI
6.「ユートピア」FukaseFukaseSEKAI NO OWARI
7.「Diary」SaoriSaori & NakajinSEKAI NO OWARI、川口大輔(木管楽器編曲)
8.「ターコイズ」FukaseFukaseSEKAI NO OWARI
9.「バタフライエフェクト」SaoriSaoriSEKAI NO OWARI
10.「Eve」FukaseNakajinSEKAI NO OWARI
11.「ROBO」SaoriNakajinSEKAI NO OWARI
12.「サラバ」SaoriNakajinSEKAI NO OWARI

楽曲解説

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  1. タイムマシン
    橋本環奈主演 Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』主題歌
    2024年3月5日にアルバムから先行配信リリースされた。同日には、Fukaseが主演を務めたミュージック・ビデオが公開された[5]。
    Saori曰く「物語が浮かぶようなメロディーを作ろう」と思い[6]、今までやってみたかったBメロで転調する展開に初挑戦した。
    Bメロの転調から元に戻って来る繋ぎの部分をNakajinが手伝った。
    Saoriから曲を受け取ったFukaseが「タイムマシン」というモチーフが思い浮かんで作詞した[6]。
    Nakajinは仮歌を歌う際、歌詞があまりにも泣けてしまい歌えなかったため、変な踊りをしながら仮歌を録った[7]。
    TBS系金曜ドラマ「9ボーダー」の第9話劇中歌として使用された。
  2. 最高到達点
    配信限定シングルとして2023年9月16日にリリースされていた楽曲。
    →詳細は「最高到達点 (曲)」を参照
  3. デッドエンド
    富士急ハイランド内ローラーコースター「ZOKKON」コラボレーション楽曲 / 「【富士急学割】青春にZOKKON篇」CM曲[8]。
    メンバーが開業前のZOKKONに何度も乗車して製作された[9]。
  4. Habit
    メジャー16thシングルの表題曲。
    第64回日本レコード大賞受賞作品[10]。
    TBS系金曜ドラマ「9ボーダー」の第5話劇中歌として使用された。
    →詳細は「Habit」を参照
  5. 深海魚
    亀梨和也主演 ワーナー・ブラザース映画配給　映画『怪物の木こり』主題歌
    AメロをSaoriが、BメロとサビをNakajinが作曲した。
    Saori曰く、初めてダークサイドな詞を書いたことで「自分にもこういう歌詞が書けたんだ」と感じた新境地の楽曲。[11]
  6. ユートピア
    Fukase曰く、本楽曲は前作「scent of memory」に収録されている「Utopia」の続編として制作された[12]。
    TBS系金曜ドラマ「9ボーダー」の第6話劇中歌として使用された。
  7. Diary
    メジャー15thシングルの表題曲。
    →詳細は「Diary (SEKAI NO OWARIの曲)」を参照
  8. ターコイズ
    メジャー17thシングルの表題曲。
    →詳細は「ターコイズ/サラバ/バタフライエフェクト」を参照
    TBS系金曜ドラマ「9ボーダー」の第4話劇中歌として使用された。
  9. バタフライエフェクト
    メジャー17thシングルの表題曲。
    Saoriがボーカルを担当する。
    →詳細は「ターコイズ/サラバ/バタフライエフェクト」を参照
  10. Eve
    メジャー16thシングル「Habit」のカップリング曲。
    TBS系金曜ドラマ「9ボーダー」の最終回劇中歌として使用された。
  11. ROBO
    テレビ朝日系列「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜」の主題歌として書き下ろされた楽曲。配信限定シングルとして2023年8月22日にリリースされた[13]。
    2023年7月3日にドラマの主題歌を担当するアーティストと曲名が発表され、8月17日に配信リリースが予告された[14][13]。
    8月21日に公開されたジャケットは、アートディレクションを池田大が、作画・デザインは佐藤央一が担当したものとなっている[15]。
    2023年9月4日公開のBillboard Japan Download Songsチャートで4224ダウンロードを売り上げて9位にランクインした[16]。
  12. サラバ
    メジャー17thシングルの表題曲。
    →詳細は「ターコイズ/サラバ/バタフライエフェクト」を参照

参加ミュージシャン

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収録映像曲

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本編
  1. ムーンライトステーション
  2. 虹色の戦争
  3. Witch
  4. 周波数
  5. ターコイズ
  6. Like a scent
  7. 向日葵
  8. 幻の命
  9. Fight Music
  10. silent
  11. ドッペルゲンガー
  12. Habit
  13. タイムマシン
  14. 銀河街の悪夢
  15. Dropout
  16. Dragon Night
アンコール
  1. すべてが壊れた夜に
  2. MAGIC

タイアップ

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曲名 タイアップ
Diary Netflix『未来日記』主題歌
Habit 松竹 / アスミック・エース配給 映画『ホリック xxxHOLiC』主題歌
ターコイズ キリン『CLUB氷結』テーマソング
サラバ フジテレビ系 水曜ドラマ『わたしのお嫁くん』主題歌
バタフライエフェクト フジテレビ系 水曜ドラマ『わたしのお嫁くん』オープニングテーマ
ROBO テレビ朝日系 火曜ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』主題歌
最高到達点 フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』オープニングテーマ
タイムマシン Netflix『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』主題歌
デッドエンド 富士急ハイランド内ローラーコースター『ZOKKON』コラボレーション曲[8]
「【富士急学割】青春にZOKKON篇」CM曲
深海魚 ワーナー・ブラザース映画配給　映画『怪物の木こり』主題歌

テレビ披露

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本作がリリースされた3月13日以降のテレビ披露。

出演日 番組名 放送局 演奏曲
年 月日
2024年 3月18日 CDTVライブ!ライブ! TBS系列 タイムマシン
Habit
最高到達点
ターコイズ
3月22日 ミュージックステーション テレビ朝日系列 タイムマシン

脚注

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[脚注の使い方]

注釈

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出典

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  1. ^ “TOKYO FM マンスリータイムテーブル 2024年3月号 | ebook5”. my.ebook5.net. 2024年3月1日閲覧。
  2. ^ “SEKAI NO OWARI、7thアルバム『Nautilus』ジャケ写＆内容公開 共同生活する「セカオワハウス」紹介映像も”. ORICON NEWS. 2024年2月9日閲覧。
  3. ^ “SEKAI NO OWARI 7枚目アルバム「Nautilus」初回限定盤に “SEKAI NO OWARI ZEPP TOUR 2023「Terminal」”ライブ映像収録決定！”. SEKAI NO OWARI (2023年12月30日). 2024年3月18日閲覧。
  4. ^ “総動員数は約35万人、セカオワ史上最大規模のアリーナツアーに幕（MusicVoice）”. Yahoo!ニュース. 2024年8月27日閲覧。
  5. ^ “SEKAI NO OWARI「タイムマシン」MV公開! Fukaseが主演のKuroを好演”. THE FIRST TIMES (2024年3月6日). 2024年3月11日閲覧。
  6. ^ a b “☆2024年3月12日（火）のラジグルブログ☆｜RADIO GROOVE （#ラジグル）｜82.5 FM NORTH WAVE”. www.fmnorth.co.jp. 2024年3月19日閲覧。
  7. ^ “Nakajin @Nakajin_sekaino”. 2024年3月19日閲覧。
  8. ^ a b “【富士急ハイランド】“SEKAI NO OWARI”×新コースター「ZOKKON」コラボレーション決定！”. PR TIMES. 富士急行 (2023年6月30日). 2024年3月6日閲覧。
  9. ^ 特集夏のNEWアトラクション2023 ZOKKON - エンターテインメントビジネスNo.55(綜合ユニコム 2023年9月)
  10. ^ “輝く！日本レコード大賞｜TBSテレビ”. TBS. 2024年3月13日閲覧。
  11. ^ “CROSS FM”. www.crossfm.co.jp. 2024年3月19日閲覧。
  12. ^ “Fukase(SEKAI NO OWARI)@fromsekaowa”. 2024年3月19日閲覧。
  13. ^ a b “SEKAI NO OWARI、ドラマ「シッコウ!!～犬と私と執行官～」主題歌リリース決定”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2023年8月17日). 2024年9月24日閲覧。
  14. ^ “SEKAI NO OWARI、ドラマ『シッコウ!!』主題歌「ROBO」書き下ろし　中島健人＆伊藤沙莉の先行公開動画も”. Real Sounds (2023年7月3日). 2024年9月24日閲覧。
  15. ^ “SEKAI NO OWARI、新曲「ROBO」ジャケット写真公開”. Billboard JAPAN (2023年8月21日). 2024年9月24日閲覧。
  16. ^ “【ビルボード】IMP.「CRUISIN'」がDLソング1位、藤井 風が2位に続く”. Billboard JAPAN (2023年8月30日). 2024年9月24日閲覧。
自主制作
シングル
アルバム
オリジナル
ベスト
DVD
  • 2010.12.23 SHIBUYA C.C.Lemon Hall
  • ARENA TOUR 2013「ENTERTAINMENT」 in 国立代々木第一体育館
  • 炎と森のカーニバル in 2013
  • TOKYO FANTASY
  • Twilight City
  • The Dinner
  • Tarkus
  • The Colors
  • BLUE PLANET ORCHESTRA
  • Du Gara Di Du
  • 深海
ライブ・ツアー
  • Heart the eartH TOUR
  • 秋のワンマンツアー2010
  • SEKAI NO OWARI at 武道館
  • SEKAI NO OWARI TOUR 2011
  • ZEPP TOUR 2012 「ENTERTAINMENT」
  • HALL TOUR 2012 「ENTERTAINMENT」
  • ARENA TOUR 2013 「ENTERTAINMENT」
  • 炎と森のカーニバル
  • ARENA TOUR 2014 「炎と森のカーニバル-スターランド編-」 Supported by OXY
  • TOKYO FANTASY
  • Twilight City
  • The Dinner
  • タルカス
  • INSOMNIA TRAIN
  • The Colors
  • Du Gara Di Du
  • BLUE PLANET ORCHESTRA
  • Du Gara Di Du
  • Fafrotskies 〜The Fan〜
  • Terminal
  • 深海
ラジオ番組
関連項目
シングル
アルバム
参加作品
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