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トゥールヴィル (トゥールヴィル級駆逐艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トゥールヴィル
基本情報
建造所 DCNロリアン工廠
運用者  フランス海軍
艦種 駆逐艦
級名 トゥールヴィル級駆逐艦
艦歴
起工 1970年6月4日
進水 1973年5月13日
就役 1975年6月14日
退役 2011年6月16日
要目
排水量 基準 4,650t
満載 6,100t
全長 152.8m
最大幅 15.8m
吃水 6.6m
機関 蒸気タービン方式 2軸推進
蒸気タービンエンジン × 4缶2基 58,000HP
過給機付発電機 × 1基 500kW
ディーゼル発電機 × 3基 4.400kW
速力 最大速 30kt
乗員 300名
兵装 Mle 68 100mm単装砲 × 2基
F2 20mm単装機関砲 × 2基
クロタルSAM8連装発射機 × 1基
MM40SSM3連装発射機 × 2基
533mm魚雷発射管 × 2基
搭載機 リンクス × 2機
レーダー DRBV-51対水上 × 1基
DRBV-26A対空捜索 × 1基
DRBC-32D火器管制 × 2基
DRBN-34航法 × 2基
ソナー DUBV-23艦首
DSBX-1曳航
電子戦
対抗手段
SLAT対魚雷システム
テンプレートを表示

トゥールヴィルフランス語Tourville, D 610)は、フランス海軍トゥールヴィル級駆逐艦1番艦。艦名はコタンタン・ド・トゥールヴィルに由来し、この名を受け継いだフランス軍艦としては7代目にあたる。

艦歴

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「トゥールヴィル」は、DCNロリアン工廠で建造され1970年6月4日に起工、1973年5月13日に進水、1975年6月14日に就役する。

1974年3月2日マルタ騎士団と命名都市の関係を結び、2006年5月には第2海兵歩兵連隊と提携関係を結ぶ。トゥールヴィルはブレストに配備され戦略海洋部隊の保全を主任務とし海洋における諸任務に当たる。1994年から1996年にかけて「D612 ド・グラース」と同様のSLAMS対潜システムおよびソナーの改修工事を受ける。

2001年以降、不朽の自由作戦における海上阻止行動のためインド洋に展開しており、海上自衛隊から洋上補給も受けている[1]

2008年3月9日、「F791 コマンダン・レルミニエ」他と演習中に貨物船「アドヴァンス(Advance)」からの救難信号を受信し救援に向かう[2]。5月からグラン・ノール2008演習に参加した。定期検査終了後の2009年5月にブレストを出港して訓練を開始しビーゴリスボンに寄港。6月にアメリカ海軍FFG-42 クラクリング」、イギリス海軍D98 ヨーク」、ロシア海軍セヴェロモルスク」と共にFRUKUS2009演習に参加する[3]

マスコット犬

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1972年12月にロリアンで生まれたタイ(Taï)は1973年にトゥールヴィルに乗艦する。タイは給仕長によって管理され、海上公試に同行することになる。更に1975年1月22日にはタイの為に身分証明証が作成された[4]

脚注

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  1. ^ 防衛省 給油相手国艦艇名一覧表(PDF)
  2. ^ Quand un exercice devient une mission de sauvetage...
  3. ^ FRUKUS 2009 débute à bord du « Tourville »
  4. ^ Histoire : Le chien de la frégate Tourville avait sa propre carte militaire2009年11月8日閲覧

関連項目

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外部リンク

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