トップ オブ ザ ワールドな人たち
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『トップ オブ ザ ワールドな人たち』(トップ オブ ザ ワールドなひとたち)は、小坂理絵による日本の漫画作品。「なかよし」(講談社)に1999年7月号から2000年2月号まで連載されていた。また、番外編1話が「なかよし」の増刊である、「なかよし はるやすみランド」に掲載された。
あらすじ
[編集]内気で人見知りの礼弥。親友の2人以外とはほとんど交流せずにいたが、「必ず部活に入らなければならない」という校則のため、より人と交わらない華道部を選ぶ。しかし、入部届を出しに行く途中、屋上から飛んできた謎の鳥人にぶつかり、「責任を取れ!」と、親友共々怪しげなチャレンジ部に入部させられてしまう。
チャレンジ部
[編集]世界一を目指す部活。ジャンルを問わず、できそうなことには何でもチャレンジする。
日々、ギ○ス(版権に関わるため、作中では愛称ネッシー)[1]に載ることを目標に様々なことにチャレンジしている。
夏休みには山寺で一週間合宿をする。参加は強制ではないが、不参加者は、菫谷との連続キスに挑戦しなければならない。
登場人物
[編集]主要人物
[編集]- 香月 礼弥(こうづき あやみ)
- 内気な性格で、人見知りも激しく、チカと百合以外とはまともに話せない。
- チャレンジ部に入部させられ、落ち込むが、部員の剣崎に一目惚れする。
- 近原 深雪(ちかはら みゆき)
- あだ名は「チカ」。中学時代は、5つの運動部を掛け持ちし、その全てをベスト8に引っ張り上げ「運動部荒らし」と呼ばれた。人に妙なあだ名を付けるのが得意。
- 御子柴 百合(みこしば ゆり)
- 学年首席。「トップを目指す」という言葉に負け、入部を決意。
- 剣崎(けんざき)
- 2年生。父は顧問の剣崎。その父のスパルタ教育により、小学生の頃円周率の記憶で「ネッシー」に載ったことがあるが、翌年大差を付けられ更新されてしまった。
その他
[編集]- 天根(あまね)
- 3年生。歌舞伎のようなメイクを施している。
- チカによるあだ名は「カブキ先輩」。
- 菫谷(すみれたに)
- 3年生。オカマ。剣崎のことが好き。
- チカによるあだ名は「スミレ先輩」。
- 速瀬(はやせ)
- 3年生。生徒会長にしてチャレンジ部部長。
- 入学式の祝辞で、「君たちの夢はカスみたいなものだ」とこき下ろし、百合の怒りを買う。
- 工藤(くどう)
- 2年生。板さん面。
- 道明寺(どうみょうじ)
- 2年生。屋上からお手製の羽根をつけて飛び降り、礼弥にぶつかった張本人。
- チカによるあだ名は「トリ先輩」。
- 堀 貴彦(ほり たかひこ)
- 2年生。常に無表情。
- チカによるあだ名は「堀ちゃん先輩」。
- 内田(うちだ)
- 1年生。夏の合宿では、空腹に耐え切れずにセミやクモを食べようとした。
- チカによるあだ名は「うっぴぃ」。
- 長尾(ながお)
- 1年生。チカによるあだ名は「しょーなん」だが、本人は湘南とも神奈川県とも無関係。
- 剣崎(けんざき)
- チャレンジ部顧問。部の創設者。
- 世界記録マニアで、自身も何度か「ネッシー」に載ったことがある。息子にも幼い頃から色々挑戦させてきた。