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トップ オブ ザ ワールドな人たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トップ オブ ザ ワールドな人たち』(トップ オブ ザ ワールドなひとたち)は、小坂理絵による日本漫画作品。「なかよし」(講談社)に1999年7月号から2000年2月号まで連載されていた。また、番外編1話が「なかよし」の増刊である、「なかよし はるやすみランド」に掲載された。

あらすじ

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内気で人見知りの礼弥。親友の2人以外とはほとんど交流せずにいたが、「必ず部活に入らなければならない」という校則のため、より人と交わらない華道部を選ぶ。しかし、入部届を出しに行く途中、屋上から飛んできた謎の鳥人にぶつかり、「責任を取れ!」と、親友共々怪しげなチャレンジ部に入部させられてしまう。

チャレンジ部

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世界一を目指す部活。ジャンルを問わず、できそうなことには何でもチャレンジする。

日々、ギ○ス(版権に関わるため、作中では愛称ネッシー[1]に載ることを目標に様々なことにチャレンジしている。

夏休みには山寺で一週間合宿をする。参加は強制ではないが、不参加者は、菫谷との連続キスに挑戦しなければならない。

登場人物

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主要人物

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香月 礼弥(こうづき あやみ)
内気な性格で、人見知りも激しく、チカと百合以外とはまともに話せない。
チャレンジ部に入部させられ、落ち込むが、部員の剣崎に一目惚れする。
近原 深雪(ちかはら みゆき)
あだ名は「チカ」。中学時代は、5つの運動部を掛け持ちし、その全てをベスト8に引っ張り上げ「運動部荒らし」と呼ばれた。人に妙なあだ名を付けるのが得意。
御子柴 百合(みこしば ゆり)
学年首席。「トップを目指す」という言葉に負け、入部を決意。
剣崎(けんざき)
2年生。父は顧問の剣崎。その父のスパルタ教育により、小学生の頃円周率の記憶で「ネッシー」に載ったことがあるが、翌年大差を付けられ更新されてしまった。

その他

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天根(あまね)
3年生。歌舞伎のようなメイクを施している。
チカによるあだ名は「カブキ先輩」。
菫谷(すみれたに)
3年生。オカマ。剣崎のことが好き。
チカによるあだ名は「スミレ先輩」。
速瀬(はやせ)
3年生。生徒会長にしてチャレンジ部部長。
入学式の祝辞で、「君たちの夢はカスみたいなものだ」とこき下ろし、百合の怒りを買う。
工藤(くどう)
2年生。板さん面。
道明寺(どうみょうじ)
2年生。屋上からお手製の羽根をつけて飛び降り、礼弥にぶつかった張本人。
チカによるあだ名は「トリ先輩」。
堀 貴彦(ほり たかひこ)
2年生。常に無表情。
チカによるあだ名は「堀ちゃん先輩」。
内田(うちだ)
1年生。夏の合宿では、空腹に耐え切れずにセミクモを食べようとした。
チカによるあだ名は「うっぴぃ」。
長尾(ながお)
1年生。チカによるあだ名は「しょーなん」だが、本人は湘南とも神奈川県とも無関係。


剣崎(けんざき)
チャレンジ部顧問。部の創設者。
世界記録マニアで、自身も何度か「ネッシー」に載ったことがある。息子にも幼い頃から色々挑戦させてきた。

補足

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  1. ^ ただし、この作品が連載されていた「なかよし」の版元の講談社も、一時期版権を持ってはいた。該当項目も参照。