トリプリケート (デイヴ・ホランドのアルバム)
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『トリプリケート』 | ||||
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デイヴ・ホランド・トリオ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1988年3月 | |||
ジャンル | ポスト・バップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ECMレコード | |||
プロデュース | リー・タウンゼンド | |||
デイヴ・ホランド アルバム 年表 | ||||
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『トリプリケート』(Triplicate) は、ジャズ・ベーシストのデイヴ・ホランドがECMから1988年にリリースしたアルバム[1]。このアルバムは、ホランドが、スティーヴ・コールマン、ロビン・ユーバンクス、ケニー・ホイーラー、マーヴィン・”スミッティ”・スミスと本格的に組んでいた最初のクインテットを解散した後、初めて出したアルバムであった。コールマンは、このアルバムのセッションに引き続き参加した唯一のメンバーであり、ドラムスには、マイルス・デイヴィスやチック・コリアのバンド、またゲイトウェイでホランドと共演してきたジャック・ディジョネットが加わった。
評価
[編集]Allmusicのレビューを書いたスコット・ヤナウは、星4つとし、「well-rounded date(内容豊富)」と評した[2]。
専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
Allmusic | [2] |
収録曲
[編集]特記のない限り、デイヴ・ホランドの作品。
- "Games" (スティーヴ・コールマン) - 5:04
- "Quiet Fire" - 5:47
- "Take The Coltrane" (デューク・エリントン) - 6:24
- "Rivers Run" - 9:14
- "Four Winds" - 4:18
- "Triple Dance" - 8:05
- "Blue" (ジャック・ディジョネット) - 6:06
- "African Lullaby" (トラディショナル、編曲デイヴ・ホランド) - 3:08
- "Segment" (チャーリー・パーカー) - 6:34
- 1988年3月、ニューヨーク、ザ・パワー・ステーションにて録音。
楽曲についての注釈
[編集]- 「Four Winds」は、ホランドが1972年のECMレーベルでのデビュー・アルバムで取り上げた曲である。
- 「Rivers Run」は、作曲家でマルチインストゥルメンタリストのサム・リヴァースに捧げられた曲である[3]
- 「Rivers Run」は、後に2008年のホランドのセクステットによるアルバム『Pass It On』で、再度取り上げられた。
パーソネル
[編集]- スティーヴ・コールマン - アルト・サクソフォーン
- デイヴ・ホランド - ダブルベース
- ジャック・ディジョネット - ドラム
脚注
[編集]- ^ ECM catalogue
- ^ a b Yanow, S. Allmusic Review accessed August 19, 2011.
- ^ アルバムのライナーノートによる。