トルコ海軍
トルコ海軍 土: Türk Deniz Kuvvetleri | |
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活動期間 |
1081年 ("公式"見解) 1920年7月10日 (海軍省の局として) 1949年7月 (海軍として)[1]-– 現在 |
国籍 | トルコ |
軍種 | 海軍 |
兵科 | 海軍力 |
任務 | 国防 |
兵力 |
48,600 人[2] 航空機75機 フリゲート19隻 コルベット7隻 潜水艦14隻 高速戦闘艇108隻 |
上級部隊 | トルコ軍 |
HQ | アンカラ |
Colors | 青, 白 & 金色 |
指揮 | |
司令官 | エルジュメント・タトルオール海軍大将 |
トルコ海軍(土: Türk Deniz Kuvvetleri)はトルコ共和国の海軍。トルコ軍の一部であり、海上防衛を担当する。トルコ革命後に、オスマン帝国海軍の艦艇などを引き継いで設立された。
概要
[編集]トルコ海軍の2009年時点での現役人員は52,000人、総艦艇数は180隻(総排水量26万t)である[3]。別資料によれば2007年時点の現役兵は約48,600人(うち徴集兵が約34,500人)だった[4]。主要艦艇として強襲揚陸艦1隻、フリゲート19隻、コルベット7隻、潜水艦14隻、ミサイル艇26隻、揚陸艦5隻を保有する。さらに固定翼機16機・回転翼機21機の海軍航空隊と、海兵隊4,500人及び特殊部隊を持つ。戦時には内務省傘下の沿岸警備隊(20t以上の船艇81隻、航空機11機[3])を指揮下に収める。
マルマラ海に面したイズミットに水上艦隊や海軍航空隊などの司令部を置き、コジャエリ県イズミット湾一帯を最大の海軍基地としている。高速戦闘艇部隊の司令部は同じマルマラ海に面したイスタンブール、海兵両用戦旅団の司令部はフォチャに置かれている。
歴史
[編集]第二次世界大戦まで
[編集]トルコの近代海軍は、オスマン帝国時代に創設された。第一次世界大戦でのオスマン帝国の敗戦と、その後のトルコ革命による崩壊で、新たに現在のトルコ共和国の海軍が創設された。
トルコ独立戦争中、2隻の巡洋艦 (「ハミディイエ」と「ペイキ・シェヴケト」)、2隻のヨット (「エルトゥールル」と「ソョユトル」)、1隻の駆逐艦 (「タショズ」)、4隻の砲艦 (「ブラク・レイス」、「フズル・レイス」、「ケマル・レイス」、「イーサー・レイス」)、1隻の機雷敷設艦 (「ヌスレト」)、1隻の通報艦 (「ガラタ」)、4隻のタグボート、7隻のモーターボートが稼動可能であった。また、巡洋戦艦「ヤウズ・スルタン・セリム」、旧式戦艦「トゥルグト・レイス」、2隻の巡洋艦 (「ベルキ・サトヴェト」と「メジディイェ」)、4隻の駆逐艦 (「ムアーヴェネティ・ミッリイェ」、ニュムーネィ・ハーミイェト」、「バスラ」、「サムスン」)、6隻の水雷艇 (「スルターンヒサール」、「ユーヌス」、「アクヒサール」、「ドゥラチ」、「ムースル」、「ベルク・エフシャーン」)、1隻の砲艦 (「サクズ」)は、要修理であった。
トルコ海軍の初期の装備は、連合国から返還された旧オスマン帝国海軍のものが中心で、巡洋戦艦「ヤウズ・セリム」、前弩級戦艦「トゥルグト・レイス」、防護巡洋艦「ハミディイェ」と「メジディイェ」、水雷砲艦2隻、駆逐艦3隻、水雷艇4隻などが含まれていた。組織については大きな改革が加えられたが、海軍兵学校などの伝統も引き継がれている。
既存艦の再整備と近代化改装とともに、1920年代後半には潜水艦を中心に新型艦の導入も始まった。まず、ドイツ資本のオランダ造船技術事業所 (IvS)フェイエノールト造船所 (Fijenoord)で建造された潜水艦UBIII型2隻 (「ビリンジ・イニョニュ」と「イキンジ・イニョニュ」)を購入し、1928年に就役させた[5]。ついでイタリアに潜水艦2隻 (「ドゥムルプナル」と「サカリヤ」) のほか駆逐艦4隻(コジャテペ級駆逐艦2隻とトゥナズテペ級駆逐艦2隻)と水雷艇3隻を発注し、1931年には全艦の引き渡しを受けて就役させた。スペインにも1930年に潜水艦1隻を発注し、1936年に「ギュル」として就役させた。さらに、ドイツのゲルマニア・ヴェルフト社の支援のもと、「アイ級」 (Ay sınıfı) が発注された。1936年から1937年に、1番艦「サルドゥライ (Saldıray)」と2番艦「バトゥライ (Batıray)」は、ゲルマニアのキール造船所で、3番艦「アトゥライ (Atılay)」と4番艦「ユルドゥライ (Yıldıray)」が、イスタンブールのタシュクザク造船所で起工された。「アトゥライ」は、1939年5月19日に金角湾で進水し、「サルドゥライ」は、ドイツから回航され、同年6月5日に就役した。しかし、第二次世界大戦の影響で、「バトゥライ」は、1939年9月20日に "U A" (ドイツ語版)としてドイツ海軍に編入され、1939年8月28日に金角湾で進水した「ユルドゥライ」の建造は遅れ、1940年にギョルジュク造船所に移され、1944年に主機のディーゼルエンジンが到着した後、1946年1月15日に就役した[6]。
第二次世界大戦が勃発してもトルコは中立を守り、トルコ海軍も実戦は経験しなかった。1938年のムスタファ・ケマル・アタテュルクの死後から第二次世界大戦中は、トルコの連合国側陣営への引き込みを狙うイギリスとの関係が深まり、海軍にもイギリス艦が導入された。1939年にであるデミルヒサル級駆逐艦(改I級駆逐艦)4隻と機雷敷設艇2隻、オルチ・レイス級潜水艦(改S級潜水艦)4隻を発注したが、駆逐艦2隻と潜水艦は大戦勃発時にイギリス海軍用に買い上げられてしまった。うち駆逐艦・潜水艦各2隻はトルコの歓心を買うために1942年に引き渡され、大戦終結後にも生き残った駆逐艦・潜水艦各1隻が引き渡された[7]。
第二次世界大戦後
[編集]第二次世界大戦後は、トルーマン・ドクトリンとNATO加盟に基づき、アメリカの支援による装備近代化が進められた。1948年から1973年にかけてガピー改装艦多数を含むガトー級 / バラオ級潜水艦が供与され、1980年代初頭にはタング級潜水艦2隻も供与された。水上艦艇も、1980年代初頭まで米英の中古駆逐艦多数を主力とした。国産艦として、1971年と1972年に、改クロード・ジョーンズ級護衛駆逐艦のベルク級フリゲート2隻を就役させた。
1970年代前半からは、ドイツからの輸入艦が増加し始めた。いずれも209型潜水艦のアトゥライ級(1200t型)6隻、プレヴェゼ級(1400t型)4隻、ギュル級(Gür、1400t型)4隻は、それぞれ1974年、1994年、2002年以降にドイツとトルコで建造された。水上艦艇では、1983年以降に中古のケルン級フリゲート3隻を取得し、新造のMEKO 200型フリゲート3種10隻も購入している。
1990年代には、アメリカ海軍から退役したノックス級フリゲート8隻を購入している。
なお、1992年10月1日に、NATO合同演習へ参加中の敷設駆逐艦「ムアヴェネト」(元アメリカ高速敷設艦「グウィン」)が、アメリカ海軍の航空母艦「サラトガ」からシースパロー対空ミサイルの誤射を受けて、大破除籍となる事故を経験した。
21世紀
[編集]21世紀に入って、トルコ海軍は大規模な装備近代化を進めている。
水上艦艇では、1998~2003年にガビヤ級フリゲート (旧アメリカ海軍O・H・ペリー級)8隻、2001~2003年にはブラク級コルベット(旧フランス海軍デスティエンヌ・ドルヴ級通報艦)6隻を購入した。ドイツにはミサイル艇「クルチ(KILIÇ)」級9隻を発注し、2009年までに8隻の引き渡しを受けた[8]代わりにテペ級 (米ノックス級) フリゲートなどの退役が始まっている。さらに、MILGEM計画(MİLGEM、トルコ語の「国産艦(Milli Gemi)」に由来)と、TF2000型フリゲートの2つの国産建艦プロジェクトも実施中で、前者ではステルス性重視のコルベット12隻、後者では防空フリゲート4隻が建造される予定である[9][10]。2011年9月27日にアダ級コルベット1番艦「ヘイベリアダ」が就役、2021年にはイスタンブール級フリゲートの1番艦「イスティフ」が進水し、2023年には2-4番艦が発注された[11]。
潜水艦についても、AIP方式の214型潜水艦6隻の導入を決めたと2008年7月に報じられた[12][13]。最終的に4隻が2015年からノックダウン生産されているが、2024年現在も建造中である。
このほか、ドック型揚陸艦1隻、戦車揚陸艦2隻を含む揚陸艦艇整備計画や、掃海艇の充実などが進められている。イタリアのフィンカンティエリ造船所は、2007年にトルコ海軍に対して、全通甲板式のドック型揚陸艦を提案した。トルコ海軍初の強襲揚陸艦である「アナドル」は、2023年に就役した。
組織
[編集]- 艦隊司令部 - イズミット
- 北部地域司令部(黒海) - イスタンブール
- イスタンブール海峡司令部(ボスポラス海峡)
- チャナッカレ海峡司令部(ダーダネルス海峡)
- 水路測量・海洋調査部
- 海軍博物館
- 南部地域司令部(地中海) - イズミル
- 海兵旅団司令部 - フォチャ
- 付属艦艇・哨戒艇部隊司令部
- アクサズ(Aksaz)海軍基地司令部
- 教育部隊司令部 - イスタンブール
海兵隊・特殊部隊
[編集]- 水陸両用海兵旅団(Amfibi Deniz Piyade Tugayı) - 下記6個大隊のほか、中隊規模の部隊数個の計4,500人。
- 両用戦大隊 - 3個大隊。
- 主力戦車大隊
- 砲兵大隊
- 支援大隊
- 水中攻撃部隊(Su Altı Taarruz, SAT) - 諜報活動、要人警護、上陸戦支援なども行う。
- 水中防御部隊(Su Altı Savunma, SAS)
装備
[編集]艦艇
[編集]艦名には艦船接頭辞「TCG」(Turkiye Cumhuriyeti Gemisi)(トルコ共和国艦艇)が付く。
2011年6月現在。『Jane's Fighting Ships 2011-2012』より。
過去に就役した艦艇については「トルコ海軍艦艇一覧」を参照。
- ギュル級[14]
- ギュル(S357 Gür) - 2003年
- チャナッカレ(S358 Çanakkale) - 2005年
- ブラクレイス(S359 Burakreis) - 2006年
- ビリンジ・イニョニュ(S360 I. İnönü) - 2008年
- プレヴェゼ(S353 Preveze) - 1994年
- サカリヤ(S354 Sakarya) - 1995年
- オンセキズ・マルト(S355 18 MART) - 1997年
- アナファルタラル(S356 Anafartalar) - 1998年
- アイ級[16](独209/1200型)×6
- アトゥライ(S347 Atılay) - 1976年
- サルドゥライ(S348 Saldıray) - 1977年
- バトゥライ(S349 Batıray) - 1978年
- ユルドゥライ(S350 Yıldıray) - 1981年
- ドーアナイ(S351 Doğanay) - 1984年
- ドルナイ(S352 Dolunay) - 1990年
- 独214型×0(6隻建造中)
- バルバロス(F244 Barbaros) - 1995年
- オルチレイス(F245 Oruçreis) - 1996年
- サーリヒレイス(F246 Salihreis) - 1998年
- ケマルレイス(F247 Kemalreis) - 2000年
- ヤウズ級[18](MEKO 200 TN型)×4
- ヤウズ(F240 Yavuz) - 1987年
- トゥルグートレイス(F241 Turgutreis) - 1988年
- ファーティ(F242 Fatih) - 1988年
- ユルドゥルム(F243 Yilderim) - 1989年
- ガーズィアンテプ(F490 Gaziantep) - 1998年再就役
- ギレスン(F491 Giresun) - 1998年再就役
- ゲムレキ(F492 Gemlik) - 1998年再就役
- ゲリボル(F493 Gelibolu) - 1999年再就役
- ギョクチェアダ(F494 Gökçeada) - 2000年再就役
- ゲディズ(F495 Gediz) - 2000年再就役
- ギョクオヴァ(F496 Gökova) - 2002年再就役
- ギョクス(F497 Göksu) - 2003年再就役
- ザフェル(F253 Zafer) - 1993年再就役
- ヘイベリアダ(F511 Heybeliada) - 2011年就役
- ビュユクアダ(F512 Büyükada) - 2013年就役予定
- ブラク級[22] (旧・仏デスティエンヌ・ドルヴ級)×6
- ボズジャアダ(F500 Bozcaada) - 2001年再就役
- ボドルム(F501 Bodrum) - 2001年再就役
- バンドゥルマ(F502 Bandırma) - 2001年再就役
- ベイコズ(F503 Beykoz) - 2002年再就役
- バルトゥン(F504 Bartın) - 2002年再就役
- バフラ(F505 Bafra) - 2002年再就役
- クルチ級[23]×9
- クルチ(P330 Kılıç)クルチI - 1998年
- カルカン(P331 Kalkan)クルチI - 1999年
- ムズラク(P332 Mızrak)クルチI - 2000年
- トゥファン(P333 Tufan)クルチII - 2005年
- メルテム(P334 Meltem)クルチII - 2005年
- イムバト(P335 İmbat)クルチII - 2007年
- ズプクン(P336 Zıpkın)クルチII - 2008年
- アタク(P337 Atak)クルチII - 2009年
- ボラ(P338 Bora)クルチII - 2010年
- ユルドゥズ(P348 Yıldız) - 1996年
- カライェル(P349 Karayel) - 1996年
- ドーアン級[25]×4
- ドーアン(P340 Doğan) - 1977年
- マルトゥ(P341 Martı) - 1978年
- タイフン(P342 Tayfun) - 1979年
- ヴォルカン(P343 Volkan) - 1980年
- リュズギャール級[26]×4
- リュズギャール(P344 Rüzgar) - 1985年
- ポイラズ(P345 Poyraz) - 1986年
- グルベト(P346 Gurbet) - 1988年
- フルトゥナ(P347 Fırtına) - 1988年
- カルタル級[27]×8
- デニズクシュ(P321 Denizkuşu) - 1967年
- アトマジャ(P322 Atmaca) - 1967年
- シャーヒン(P323 Şahin) - 1966年
- カルタル(P324 Kartal) - 1966年
- ペリカン(P326 Pelikan) - 1970年
- アルバトロス(P327 Albatros) - 1970年
- シムシェク(P328 Şimşek) - 1969年
- カスルガ(P329 Kasırga) - 1967年
- トゥルグト級 (旧・加)×1
- テルメ(P531 Terme) - 1958年再就役
- カリヨン級 (旧・西独フェーゲザック級)×6[28]
- カラミュルセル(P307 Karamürsel)、ケレムペ(P308 Kerempe)、キリムリ(P309 Kilimli)、コズル(P301 Kozlu)、クシャダス(P302 Kuşadası)、ケメル(A582 Kemer)
- AB27級×6
- AB27-29 - 1969年
- AB31 - 1971年
- AB35-36 - 1976年
- PGM71級×4
- PGM104-107
- トゥズラ級×1(15隻建造中)
- トゥズラ(P1200 Tuzla) - 2011年
- カーン KAAN20型×2
- ユーヌス YUNUS1-2
- 高速艇
- MRTP22型×2
- SAT1-2
- 強襲揚陸艦(LHD)
- アナドル(L400 Anadolu) - 2023年
- 戦車揚陸艦(LST)
- オスマン・ガーズィ(NL125 Osman Gazi) - 1994年
- 旧・米テレボーン・パリッシュ級×2
- エルトゥールル(L401 Ertuğrul) - 1973年再就役
- セルダル(L402 Serdar) - 1975年再就役
- サルジャベイ級×2
- サルジャベイ(NL123 Sarucabey) - 1984年
- カラミュルセルベイ(NL124 Karamürselbey) - 1987年
- 新型×0(2隻建造中)
- 戦車揚陸艇(LCT)
- Ç107級×12
- Ç120、123、125-129、132-135、137
- Ç138級×13
- Ç138-150
- 新型×0(8隻建造中)
- 中型揚陸艇(LCM)
- LCM8型×16
- Ç305、308、312、314、316、319、321-327、329-331
- 機雷掃討艇
- アイドゥン級[29] (MHV54-014型)×6
- アランヤ(M265 Alanya) - 2005年
- アマスラ(M266 Amasra) - 2007年
- アイワルク(M267 Ayvalık) - 2007年
- アクジャコジャ(M268 Akçakoca) - 2008年
- アナムル(M269 Anamur) - 2008年
- アクチャイ(M270 Akçay) - 2009年
- エンギン級[30] (旧・仏蘭西)×5
- エディンジク(M260 Edincik) - 1998年再就役
- エドゥレミト(M261 Edremit) - 1998年再就役
- エネズ(M262 Enez) - 1998年再就役
- エルデク(M263 Erdek) - 1998年再就役
- エルデムリ(M264 Erdemli) - 1999年再就役
- 沿岸掃海艇
- セイディ級[31] (旧・米艦)×5
- スィリフケ(M514 Silifke)、サロス(M515 Saros)、スーアジュク(M516 Sığacık)、サパンジャ(M517 Sapanca)、サルイェル(M518 Sarıyer)
- 内水掃海艇
- フェレンク級[32] (旧・米艦)×4
- フォチャ(M500 Foça)、フェティエ(M501 Fethiye)、ファトサ(M502 Fatsa)、フィニケ(M503 Finike)
- 機雷掃討母艇
- MTB2級×8
- MTB2(P312)-9(P319)
- 測量艦
- チェシメ級[33] (旧・米サイラス・ベント級)×2
- チェシメ(A599 Çesme) - 1999年再就役
- チャンダルル(A588 Çandarlı) - 2001年再就役
- チュブクル[34](A594 Çubuklu) - 1987年
- 測量艇
- MESAHA1級×2
- MESAHA1-2
- 練習艦
- 旧・独ライン級×2
- ジェザイルリ・ガーズィ・ハサン・パシャ(A579 Cezayirli Gazi Hasan Paşa) - 1993年再就役
- ソコルル・メフメト・パシャ(A577 Sokullu Mehmet Paşa) - 1993年再就役
- 練習艇
- E1級×8
- E1-2 - 1999年
- E3-8 - 2000年
- 輸送艦
- イスケンデルン(A1600 İskenderun) - 2002年
- カラデニズ・エレーリ(A592 Karadeniz Ereğli) - 1982年
- 輸送艇
- 各型×8
- シャロパ Şalopa12(Y12)、22-24、27、30-31、33(Y33)
- 給油艦
- アカル級×2
- アカル(A580 Akar) - 1987年
- ヤルバイ (中佐) クドゥレト・ギュンギョル(A595 Yarbay Kudret Güngör) - 1995年
- タシュクザク(A570 Taskızak) - 1985年
- アルバイ・ハック・ブラク級×2
- アルバイ (大佐) ハック・ブラク(A571 Albay Hakkı Burak) - 1999年
- ユズバシュ (大尉)イフサン・トゥルナイ(A572 Yüzbaşı İhsan Tulunay) - 2000年
- ビンバシュ (少佐)サーデッティン・ギュルジャン(A573 Binbaşı Sadettin Gürcan) - 1970年
- 港内油槽船
- ギョルジュク(Y50 Gölcük)
- H500級×3
- H500(Y140)-502(Y142)
- 給水艦
- 各型×3
- ソョユト(A598 Söğüt)、カヴァク(A600 Kavak)、チュナル(A581 Çınar)
- ワン級×2
- ワン(A597 Van) - 1968年
- ウルバト(A596 Ulubat) - 1969年
- プナル PINAR2級×4
- PINAR2(Y112)-4(Y114)、6(Y116)
- サルベージ船
- ウシュン(A589 Işın)[35] - 1979年再就役
- 旧・米チャンティクリア級×1
- アクン(A585 Akın) - 1970年再就役
- 宿泊船
- 旧・米艦×2
- ユズバシュ (大尉) ナスィト・オンギョレン(Y38 Yüzbaşı Nasit Öngören) - 1972年再就役
- ビンバシュ (少佐) メティン・スュリュシュ(Y39 Binbaşı Metin Sülüş) - 1974年再就役
- 急設網艦
- AG5(P305) - 1962年
- AG6(P306)[35] - 1952年再就役
- 魚雷揚収艇
- 各型×3
- Y-95(Y95 Torpid Tenderi)、TAKIP1(Y98)-2(Y99)
- 迎賓艇
- 各型×2
- ギュル(Gül)、ネヴジワン(Nevcivan)
- 浮ドック
- 各型×13
- レヴェント(Y59 Levent)、ALGARNA1(Y58)、ALGARNA3(Y60)、HAVUZ1(Y121)-5(Y125)、8-11、13(Y136)
- 航洋曳船
- イネボル(A590 Inebolu) - 1979年
- アクバシュ(A586 Akbaş) - 1987年
- ダルジャ(A578 Darıca) - 1991年
- 曳船
- 旧・米チェロキー級×1
- ガザル(A587 Gazal) - 1973年再就役
- 旧・仏トゥナス級×1
- デイルメンデレ(A576 Değirmendere) - 1999年再就役
- 港内曳船
- 各型×16
- ソョンデュレン(Y51 Söndüren1) - 1954年
- ソョンデュレン(A1542 Söndüren2) - 2000年
- ソョンデュレン(A1543 Söndüren3) - 1999年
- ソョンデュレン(A1544 Söndüren4) - 2000年
- クッヴェト(Y53 Kuvvet) - 1962年
- ドーアンアルスラン(Y52 Doğanarslan) - 1985年
- アトゥル(Y55 Atil) - 1976年
- ペンディク(Y56 Pendik) - 2000年
- エルセヴ・バイラク(Y64 Ersev Bayrak) - 1946年
- アクサズ(Y57 Aksaz) - 1962年
- デネイ(Y90 Deney) - 1970年
- オンデル(Y160 Önder) - 1998年
- オンジュ(Y161 Öncü) - 1998年
- オズゲン(Y162 Özgen) - 1999年
- オデヴ(Y163 Ödev) - 1999年
- オズギュル(Y164 Özgür) - 2000年
航空機
[編集]2011年6月現在。『Jane's Fighting Ships 2011-2012』より。
- 固定翼機
- CASA CN-235 D/K MPA×6
- アレニア ATR-72 ASW×10
- 回転翼機
- アグスタ AB212 ASW×13
- シコルスキー S-70B シーホーク×23
脚注
[編集]- ^ 1949 Temmuzunda Türk Silâhlı Kuvvetleri yeniden örgütlendirilerek, Genelkurmay Başkanlığına bağlı Kara, Deniz, Hava Kuvvetleri kuruldu., トルコ共和国参謀本部, Türk Tarihi, Silahlı Kuvvetleri ve Atatürkçülük, Genelkurmay Başkanlığı, 1973, p. 65.
- ^ アメリカ議会図書館 - Federal Research Division (August 2008), Country Proファイル: Turkey, pp. 25–26
- ^ a b 『世界の海軍 2009-2010』海人社〈世界の艦船増刊〉、2009年。
- ^ Military Balance 2007
- ^ もとはスペイン海軍向けに建造されたもの。[1]
- ^ トルコ潜水艦史, トルコ海軍潜水艦教育センター司令部
- ^ 駆逐艦の残り1隻は英艦「イシュリール(Ithuriel)」、潜水艦の残り1隻は英艦「P615」としていずれも作戦中に撃沈された。
- ^ 建造したリュルセン社では、ミサイル艇ではなくコルベットに類別している。
- ^ MİLGEM Projesi
- ^ TF-2000 Firkateyn Projesi
- ^ 「海外艦艇ニュース トルコ海軍がイスタンブール級フリゲイトを追加発注」『世界の艦船』第991集(2023年4月号) 海人社 P.166
- ^ Havadan Bağımsız Tahrik Sistemine Sahip Denizzalti Projesi
- ^ Turkey in $4 bln submarines deal with HDW - ロイター、2008年7月22日。
- ^ ギュル級潜水艦、トルコ海軍公式
- ^ プレヴェゼ級潜水艦、トルコ海軍公式
- ^ アイ級潜水艦、トルコ海軍公式
- ^ バルバロス級フリゲート、トルコ海軍公式
- ^ ヤウズ級フリゲート、トルコ海軍公式
- ^ ガビヤ級フリゲート、トルコ海軍公式
- ^ テペ級フリゲート、トルコ海軍公式
- ^ MILGEM型コルベット、トルコ海軍公式
- ^ ブラク級コルヴェット、トルコ海軍公式
- ^ クルチ級攻撃艇、トルコ海軍公式
- ^ ユルドゥズ級攻撃艇、トルコ海軍公式
- ^ ドーアン級攻撃艇、トルコ海軍公式
- ^ リュズギャール級攻撃艇、トルコ海軍公式
- ^ カルタル級攻撃艇
- ^ 1970年代半ばに再就役。
- ^ アイドゥン級機雷掃討艦、トルコ海軍公式
- ^ エンギン級機雷掃討艦、トルコ海軍公式
- ^ セイディ級機雷探査艦、トルコ海軍公式
- ^ フェレンク級機雷探査艦、トルコ海軍公式
- ^ チェシメ級、トルコ海軍公式
- ^ 測量艦、トルコ海軍公式
- ^ a b 旧・米艦。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- Christopher Langton, Military Balance 2007, Routledge
- 世界の艦船(海人社)各号
- Jane's Fighting Ships 2011-2012