トロイ・マーフィー
引退 | |
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ポジション | PF/C |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1980年5月2日(44歳) |
出身地 | ニュージャージー州モリスタウン |
身長(現役時) | 211cm (6 ft 11 in) |
体重(現役時) | 111.1kg (245 lb) |
キャリア情報 | |
出身 | ノートルダム大学 |
ドラフト | 2001年 14位 |
選手経歴 | |
2001-2007 2007-2011 2010-2011 2011 2011-2012 |
ゴールデンステート・ウォリアーズ インディアナ・ペイサーズ ニュージャージー・ネッツ ボストン・セルティックス ロサンゼルス・レイカーズ |
Stats Basketball-Reference.com | |
トロイ・ブランドン・マーフィー(Troy Brandon Murphy、1980年5月2日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州モリスタウン出身のバスケットボール選手。ポジションはセンター。身長211cm、体重111.1kg。
経歴
[編集]NBA
[編集]ノートルダム大学に3年間在籍した後、アーリーエントリーを宣言。2001年のNBAドラフトにおいてゴールデンステート・ウォリアーズから全体14位指名を受けた。ルーキーイヤーの2001-02シーズンは地味な成績で終えたものの、2年目の2002-03シーズンは躍進。開幕から先発起用されると、ダブル・ダブルを量産。10リバウンド以上獲得できる選手として認知されるようになった。2月のオールスターウィークエンドではルーキーチャレンジ(新人のオールスター)に2年目の選手代表として出場した。また、この年のMIPを選出する投票では3位だった。しかし期待された3年目の2003-04シーズンは、故障によって28試合の出場に留まり、不本意なシーズンを過ごした。
2004-05シーズンは3ポイントシュートに目覚める。キャリアでは前年に17本の3Pシュートを試みたのが最高だったが、この年は70試合出場のうち148本ものシュートを放って59本成功させた(確率は.399)[要出典]。オフェンスにおいても平均15.4得点を記録し、また平均10.8リバウンドで一昨年以来のシーズンダブルダブルを記録している。2005-06シーズンは若干成績は下降しているが大きな怪我をすることなく74試合の出場を果たした。
2006-07シーズンは低迷するウォリアーズを再編すべくドン・ネルソンが11年ぶりにHCに就任。開幕前はマーフィーをセンター起用する方針でいたが、結局、アンドリス・ビエドリンシュが先発センターを務めることになり、昨年同様パワーフォワードでの先発になった。また開幕前のプレシーズンゲームにおいて相手選手と接触した際に鼻骨を骨折。開幕戦からはフェイスガードを装着して望むことになった。その後、プレイ面では不調。故障も重なって欠場を繰り返した。そしてシーズン途中の1月17日、トレードによりアル・ハリントン、スティーブン・ジャクソン、シャルーナス・ヤシケヴィチュス、ジョシュ・パウエルと交換で、マイク・ダンリービー・ジュニア、アイク・ディオグ、キース・マクリオドと共に、インディアナ・ペイサーズへ移籍した。
2010年オフに、トレードで、ニュージャージー・ネッツへ移籍。
2011年2月23日に、ユタ・ジャズ(当時)のデロン・ウィリアムスらが絡む、三角トレードにより、かつて所属したゴールデンステート・ウォリアーズへ放出された後、バイアウトで解雇され、3月2日にボストン・セルティックスと契約。
2011-12シーズンはロサンゼルス・レイカーズでプレーし、2012-13シーズンはダラス・マーベリックスで数試合プレーした後解雇され、引退となった。
プレイスタイル
[編集]前述の通り、2004年以降は3Pシュートも多投するようになったビッグマンである。元々フリースローも高確率で決めており、長身の割りには器用だったといえよう(長身選手には外郭からのシュートやフリースローを苦手にする選手が数多い)。外郭からのシュートのおかげで3Pラインの外側、またハイポストからローポストまで、シュートセレクション(シュートの選択肢)の幅が広がった。やはりファンの多くは最大の魅力をリバウンドに感じており、毎試合10個前後を記録する。キャリアハイは2003年に記録した22リバウンドである。しかし211cmの身長ながらブロックショットはキャリア平均0.4ブロックで、非常に少ない。
外部リンク
[編集]- NBA.com トロイ・マーフィー(英語版)
- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference