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トロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブ
Toronto Cricket Skating and Curling Club
略称 TCSCC
設立 1827年
種類 会員制スポーツクラブ
所在地 カナダオンタリオ州トロントウィルソン・アベニュー141
座標 北緯43度44分24秒 西経79度25分08秒 / 北緯43.7399度 西経79.41902度 / 43.7399; -79.41902座標: 北緯43度44分24秒 西経79度25分08秒 / 北緯43.7399度 西経79.41902度 / 43.7399; -79.41902
ウェブサイト torontocricketclub.com
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トロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブ英語: Toronto Cricket Skating and Curling Club)は、カナダオンタリオ州トロントにある会員制のスポーツクラブである[1]。競技はクリケットスケートカーリングゴルフスキースカッシュテニスなど多岐に渡る[1]フィギュアスケート競技における業績で知られている。

歴史

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1827年にトロント・クリケット・クラブ、1836年にトロント・カーリング・クラブ、1895年にトロント・スケート・クラブがそれぞれ設立された。これらの3つのクラブは施設の維持・管理や行事運営の経費による経済難から統合することを決め、1957年にトロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブとして新たに設立された[1]

競技

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競技はクリケットスケートカーリングゴルフスキースカッシュテニスなど多岐に渡る[1]。本クラブはフィギュアスケート競技での功績で知られている。フィギュアスケートのコーチはブライアン・オーサーおよびトレイシー・ウィルソン[2]2010年バンクーバーオリンピック金メダリストのキム・ヨナ[3]2014年ソチ2018年平昌2大会連続オリンピック金メダリストの羽生結弦[4]、2018年平昌オリンピック銅メダリストのハビエル・フェルナンデス[5]2017年世界選手権銅メダリストのガブリエル・デールマン[6]2019年世界選手権銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ[7]など、多くのスケーターを輩出している。

日本との関係

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1968年、樋口豊が本クラブ初の日本人会員となった。4年間をトロントで過ごした樋口は、毎夏クラブの練習に参加し、日本人若手選手らを強化のため送り込むこともあるという[1]

本クラブはスケートプログラムに参加する日本人若手選手を対象に、会員が自分の家庭で選手らを滞在させるホームステイなどの活動も行っている[1]

2019年9月18日、スポーツを通じた日本とカナダとの相互理解および友好親善促進に対する貢献が評価され、令和元年度の外務大臣表彰を受賞した[8]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f 故三笠宮崇仁親王殿下や元フィギュアスケート選手の樋口豊氏との交流をもつ「トロント・クリケットクラブと日本の深い関係」」『TORJA カナダ・トロント生活情報サイト』、2019年11月4日。2019年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月30日閲覧。
  2. ^ SPで歴代最高…羽生を支える「チーム・オーサー」」『日本経済新聞日本経済新聞社、2012年11月2日。2012年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月25日閲覧。
  3. ^ WFS編集部「【WFSプレイバック③】キム・ヨナ「来季はシニアのGPでがんばりたい。有名な選手の演技を見るのが楽しみです」」ワールド・フィギュアスケート、2024年2月25日。2024年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月6日閲覧。
  4. ^ オリンピックチャンネル編集部「【フィギュアスケート】紀平梨花がブライアン・オーサー氏にコーチ変更...練習拠点はカナダ・トロントに」『Orinpics.com』国際オリンピック委員会、2021年9月8日。2021年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月25日閲覧。
  5. ^ “羽生結弦の盟友”ハビエル・フェルナンデスが独占告白「彼は心の底からの戦士だ」…平昌の表彰式直前、羽生に伝えた“ある一言”とは?」『Number Web』文藝春秋、2022年2月9日。2022年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月6日閲覧。
  6. ^ ガブリエル・デールマンってどんな人?摂食障害に苦しんだ過去を乗り越えて」『SPREAD』Neo Sports、2019年3月19日。2019年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月6日閲覧。
  7. ^ メドベージェワ吠えた復活の舞「200%の努力をしてきた」」『Sponichi Annex』スポーツニッポン、2019年3月22日。2019年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月6日閲覧。
  8. ^ トロント・クリケット・スケーティング・アンド・カーリング・クラブへの令和元年度外務大臣表彰在トロント日本国総領事館、2019年10月2日。2019年12月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月31日閲覧。

外部リンク

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