コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ドッジー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドッジー
Dodgy
2012年撮影(ボーカルのナイジェル)
基本情報
出身地 イギリスの旗 イギリス
ロンドン・ハウンズロー
ジャンル オルタナティヴ・ロック
ブリットポップ
パワー・ポップ
活動期間 1990年 - 1998年
1999年 - 2002年
2007年 -
レーベル A&Mレコード
チェリーレッド
公式サイト http://www.dodgyology.com
メンバー ナイジェル・クラーク
アンディ・ミラー
マシュー・プリースト
スチュ・トイ
旧メンバー リチャード・ペイン
デイヴ・バッシー
ニック・アネット
クリス・ハラム

ドッジー (Dodgy) はイギリスロンドン出身のロックバンド

来歴

[編集]

1990年、ナイジェル・クラーク(ボーカル/ベース)、アンディ・ミラー(ギター)、マシュー・プリースト(ドラムス)の3人で結成。ビートルズザ・フーといった往年のブリティッシュ・ロックに影響を受けた親しみやすいメロディやコーラスが特徴で、DJクラブとライヴを組み合わせたイベント「ドッジー・クラブ」を主催するなどデビュー前から独自の活動を行い、A&Mレコードと契約。

1993年、ライトニング・シーズのイアン・ブロウディーがプロデュースした1stアルバム『ザ・ドッジー・アルバム』を発表。1994年、シングル「ステイング・アウト・フォー・ザ・サマー」がスマッシュヒット。同年発表の2ndアルバム『ホームグロウン』は全英28位に入った。1996年発表の3rdアルバム『フリー・ピース・スウィート』とシングル「グッド・イナフ」はともに全英トップテン入りし、本格的なブレイクを果たす。1998年、ナイジェルがバンドを脱退。同年、それまでの活動をまとめたベストアルバム『エースA’s&キラーB’s』が発表された。

残されたメンバーはバーナード・バトラーのバックバンドを務めるなどした後、1999年夏から新メンバーを加えてドッジー名義で再始動を図る。2001年、ファンから資金提供を募って制作したアルバム『リアル・エステイト』を発表。しかしほとんど注目されないまま、このラインナップでの活動は終了。一方、バンドを脱退したナイジェルは2005年からソロ活動を開始。2006年ソロアルバム『21st Century Man』を発表した。

2007年、オリジナル・メンバーで再結成することを発表。その後はツアーやフェスティバル出演など地道に活動を続け、2012年にはオリジナル・メンバーとしては16年ぶりとなる再結成アルバム『スタンド・アップライト・イン・ア・クール・プレイス』を自主レーベルから発表。2016年、チェリーレッドから最新作『ホワット・アー・ウィ・ファイティング・フォー』を発表。このアルバムから新メンバーのスチュ・トイ(ベース)を加えた4人体制となった。

エピソード

[編集]
  • イアン・ブラウンのニックネームである「キングモンキー」とは、ドラムスのマシューが名づけたもの。
  • ブルートーンズとは同郷であり、メンバーはデビュー前に同じ一軒屋に住み込んでいたこともある。サポートメンバーでキーボード担当のリチャード・ペインは、ドッジー解散後の一時期ブルートーンズに加入していた。

ディスコグラフィー

[編集]

スタジオ・アルバム

[編集]
  • 1993年 - ザ・ドッジー・アルバム (The Dodgy Album) - 全英75位
  • 1995年 - ホームグロウン (Homegrown) - 全英28位
  • 1996年 - フリー・ピース・スウィート (Free Peace Sweet) - 全英7位
  • 2001年 - リアル・エステイト (Real Estate)
  • 2012年 - スタンド・アップライト・イン・ア・クール・プレイス (Stand Upright In A Cool Place) - 全英76位
  • 2016年 - ホワット・アー・ウィ・ファイティング・フォー (What Are We Fighting For) - 英インディー28位

外部リンク

[編集]