ドニー・マーフィー

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ドニー・マーフィー
Donnie Murphy
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州レイクウッド
生年月日 (1983-03-10) 1983年3月10日(41歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 三塁手二塁手
プロ入り 2002年 ドラフト5巡目(全体138位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名
初出場 2004年9月18日 クリーブランド・インディアンス
最終出場 2014年7月4日 ニューヨーク・メッツ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ドナルド・レックス・マーフィーDonald Rex Murphy , 1983年3月10日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州レイクウッド出身の元プロ野球選手内野手)。右投右打。

経歴[編集]

ロイヤルズ時代[編集]

2002年、MLBドラフト5巡目(全体138位)でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、6月23日に入団。

2004年9月18日クリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビュー。9番・二塁手でスタメン起用され、4打数1安打だった。この年は7試合に出場した。

2005年、昇格直後の7月20日のインディアンス戦でCC・サバシアから初本塁打を記録した。32試合に出場し、1本塁打8打点、打率.156だった。

2006年はAA級ウィチタ・ラングラーズでプレーし、メジャー昇格はなかった。

アスレチックス時代[編集]

2006年11月28日、金銭トレードでオークランド・アスレチックスへ移籍[1]

2007年は開幕をAAA級サクラメント・リバーキャッツで迎えた。5月26日にメジャーに昇格したが、1試合のみの出場で降格し、6月8日に再び昇格。42試合に出場し、6本塁打21打点1盗塁、打率.290だった。

2008年は46試合に出場し、3本塁打13打点2盗塁、打率.184だった。10月9日にFAとなった。

オリオールズ時代[編集]

2008年11月15日ボルチモア・オリオールズとマイナー契約で合意。

2009年はAAA級ノーフォーク・タイズでプレーしたが、肘の故障の影響で3試合の出場にとどまり、11月9日にFAとなった。

マーリンズ時代[編集]

2009年12月11日フロリダ・マーリンズとマイナー契約を結んだ。

2010年7月3日にメジャー昇格。9月1日ワシントン・ナショナルズ戦で4回表の守備中、飛球を捕ろうと試みた際に手首を脱臼し、途中交代となった[2]。29試合に出場し、3本塁打16打点、打率.318という結果で終えた。10月14日にFAとなったが、10月18日にマーリンズとマイナー契約で再契約した。

2012年は開幕ロースター入りを果たしたが、6月10日にDFAとなり、AAA級ニューオーリンズ・ゼファーズに降格した。7月27日に再昇格したが、8月3日にハムストリングを痛め、8月8日に故障者リスト入りした。8月19日に故障者リストから復帰。この年は52試合に出場し、3本塁打12打点1盗塁、打率.216だった。10月17日にFAとなった。

カブス時代[編集]

2012年12月17日ミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ[3]

2013年3月27日に放出され、4月3日シカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。AAA級アイオワ・カブスでは89試合に出場し、12本塁打41打点5盗塁、打率.265だった。8月3日にカブスとメジャー契約を結び、46試合に出場。自己最多の11本塁打23打点を記録した。オフの12月3日にカブスと82万5000ドルの1年契約で合意した[4]

レンジャーズ時代[編集]

2014年3月26日にウェーバーでテキサス・レンジャーズへ移籍した[5]。移籍後は開幕ロースター入りし、26試合に出場していたが、5月8日に首の痛みを訴え、15日間の故障者リスト入りした。5月23日に復帰[6]。復帰後は19試合に出場したが、打率が1割台まで落ち込み、7月7日にDFAとなった[7]。7月9日に放出された。

レンジャーズ退団後[編集]

7月19日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだが[8]8月12日に解雇となり、16日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結ぶ。

2015年2月18日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結ぶ。8月2日に自由契約となった。この年限りで現役引退。

現役引退後[編集]

2016年2月23日にトロント・ブルージェイズ傘下A級ランシング・ラグナッツの打撃コーチに就任した。その後もブルージェイズ傘下のマイナー球団で指導者の道を歩み、2018年からはA+級ダニーデン・ブルージェイズの打撃コーチ、2019年はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツの打撃コーチ、2020年はA+級ダニーデン・ブルージェイズの監督[注 1]2021年はA級バンクーバー・カナディアンズの監督[9]2022年からはA級ダニーデン・ブルージェイズの監督を務めた[10]

2024年よりAAA級バッファロー・バイソンズのベンチコーチを務めている[11]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 新型コロナウイルスの感染拡大により2020年シーズンが開催されなかったため、実際に公式戦で指揮を執ることはなかった。

出典[編集]

  1. ^ Royals trade Donnie Murphy to Oakland for cash considerations MLB.com
  2. ^ Murphy injures wrist recording out MLB.com
  3. ^ Brewers sign infielder Donnie Murphy FOX Sports Wisconsin
  4. ^ Cubs retain nine with signings, contract tenders MLB.com
  5. ^ Carrie Muskat (2014年3月26日). “With Wednesday moves, roster down to 32”. MLB.com. 2014年3月27日閲覧。
  6. ^ Rangers place 1B Prince Fielder on 15-day disabled list”. MLB.com Rangers Press Release (2014年5月23日). 2014年5月24日閲覧。
  7. ^ Rangers recall RHP Roman Mendez and purchase contract of outfielder Jake Smolinski from Triple-A Round Rock”. MLB.com Rangers Press Release (2014年7月7日). 2014年7月8日閲覧。
  8. ^ Mark Sheldon (2014年7月18日). “Reds have top 18 Draft picks locked up”. MLB.com. 2014年7月20日閲覧。
  9. ^ 2021 Vancouver Canadians Field Staff Announced”. MiLB.com (2021年3月8日). 2021年7月10日閲覧。
  10. ^ Dunedin Blue Jays (2023年2月15日). “Donnie Murphy Returns for 2nd Season as Manager”. MiLB.com. 2023年3月4日閲覧。
  11. ^ Pat Malacaro (2024年1月29日). “Blue Jays announce Bisons 2024 coaching staff, Casey Candaele returns to manage Herd”. MiLB.com. Bisons.com. 2024年3月10日閲覧。

外部リンク[編集]