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ナソ忘れ形見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナソ忘れ形見
著者グルプラサッド・マイナリ
ネパール
言語ネパール語
題材カター
出版社साझा प्रकाशन
ページ数124ページ
ISBN9789937321891

『ナソ忘れ形見』 (ネパール語:नासो कथासंग्रह)はネパール人作家グルプラサッド・マイナリ(ネパール語:गुरूप्रसाद मैनाली)によって書かれた11編の社会短編小説集[1]

概要

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表題作でもある「ナソ」はカトマンズで創刊(1935年)された月間文芸誌「サーラダ」(ネパール語:शारदा)第4号に発表されたネパールの近代短編小説(カター)の第1号である[2]
「ナソ」はネパール語で「人に預けてある品物」を意味し、作品の中では「忘れ形見」を意味する[3][4]

収録作品[4]

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  • ナソ(नासो)
  • ご近所(छिमेकी)
  • つぐない(अभागी)
  • 罪の報い(कर्तव्य)
  • さよなら(चित्ताको ज्वाला)
  • 干し草の火(शहीद)
  • 幸い薄き人生(बिदा)
  • 殉国者(प्रायश्चित)
  • つとめ(प्रत्यागमन)
  • 里帰り(पापको परिणाम)
  • 火葬台の焔(परालको आगो)

脚注

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  1. ^ 『ネパール短編小説選集』、大学書林、佐伯和彦 著
  2. ^ 早稲田文学 no.214』1994年、アジア・アフリカの文学<ネパール>二篇 解題より
  3. ^ 『ネパール語辞典』単行本、1997年、大学書林、三枝礼子著
  4. ^ a b 『ナソ・忘れ形見―ネパール短編小説集』単行本、1992/3/1、穂高書店、野津治仁 訳・注