野津治仁
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野津 治仁(のづ はるひと、ネパール語: हारुहितो नोजु、1960年〈昭和35年〉1月1日 - )は、日本のネパール語通訳・翻訳者、語学講師。奈良県天理市の出身[1]。JICA語学諮問委員、東京外国語大学OA講師。
弟はタイ研究者の野津幸治[1]。また、従兄(父方)に俳優の佐野史郎がいる。
来歴・人物
[編集]北九州市立大学文学部英文学科卒業後、1983年2月~1985年3月、1988年8月~1994年3月トリブバン大学に留学(M.A.修了)。通算7年8ヵ月をネパールで過ごす。[1]
多数の翻訳、執筆、首相・皇太子をはじめとする通訳、現地でのテレビ・映画出演[2]を経験。2019年(令和元年)即位礼正殿の儀では儀訪日中のビッディヤ・デヴィ・バンダリネパール連邦民主共和国大統領通訳を担当。
日本におけるネパール語通訳の草分け的存在として知られる。訳書に『ナソ・忘れ形見』(穂高書店)。おもな著書に『旅の指さし会話 25 ネパール』(情報センター出版局)、『CDエクスプレス ネパール語』(白水社)、『アジア語楽紀行 旅するネパール語』(日本放送出版協会)などがある。
書籍
[編集]単著
[編集]- 『旅の指さし会話帳 25 ネパール』2002年(情報センター出版局)
- 『CDエクスプレス ネパール語』2006年(白水社)
- 『アジア語楽紀行 旅するネパール語』2008年(日本放送出版協会)
- 『ナソ・忘れ形見』1992年(穂高書店)