ニコラス・ローグ
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ニコラス・ローグ Nicolas Roeg | |||||||||
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2008年 | |||||||||
本名 | Nicolas Jack Roeg[1] | ||||||||
生年月日 | 1928年8月15日 | ||||||||
没年月日 | 2018年11月23日(90歳没) | ||||||||
出生地 | イングランド ロンドン | ||||||||
職業 | 映画監督、撮影監督 | ||||||||
ジャンル | 映画、テレビ映画 | ||||||||
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ニコラス・ローグ(Nicolas Roeg、1928年8月15日 - 2018年11月23日[2])は、イングランドの映画監督、撮影監督である。
経歴
[編集]1928年8月15日[3]、ロンドンに生まれる[4]。映写技師として、軍隊に所属していた[5]。第二次世界大戦の後、雑用係および編集の見習いとして映画業界に入った[5]。
『華氏451』や『遥か群衆を離れて』、『華やかな情事』などの作品で撮影を担当した[6]。1970年、ドナルド・キャメルとの共同監督による『パフォーマンス 青春の罠』で映画監督デビューを果たす[6]。1976年、デヴィッド・ボウイ主演のSF映画『地球に落ちて来た男』を監督する[6]。
彼の作品は、トッド・ヘインズやスティーヴン・ソダーバーグ、ウォン・カーウァイ、チャーリー・カウフマン、クリストファー・ノーランに影響を与えている[7]。
フィルモグラフィー
[編集]長編映画
[編集]- 武器の報酬 A Prize of Arms (1962年) - 原作
- アラビアのロレンス Lawrence of Arabia (1962年) - 撮影
- 指令7で5人消せ Code 7 Victim 5 (1964年) - 撮影
- 赤死病の仮面 The Masque of the Red Death (1964年) - 撮影
- 華氏451 Fahrenheit 451 (1966年) - 撮影
- ローマで起った奇妙な出来事 A Funny Thing Happened on the Way to the Forum (1966年) - 撮影
- 遥か群衆を離れて Far from the Madding Crowd (1967年) - 撮影
- 華やかな情事 Petulia (1968年) - 撮影
- パフォーマンス 青春の罠 Performance (1970年) - 監督
- 美しき冒険旅行 Walkabout (1971年) - 監督・撮影
- 赤い影 Don't Look Now (1973年) - 監督
- 地球に落ちて来た男 The Man Who Fell to Earth (1976年) - 監督
- ジェラシー Bad Timing (1979年) - 監督
- 錆びた黄金 Eureka (1983年) - 監督
- マリリンとアインシュタイン Insignificance (1985年) - 監督
- 漂流者 2人だけの島 Castaway (1986年) - 監督
- トラック29 Track 29 (1987年) - 監督
- ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ! The Witches (1990年) - 監督
- コールド・ヘブン 悪夢の再会 Cold Heaven (1991年) - 監督
- Two Deaths (1995年) - 監督
- Puffball (2007年) - 監督
オムニバス映画
[編集]- アリア Aria (1987年) - 「仮面舞踏会」監督・脚本
- アート・オブ・エロス 監督たちの晩餐 Erotic Tales (1996年) - 「ホテル・パラダイス」監督
テレビ映画
[編集]- 七年目の愛情 Sweet Bird of Youth (1989年) - 監督
- 闇の奥/真・地獄の黙示録 Heart of Darkness (1993年) - 監督
- Full Body Massage (1995年) - 監督
- サムソンとデリラ Samson and Delilahs (1996年) - 監督
受賞
[編集]- 1999年 - 第2回英国インディペンデント映画賞 - 生涯功労賞[8]
脚注
[編集]- ^ “Nicolas Roeg”. AlloCiné. 2016年9月17日閲覧。
- ^ “ニコラス・ローグ氏死去 英映画監督”. 共同通信社. (2018年11月25日) 2018年11月25日閲覧。
- ^ “Nicolas Roeg”. British Film Institute. 2016年9月17日閲覧。
- ^ “Q&A: Nicolas Roeg”. The Guardian (2003年11月1日). 2016年9月17日閲覧。
- ^ a b “Nicolas Roeg - Biography”. AllMovie. 2016年9月17日閲覧。
- ^ a b c “The Essentials: The Films Of Nicolas Roeg”. IndieWire (2011年6月23日). 2016年9月17日閲覧。
- ^ “Nicolas Roeg: 'I don't want to be ahead of my time'”. The Guardian (2011年3月10日). 2016年9月17日閲覧。
- ^ “Entertainment: British cinema honours its stars”. BBC News (1999年10月15日). 2016年9月17日閲覧。