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ニック・スウォードソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニック・スウォードソン
Nick Swardson
Nick Swardson
2011年・コミコンにて
本名 Nicholas Roger Swardson
生年月日 (1976-10-09) 1976年10月9日(48歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミネソタ州
職業 俳優
コメディアン
脚本家
プロデューサー
ジャンル テレビ・映画
活動期間 1999年 - 現在
受賞
ゴールデンラズベリー賞
最低スクリーンアンサンブル賞
2011年ジャックとジル
その他の賞
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ニック・スウォードソンNick Swardson, 1976年10月9日 - )は、アメリカ合衆国俳優コメディアン脚本家プロデューサーである。

来歴

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1976年ミネソタ州生まれ。父親のロジャーは地元の新聞の編集者であり、ジャーナリストだった[1]。地元ミネソタ州の高校へ通い、16歳でコメディの即興劇の舞台に立つ[2][3]。少年期からアルコールやマリファナなどに手を染めて、在学中にリハビリ施設に入所している[4]1996年に卒業すると、大学へ進学するよりもスタンダップコメディアンとしての道を選択[5]。18歳の時に本格的にクラブの舞台に立つようになり、徐々に頭角を現していき、20歳のときには全米でも由緒ある祭典であるアメリカのコメディフェスティバルに参加した[4][2]。それをきっかけとして、活動の場をニューヨークへ移し、後にロサンゼルスへ移動してナイトクラブなど様々な舞台でキャリアを積んでいく。徐々にテレビ・コマーシャルやテレビドラマ、シットコム等へも出演していき、2003年にはジェイミー・ケネディと共にコメディ映画『お坊ちゃまはラッパー志望』を執筆。その同年、全米でも人気があるコメディ番組『Reno 911!』へレギュラー出演してから一気に知名度が上昇した。

コメディアン俳優アダム・サンドラーとはよく一緒に仕事をしており、彼が主演する作品に数多く脇役として出演。スウォードソンの才能に感化されたサンドラーがオファーを出し、サンドラーが製作総指揮を務めた『Grandma's Boy』においても脚本の一人としてクレジットされている。2011年にはサンドラーが製作を務めた『ポルノ☆スターへの道』で映画初主演を飾る。同作品においては、ポルノ俳優である両親の息子を演じ、クリスティーナ・リッチと共演した。その他にもウィル・フェレルケヴィン・ジェームズなどのコメディ俳優たちとも共演しており、コメディ俳優としての地位を着実に築きつつある。

出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考
2000 あの頃ペニー・レインと
Almost Famous
ボウイのファン
2003 お坊ちゃまはラッパー志望
Malibu's Most Wanted
モチャ
2006 アートスクール・コンフィデンシャル
Art School Confidential
マシュー
がんばれ!ベンチウォーマーズ
The Benchwarmers
ハウイー 脚本・出演
もしも昨日が選べたら
Click
Bed, Bath & Beyond Guy
2007 ポリス・バカデミー/マイアミ危機連発!
Reno 911!: Miami
テリー
俺たちフィギュアスケーター
Blades of Glory
ヘクター
チャックとラリー おかしな偽装結婚!?
I Now Pronounce You Chuck & Larry
ケヴィン
2008 エージェント・ゾーハン
You Don't Mess with the Zohan
マイケル
キューティ・バニー
The House Bunny
プレイボーイのフォトグラファー
ボルト
Bolt
ブレイク 声の出演
ベッドタイム・ストーリー
Bedtime Stories
エンジニア
2011 ウソツキは結婚のはじまり
Just Go with It
エディ
ポルノ☆スターへの道
Bucky Larson: Born to Be a Star
バッキー・ラーソン 出演・製作・脚本
ピザボーイ 史上最凶のご注文
30 Minutes or Less
トラヴィス
ジャックとジル
Jack and Jill
トッド
2012 俺のムスコ
That's My Boy
ケニー
2013 アダルトボーイズ遊遊白書
Body High
ニック
2016 ドゥ・オーバー: もしも生まれ変わったら
The Do-Over
ボブ
2020 僕のミッシー
The Wrong Missy
ネイト

テレビドラマ・番組

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  • LateLine (1999)
  • Spring Break Lawyer (2001)
  • Watching Ellie (2002)
  • Reno 911! (2003 - 2009)
  • Cheap Seats: Without Ron Parker (2004)
  • Gay Robot (2004)
  • That's My Daughter (2007)
  • Human Giant (2007)
  • Pretend Time (2010 - 2011)
  • The High Fructose Adventures of Annoying Orange (2012)

脚注

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  1. ^ Vogel, Jennifer (December 10, 2003). “Roger, Over and Out”. City Pages. オリジナルの2014年5月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140508031034/http://www.citypages.com/2003-12-10/news/roger-over-and-out/ February 6, 2012閲覧。 
  2. ^ a b Strauss, Neil (March 4, 1997). “The Unfunny Business Of Making the Right People (TV Producers) Laugh”. New York Times. http://www.nytimes.com/1997/03/04/arts/the-unfunny-business-of-making-the-right-people-tv-producers-laugh.html February 6, 2012閲覧。 
  3. ^ Kharakh, Ben (October 23, 2007). “Starpulse Q&A: Comedian Nick Swardson Talks About New Album, Life & Movie Projects In The Works”. starpulse.com. February 6, 2012閲覧。
  4. ^ a b Miller, Bryan (September 22, 2010). “Nick Swardson: Hometown boy headed for comedy big-time”. City Pages. オリジナルの2012年10月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121013032246/http://www.citypages.com/2010-09-22/news/nick-swardson-hometown-boy-headed-for-comedy-big-time/ February 6, 2012閲覧。 
  5. ^ Condran, Ed (March 18, 2006). “Comedy is a calling for Nick Swardson”. Asbury Park Press. http://pqasb.pqarchiver.com/app/access/1770635631.html?FMT=ABS&FMTS=ABS:FT&type=current&date=Mar+18%2C+2006&author=ED+CONDRAN&pub=Asbury+Park+Press&desc=Comedy+is+a+calling+for+Nick+Swardson&pqatl=google February 6, 2012閲覧。 

外部リンク

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