ニューヨーク・アンド・ブライトンビーチ鉄道
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ニューヨーク・アンド・ブライトンビーチ鉄道 (英語: New York & Brighton Beach Railway) 、略してNY&BBは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランドのブルックリンに存在した鉄道である。路線には標準軌が採用されており、路線長は4.8km。ニューユトレヒトのローカストグローブ駅とコニーアイランドのブライトンビーチ駅を結んでいた。
歴史
[編集]ニューヨーク・アンド・ブライトンビーチ鉄道は1880年8月5日に開通し、シーズンが終了した1880年9月19日まで運行していた。ニューヨーク州鉄道委員会への1881年の報告書によると、1881年には運行を再開したが、乗客は4867人で、17602ドルの費用に対して2726ドルしか収入がないという大幅な赤字であった[1]。
さらに1881年7月27日の早朝、ブライトンビーチ駅は火事によって全焼し35000ドルもの損害を被った上、当時保有していた車両の半分である7両の車輌も焼失し、こちらでも推定で16000ドルの損失が起こった[1]。1884年には売却され、1886年にシービーチ・アンド・ブライトン鉄道に改名された。その後、1890年の夏から2年間は、ボイントンバイシクル鉄道[2]として使用された。
ギャラリー
[編集]-
1881年に提出された報告書
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キル・ボン・カル
脚注
[編集]- ^ a b Huneke, Arthur John (2012年). “The New York & Brighton Beach Railway Company”. Arrt's Archives. 2019年9月閲覧。
- ^ 単輪とモノレール様の上部ガイドレールを組み合わせた珍しい構造