ニール・マグニー
ニール・マグニー | |
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2019年 | |
本名 |
アウートニール・ジャック・マグニー (Aoutneil Jacques Magny) |
生年月日 | 1987年8月3日(37歳)[1] |
出身地 |
アメリカ合衆国 ニューヨーク州ブルックリン[1] |
通称 |
ザ・ヘイシャン・センセーション (The Haitian Sensation) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
身長 | 191 cm (6 ft 3 in) |
体重 | 77 kg (170 lb) |
階級 |
ミドル級 →ウェルター級 |
拠点 |
アメリカ合衆国 コロラド州アーバダ |
ランク | ブラジリアン柔術 (茶帯) |
現役期間 | 2010年 - |
総合格闘技記録 | |
試合数 | 42 |
勝利 | 29 |
ノックアウト | 8 |
タップアウト | 4 |
判定 | 17 |
敗戦 | 13 |
ノックアウト | 4 |
タップアウト | 6 |
判定 | 3 |
子供 | 1人 |
総合格闘技記録 - SHERDOG |
ニール・マグニー(Neil Magny、1987年8月3日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。ニューヨーク州ブルックリン出身。エレベーション・ファイトチーム所属。
来歴
[編集]ハイチ人とドミニカ共和国人の家系の家庭に生まれる。17歳からミゲール・トーレスのジムでブラジリアン柔術とキックボクシングを始め、南イリノイ大学進学後は国家警備隊に入隊。全米兵格闘選手権と全防衛軍格闘技選手権で優勝し、大学在学中の2010年に総合格闘技デビュー[1]。
The Ultimate Fighter
[編集]2012年8月、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」のシーズン16に出場。シェイン・カーウィン率いるチーム・カーウィンに所属。ウェルター級トーナメント1回戦でキャメロン・ディフリーと対戦し、3-0の判定勝ち。2回戦でブリストル・マルンデと対戦し、3-0の判定勝ち。準決勝でマイク・リッチと対戦し、肘打ちでKO負けを喫した。
2013年1月、プロ格闘家に専念するため、イリノイ州兵を退役した[2]。
UFC
[編集]2013年2月23日、UFC初参戦となったUFC 157でジョン・マンリーと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2015年2月14日、UFC Fight Night: Henderson vs. Thatchでストラッサー起一と対戦し、リアネイキドチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2015年5月16日、UFC Fight Night: Edgar vs. Faberでイム・ヒョンギュと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2015年8月1日、UFC 190でウェルター級ランキング6位のデミアン・マイアと対戦し、リアネイキドチョークで一本負け。
2015年11月21日、UFC Fight Night: Magny vs. Gastelumでウェルター級ランキング15位のケルヴィン・ガステラムと対戦し、2-1の判定勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2016年3月19日、UFC Fight Night: Hunt vs. Mirでウェルター級ランキング13位のヘクター・ロンバードと対戦し、パウンドでTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2016年12月30日、UFC 207でウェルター級ランキング6位のジョニー・ヘンドリックスと対戦し、3-0の判定勝ち。
2017年9月9日、UFC 215でウェルター級ランキング10位のハファエル・ドス・アンジョスと対戦し、肩固めで一本負けを喫した。
2017年12月30日、UFC 219でウェルター級ランキング8位のカーロス・コンディットと対戦し、3-0の判定勝ち。
2018年11月17日、UFC Fight Night: Magny vs. Ponzinibbioでウェルター級ランキング10位のサンチアゴ・ポンジニッビオと対戦し、右ストレートでKO負け。
2019年5月14日、全米アンチドーピング機関(USADA)による抜き打ち薬物検査を5月5日に受け、禁止薬物Di-Hydroxy-LGD-4033の陽性反応が出たことを5月11日にUSADAから通知されたことをマグニーが自身で公表した[3]。2019年9月11日、調査の結果、陽性反応の原因が汚染サプリメントによるものと証明されたため、USADAによる処分を受けずに済んだことをマグニーが自身で公表した[4][5]。
2020年8月29日、UFC Fight Night: Smith vs. Rakićでウェルター級ランキング13位の元UFC世界ウェルター級王者ロビー・ローラーと対戦し、3-0の判定勝ち。
2021年1月20日、UFC on ESPN: Chiesa vs. Magnyでウェルター級ランキング8位のマイケル・キエーザと対戦し、0-3のの5R判定負け。
2021年5月7日、UFC on ESPN: Rodriguez vs. Watersonでウェルター級ランキング10位のジェフ・ニールと対戦し、3-0の判定勝ち。
2022年6月25日、UFC on ESPN: Tsarukyan vs. Gamrotでウェルター級ランキング15位のシャフカト・ラフモノフと対戦し、ギロチンチョークで2R一本負け[6]。
2022年11月5日、UFC Fight Night: Rodriguez vs. Lemosでウェルター級ランキング14位のダニエル・ロドリゲスと対戦し、ダースチョークで3R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞し、UFCウェルター級最多勝利記録「20勝」を更新した[7]。
2023年1月21日、UFC 283でウェルター級ランキング5位のギルバート・バーンズと対戦し、肩固めで1R一本負け[8]。
2023年8月19日、UFC 292のウェルター級ランキング13位のイアン・ギャリーと対戦し、0-3の判定負け[9]。
2024年11月9日、UFC Fight Night: Magny vs. Pratesでカルロス・プラチスと対戦し、テンプルへかすめた左フックで1RKO負け[10]。
人物・エピソード
[編集]- 2014年にロジャー・ウエルタと並びUFC年間最多記録となる年間5勝をあげた。
- UFCのメイクアップアーティストを長年務め、2020年3月にステージ4の乳がんと診断され闘病生活を送っていたスージー・フリトン(2021年没)へGoFundMeを通して1000ドルを寄付した[11]。
- 既婚者であり、白人女性との間に一人息子がいる。
戦績
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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42 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
29 勝 | 8 | 4 | 17 | 0 | 0 | 0 |
13 敗 | 4 | 6 | 3 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | カルロス・プラチス | 1R 4:50 KO(左フック) | UFC Fight Night: Magny vs. Prates | 2024年11月9日 |
× | マイケル・モラレス | 1R 4:39 TKO(パウンド) | UFC on ESPN 62: Cannonier vs. Borralho | 2024年8月24日 |
○ | マイク・マロット | 3R 4:45 TKO(パウンド) | UFC 297: Strickland vs. du Plessis | 2024年1月20日 |
× | イアン・ギャリー | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 292: Sterling vs. O'Malley | 2023年8月19日 |
○ | フィル・ロウ | 5分3R終了 判定2-1 | UFC on ABC 5: Emmett vs. Topuria | 2023年6月24日 |
× | ギルバート・バーンズ | 1R 4:15 肩固め | UFC 283: Teixeira vs. Hill | 2023年1月21日 |
○ | ダニエル・ロドリゲス | 3R 3:33 ダースチョーク | UFC Fight Night: Rodriguez vs. Lemos | 2022年11月5日 |
× | シャフカト・ラフモノフ | 2R 4:58 ギロチンチョーク | UFC on ESPN 38: Tsarukyan vs. Gamrot | 2022年6月25日 |
○ | マックス・グリフィン | 5分3R終了 判定2-1 | UFC on ESPN 33: Blaydes vs. Daukaus | 2022年3月26日 |
○ | ジェフ・ニール | 5分3R終了 判定3-0 | UFC on ESPN 24: Rodriguez vs. Waterson | 2021年5月8日 |
× | マイケル・キエーザ | 5分5R終了 判定0-3 | UFC on ESPN 20: Chiesa vs. Magny | 2021年1月20日 |
○ | ロビー・ローラー | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Smith vs. Rakić | 2020年8月29日 |
○ | アンソニー・ロッコ・マーティン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 250: Nunes vs. Spencer | 2020年6月6日 |
○ | リー・ジンリャン | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 248: Adesanya vs. Romero | 2020年3月7日 |
× | サンチアゴ・ポンジニッビオ | 4R 2:36 KO(右ストレート) | UFC Fight Night: Magny vs. Ponzinibbio | 2018年11月17日 |
○ | クレイグ・ホワイト | 1R 4:32 TKO(パウンド) | UFC Fight Night: Thompson vs. Till | 2018年5月27日 |
○ | カーロス・コンディット | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 219: Cyborg vs. Holm | 2017年12月30日 |
× | ハファエル・ドス・アンジョス | 1R 3:43 肩固め | UFC 215: Nunes vs. Shevchenko 2 | 2017年9月9日 |
○ | ジョニー・ヘンドリックス | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 207: Nunes vs. Rousey | 2016年12月30日 |
× | ロレンズ・ラーキン | 1R 4:08 TKO(肘打ち連打) | UFC 202: Diaz vs. McGregor 2 | 2016年8月20日 |
○ | ヘクター・ロンバード | 3R 0:46 TKO(パウンド) | UFC Fight Night: Hunt vs. Mir | 2016年3月19日 |
○ | ケルヴィン・ガステラム | 5分5R終了 判定2-1 | UFC Fight Night: Magny vs. Gastelum | 2015年11月21日 |
○ | エリック・シウバ | 5分3R終了 判定2-1 | UFC Fight Night: Holloway vs. Oliveira | 2015年8月23日 |
× | デミアン・マイア | 2R 2:52 リアネイキドチョーク | UFC 190: Rousey vs. Correia | 2015年8月1日 |
○ | イム・ヒョンギュ | 2R 1:24 TKO(パウンド) | UFC Fight Night: Edgar vs. Faber | 2015年5月16日 |
○ | ストラッサー起一 | 3R 1:22 リアネイキドチョーク | UFC Fight Night: Henderson vs. Thatch | 2015年2月14日 |
○ | ウィリアム・マカリオ | 3R 2:40 TKO(マウントパンチ) | UFC 179: Aldo vs. Mendes 2 | 2014年10月25日 |
○ | アレックス・ガルシア | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Henderson vs. dos Anjos | 2014年8月23日 |
○ | ホドリゴ・ジ・リマ | 2R 2:32 KO(右ストレート→パウンド) | UFC Fight Night: Te Huna vs. Marquardt | 2014年6月28日 |
○ | ティム・ミーンズ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Brown vs. Silva | 2014年5月10日 |
○ | ガサン・ウマラトフ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 169: Barao vs. Faber | 2014年2月1日 |
× | セス・バジンスキー | 5分3R終了 判定0-3 | UFC: Fight for the Troops 3 | 2013年11月6日 |
× | セルジオ・モラエス | 1R 3:13 三角絞め | UFC 163: Aldo vs. Korean Zombie | 2013年8月3日 |
○ | ジョン・マンリー | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 157: Rousey vs. Carmouche | 2013年2月23日 |
○ | ダニエル・サンドマン | 5分3R終了 判定3-0 | Hoosier Fight Club 10 | 2012年2月11日 |
× | アンドリュー・トレース | 1R 3:10 ギロチンチョーク | Combat USA: Wisconsin vs. Illinois Championship | 2011年7月21日 |
○ | クアルトゥス・スティット | 2R 0:38 三角絞め | Combat USA: Illinois State Finals | 2011年5月14日 |
○ | ケヴィン・ノヴァチク | 5分3R終了 判定3-0 | Hoosier Fight Club 7: Validation | 2011年4月9日 |
○ | ダリオン・テリー | 3R 2:13 TKO(パンチ連打) | Rumble Time Promotions | 2010年11月19日 |
○ | ローレンス・ダニング | 2R 3:09 TKO(パンチ連打) | Cut Throat MMA: Supremacy | 2010年11月6日 |
○ | ネイト・プラット | 5分3R終了 判定3-0 | C3 Fights: Slammin Jammin Weekend 6 | 2010年10月22日 |
○ | ノーラン・ノーウッド | 2R 2:44 キムラロック | C3 Fights: Slammin Jammin Weekend 5 | 2010年8月7日 |
表彰
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c ニール・マグニー UFC公式サイト
- ^ Illinois Guardsman Appears On Ultimate Fighter 16 Illinois National Guard公式サイト 2013年1月10日
- ^ Neil Magny reveals USADA violation reason behind withdrawal from UFC RochesterMMA mania 2019年5月14日
- ^ Neil Magny ‘happy’ Nate Diaz was cleared so quickly thanks in large part to his own USADA ordealMMAFighting 2019年10月29日
- ^ Neil Magny cleared by USADABJ Penn 2019年9月11日
- ^ UFC Vegas 57 results: Shavkat Rakhmonov makes it look easy, strangles Neil Magny MMA Mania 2022年6月26日
- ^ Neil Magny explains why he refuses to compare himself to Georges St-Pierre even after breaking his UFC record MMA Fighting 2022年11月6日
- ^ UFC 283 results: Gilbert Burns calls out Colby Covington after dominant submission win over Neil Magny MMA Fighting 2023年1月21日
- ^ Ian Garry gives middle finger to Neil Magny after dominating toughest opponent of his career at UFC 292 talkSPORT 2023年8月20日
- ^ Carlos Prates faceplants Neil Mangy with brutal one-punch knockout in UFC Vegas 100 main event MMA Fighting 2024年11月9日
- ^ Jon Jones, Dustin Poirier and other MMA fighters donate money to help UFC employee fight cancer Harcord 2020年7月10日