ネッビオーロ
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ネッビオーロ (Nebbiolo) は、イタリア共和国の北部、ピエモンテ州やロンバルディア州、ヴァッレ・ダオスタ州で生産される赤ワイン用のぶどう品種(黒ぶどう)[1]。
特徴
[編集]高級ワインとされるバローロやバルバレスコはこの品種から作られる[2]。土壌の性質や日当りの加減など、栽培条件に多くの条件を要する[2]。
基本的に色は薄く、未熟成の状態ではタンニンや酸味が強いが、3・4年の熟成を経て高級ワインとなる[2]。
ネッビオーロという名はクーネオ県での呼び名で、ピエモンテ州ではスパンナ(Spanna)[3]、ロンバルディア州ではキアヴェンナスカ(Chiavennasca)、ヴァッレ・ダオスタ州ではピクトゥネール(Picoutener)やピコテンドロ(Picotendro)[4]などと呼ばれる[1]。
代表的な商品
[編集]→詳細は「イタリアワイン」を参照
DOCGワイン
[編集]DOCGは[注釈 1]はイタリアの統制保証付原産地呼称ワインである。
- Barbaresco (バルバレスコ) - ピエモンテ州クーネオ県バルバレスコ ネッビオーロ100%
- Barolo (バローロ) - ピエモンテ州クーネオ県バローロ ネッビオーロ100%
- Gattinara (ガッティナーラ) - ピエモンテ州ヴェルチェッリ県ガッティナーラ ネッビオーロ90%
- Ghemme (ゲンメ) - ピエモンテ州ノヴァーラ県ゲンメ ネッビオーロ65-85%
- Valtellina Superiore (ヴァルテッリーナ・スペリオーレ) - ロンバルディア州ソンドリオ県 ネッビオーロ90-100%
DOCワイン
[編集]DOC[注釈 2]はイタリアの統制原産地呼称ワインである。
- Nebbiolo d'Alba ネッビオーロ・ダルバ ピエモンテ州クーネオ県アルバなど